大阪府西淀川区　　家の中庭のエクステリア・外構工事

今回は玄関横にあります
こちらの中庭部分のエクステリア・外構工事です。

前日の天気予報では雨が心配されたのですが
今日は生コンクリートを流さない為
雨が降ってもできる下地を作る作業になるとのことでした。

イスラミックセンターで
お客様が外国の方とあって
今日はハッサン、アブさんらも来られました。

ハッサンさんは日本語を含めた三か国語が話せる
とてもユニークで愛嬌のある人です。

アブさんは日本語が話せないので片言の英語と
ジェスチャーで森本さんたちは指示されていました。

このままの状態で生コンクリートを流してしまうと
生コンの量が多くなって予算が上がってしまうことから

まずは土を入れて下地を固める作業からスタート。

土もイスラミックセンター横の敷地に元々あったモノを使ってるので
余計な費用がかってません。

森本さんは普段から様々な現場で廃材となっているモノをとっておき
こういう現場のときのためにとっておくようにしてるそうです。

廃材と言っても
時には新品同様のモノが捨てられていることもあって
発想が豊かな森本さんにとっては
どんなモノでも宝の山のように見えるのかもしれません。

こうやって土をトラック載せて運んで庭に移動させるという作業を
何度かして下地を固めていきます。

土を馴染ませて・・・

固めていきます。

部屋から庭へと出る足場部分は
コンクリートブロックを使って、ハッサンさんが担当。

森本さんから指示を受けると
手際よく作業を進められ
今や TEAM MAST の顔と言っても過言ではない存在感。

ハッサンさんはタンザニア出身の方で
日本語も上手で
誰とでも話せる気さくな人なので
もし現場で会うことがあれば気軽に声を掛けてあげてください。

ちなみに日本の食べ物はなんでも好きだそうで
この前はジュースもおいしそうに飲んではりました。
お酒もいけるクチなんだとか。

そんな森本さんに直接頼むと
これまでの実績 を見ても分かる通り。

キャリア３０年の歴史で培ってきた経験、技術と
絵画で磨き続けるアート志向を活かして
何の変哲もないコンクリートの土間が

ひと手間加えた、さり気ないお洒落な空間に変貌します。

朝９時ごろからはじまった作業も、時折 雨が降ってきましたが
お昼を挟んで少しずつ形になってきました。

キリの良いところで作業が終わりました。

右の家の部分から庭を渡った先にある小屋にも
屋根をつけてほしいということで
どのように作業を進めていくか？
森本さんは入念にスタッフさんと相談されていました。

こうやってお客さまの想いを汲み取って
残るモノを形作ってらっしゃるんですね。

通常通りなら１週間ほどで完成予定だったのですが
週末に台風が来るとあって多少延びるそうです。

また完成しましたら追記致しますので、お楽しみに！

細部もキッチリ。

お客さまのご要望通り
少し幅を広く取って造られています。

森本さんに直接ご依頼をすれば些細なことも相談に乗っていただき
これまで培ったキャリアで的確な答えを導き出してくださいます。

ちょっとしたひと手間が
何気ない日常に華を添え、気持ちを癒してくれます。

森本さんの中では、華やかに見えるモノだけに目を向けず
花を彩る雑草にも立派な名前があるそうです。

そんな森本さんの自然に対する思いやりが見えた
優しい雰囲気に包まれた空間がまたひとつ、ここに誕生しました。


取材撮影＆文 ： とくおか じゅん