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「野村内装」野村さんによる室内ドアの取り付け工事を御紹介させて戴きます。
場所は前回同様、滋賀県野洲市のテナントビル内。
この工事はテナントフロアの「間仕切り工事」に伴い、同時に施工されたもので、各部屋のドア出入り口を四ヶ所に取り付けされました。
本来なら取材の前日には工事は終わってしまい、撮影等が間に合わない筈でした。
・・・が、幸か不幸か配達業者の手違いにより到着が一日遅れ! しかも発注三っつなのに一つは届かず、更に扉部分は三枚ともこの日に間に合わない!!と言う結果、取材撮影が出来たのです。
このフロアではテナントに入居される会社さん好みで、木製のドア扉とドア扉枠がチョイスされました。
写真上段が、野村さんが手掛けた間仕切り工事で施工された軽量鉄骨工事(軽鉄)の鉄骨フレームと、間仕切りボード(石膏ボード又はプラスターボード)の壁の様子ですが、ここの広く開いた空間とフロア通路、そしてもう一つのフロアスペースにドア扉とドア扉枠が取り付けられます。
先ずは配達された梱包を解き、バラバラの状態の木枠を一つづつ丁寧に取り出し、欠品が無いか?や、傷・ソリ等のチェックをされます。
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部品のチェック後、部屋の出入り口の間口寸法に合わせて高さ調節をするために、電動丸ノコで扉枠左右部分にあたる扉枠の余分な底部が切り落とされます。
切断の際に角度がズレると扉の開閉に悪影響が出ますので慎重に作業がされていきます。
扉2箇所分で左右合計4本の切断を終えると、そのうちの対になる2本の左右扉枠と扉上部の枠とを付属のスクリュービスで固定していきます。
ホッチキスの針の状態を想像してください。
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次に間仕切りのフレーム部分に扉枠を取り付けるのですが、この状態の扉枠は剛性がとても弱いので、持ち運びにも注意が必要です。
間仕切りの軽鉄フレームは、野村さんの工事によって間口が精密に造られていますので、扉枠がきっちりとハメ込まれました。
仮止めをしてから木枠と軽鉄フレーム又は石膏ボードとの隙間、枠のはみ出し量等を細かく採寸し、その量を微調整した後、ようやく、木枠に開けられた穴にスクリュービスが通され、軽鉄フレームと扉枠が完全に固定されました。
取り付けも野村さんお一人でされるのですが、写真下のテコのような器具を床と枠の底部分に差し込み、扉枠の高さ調節をしながら作業されていました。
こう言う、作業効率を上げるチョットした工夫も流石職人さんだなぁ!と思います。 |
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扉枠を固定した後、扉枠に面している石膏ボードと軽鉄フレームをスクリュービスで固定していきます。
最初にこれらを固定してしまうと、寸法上の細かな調整に対応し難くなるので、ソレを避ける為の施工手順だとの事です。
最後の仕上げに、石膏ボードと扉枠の継ぎ目に出来る、石膏ボード側のバリをカッターで丁寧に削ぎ落としてドア扉枠の取り付け工事が終了しました。
今回はドア扉の配達遅れもあり、ドア扉取り付けの完成状態を撮影取材出来ませんでしたが、後日、野村さんが完成写真を送ってくださいました。
あつらえたように・・・いや、野村さんがあつらえたのですが、ピッタリと美しく取り付け工事がなされているのがお解りに慣れるかと思います。
野村さんは【軽量鋼製下地・内装工事】と【クロス下地(石膏ボード貼り・ベニヤ貼り・ケイカル貼り)】を一番の専門にされていますが、その他の内装工事も多く手掛けられ、実績と知識が豊富です。今回の【ドア扉の取り付け】の他にもサッシや床工事にも対応されているとの事です。
今回はテナント内装の工事ですが、一般の住宅でも各種内装工事をされます。
簡単な修理補修や、棚の製作取り付け等でも、野村さんは対応されているとの事です。
内装等でお困りの際は、先ずは「野村内装」の野村さんに御相談を御薦め致します。
取材撮影;末光誠
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