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京都市伏見区の現場で、 10月に行われたブロック塀をご紹介。
現状は隣家の門から敷地奥手に向かって3m程だけ 敷地を分離するブロック塀が造られています。 今回のご依頼は地主の方から隣家への配慮の下、 敷地境界に沿って既存壁と同じ高さでブロック塀を 造ることが決まったそうです。
まずは塀の軸となる部分へ墨付けが行われて、 鉄筋を入れる間隔が定められます。 |
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そしてブロック塀には欠かせないモルタルを生成。 賀集さんは手慣れた手つきで、 適量材料を混ぜ合わせていかれます。
写真の左側に写っているのは、 弟子の小林さんです。 小林さんがさじ加減で悩んでいると、 それを見た賀集さんは自らがお手本となり 技を伝授されていました。 |
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(右写真)そのモルタルを、 ブロックの接合部へ載せていくところと 目地からはみ出たモルタルを 削り落していかれるところです。
基準高にラインを引き各段に上がる度に、 微量な調整が行われて行きました。 その後を追うように、 小林さんが壁に空洞が出来なよう ブロックの隙間へとモルタルを詰めていかれます。 |
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右は、完工直後の写真です。
昼を迎える頃には完了。 今回は70枚ほどのブロックを使用とのこと。 一直線に伸び交差する目地のラインからは、 ブロックが高い精度で積まれていることを うかがい知ることが出来ます。
また「1日180枚は積めます。」と断言される 家集さんからの意気込みは、 とても仕事への熱意を受けるものでした。
取材撮影;内海 |
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