最後に今回、西堀さんが屋根瓦を葺いた、西雲寺さんの山門と壁の全景です。
何枚もの瓦が上下左右、そして前後に正確に組み合わされて日本の伝統的な建築美を備えたお寺の山門になりました。
作業の途中にお聞きしたのですが「瓦葺き」には設計図が無いのだそうです!!
いったいどれ位の昔になるのか検討も付きませんが、先人の瓦職人さんが手掛けた瓦屋根を設計図もなしに、西堀さんの頭の中で、西堀さんの形に再構築された美しい瓦屋根に創り変えられたのです。
私「こちらの瓦は30年後位にまた西堀さんが葺き替えされる事になるのかも知れませんね?」
西堀さん「100年は保たすつもりで葺いてんのやけどな(笑)」
私「絶句!!」
皆様も瓦に関する事なら、社寺・一般住宅、新築・葺き替え・修繕のいずれに関わらず、実績と信頼のおける「西堀瓦店」の西堀さんに御相談されてみては如何でしょうか。
取材撮影;末光誠