番外の職人　久松右治の施工例

自動車の車検に引き続き、京都市上京区のハイセンスモータークラブ二葉自動車さんで行われたオートバイの車検の様子をお伝え致します。

一般的にはバイク車検と自動車車検はそれぞれ別々の専門工場で整備・点検・車検を行うことが多いようですが、ハイセンスモータークラブさんでは京都で古くからバイク車検も手掛けておられます。

今回持ち込まれたオートバイはヤマハSR400、クラシカルなスタイルで人気の高いモデルです。

先ずは自動車と同じように検査ポイントをハンマーで打音点検していきます。

SR400は単気筒エンジンでピストンが大きく、エンジン始動中の振動が大きいので、長年乗り込むと意外な部分のネジが緩んでいたりするそうで、エンジン・車体回り等、ネジの付いている箇所を入念に点検されていきます。

タイヤの空気圧を測って適正値に充填してからタイヤ溝の深さも確認します。

バイクの場合はタイヤは特に入念に、ゴムの劣化によるヒビ割れ等にも注意して点検を行うそうです。

更にチェーンのたわみや伸び、スムーズに回転しているか？を点検していきます。

タイヤ等駆動系の点検が終わると、エアクリーナー・バッテリー電圧・オイル残量、エンジン周りのオイル漏れ等を細かくチェックしてから、プラグ・キャブレター等の動作点検をしていきます。

エアクリーナーやバッテリーはシート下側のカバーを取り外しての作業！

車と違いエンジンが露出している分、素人目には簡単に見えるかも知れませんが、雨の影響などに対処するため、部品ごとにカバーで覆われていることが多く、その固定方式も取り付け場所もバイク毎に別々な事が多いそうで、車にはない点検・整備の苦労があるようです。

ひと通り点検・整備が終了するといよいよ車検ラインへ移動して車検検査が始まリました。

検査官は自動車と同じくハイセンスモータークラブの主任整備士・石田さんが担当されます。

ライト・ウインカー・テール＆ブレーキランプの点灯確認、ホーンの作動確認をします。

福井さんと石田さんがお互いの声を確認しながらの検査作業です。

続いて排気ガス検査を専用の検査測定器で行い基準値内に収まっている事を確認します。

更に検査ライン内を移動して速度メーター誤差とブレーキの作動検査が行われ、それぞれの数値等が検査書類に書き込まれて行きました。

因みにバイクの速度メーターは、駆動輪ではない前輪の回転から速度を読み取るので、前輪が検査測定器のローラーに載せられて計測されます（写真下段）

ライト・排気ガス・駆動系・ブレーキの検査が順調に進み、最後にヘッドライトの光量・色・光軸が測定器で計測検査されて、ハイセンスモータークラブさんでのバイク車検が終了致しました。

オートバイの車検なので、バイク屋さんに持ち込んで検査・点検・車検を行うのはもちろん良い事ですが、大手バイク店にまかせて色々と部品交換を勧められて高額出費になってしまった経験はございませんか？

バイクは車に比べて用品・部品の単価が高めで、加えて整備交換工賃単価も整備の悪いバイク等は高額になりがちです。

検査とは無関係の部品等（多くはオイル・オイルフィルター・バッテリー・エアクリーナーだそう）の交換を薦めて一台あたりの利益率を上げる業者も見受けられるそうです。

ハイセンスモータークラブさんでは、そう言った行為は一切行なっておりません。

もちろん車検に適合しない部品は修理・交換を致しますが、それもオーナーさんの了解を取ってからになります（点検・整備時に判断される）

どこの業者さんでも同じ、税金・保険・印紙・切手等の諸費用に、点検整備の料金￥１５,７５０-で良心的で格安なバイク車検が完了致します。

京都市上京区でバイク車検をお考えでしたら「ハイセンスモータークラブ二葉自動車」さんへ御連絡されてみては如何でしょうか。

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取材撮影；末光誠