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東経135度・北緯35度に位置する
兵庫県北部にある西脇市は
『 日本のへそ 』 の町として緑豊かな自然に囲まれた
とても穏やかで静かな時間が流れています。
そんな心地良い雰囲気と晴天の中
瓦屋根の補修工事をされている作業音が響いてました。
施工されているのは池田瓦店のみなさん。
瓦職人の池田章二さんを筆頭に
西脇市を中心に地元民から親しまれている瓦屋さんです。
東経135度・北緯35度に位置する
兵庫県北部にある西脇市は
『 日本のへそ 』 の町として緑豊かな自然に囲まれた
とても穏やかで静かな時間が流れています。
そんな心地良い雰囲気と晴天の中
瓦屋根の補修工事をされている作業音が響いてました。
施工されているのは池田瓦店のみなさん。
瓦職人の池田章二さんを筆頭に
西脇市を中心に地元民から親しまれている瓦屋さんです。
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現状を教えてもらうと
こちらのお家の屋根の谷板の銅板が
30年は経過していて
そのため、錆や劣化により小さな穴が開いて
雨水が家屋内に侵入していたそうです。
その他にも、瓦と瓦の間に施される漆喰も欠けて
ご覧のように下の土が見えている状態だったため
ここからも雨水が侵入していました。
雨水は僅かな隙間から伝って入ってくるため
いち早く補修しないと後々
家全体に大きなダメージを受けることになりますので
普段なかなか目につきにくい箇所だからこそ
池田瓦店さんのような
信頼できる屋根屋さんとの付き合いがあると心強いです。
現状を教えてもらうと
こちらのお家の屋根の谷板の銅板が
30年は経過していて
そのため、錆や劣化により小さな穴が開いて
雨水が家屋内に侵入していたそうです。
その他にも、瓦と瓦の間に施される漆喰も欠けて
ご覧のように下の土が見えている状態だったため
ここからも雨水が侵入していました。
雨水は僅かな隙間から伝って入ってくるため
いち早く補修しないと後々
家全体に大きなダメージを受けることになりますので
普段なかなか目につきにくい箇所だからこそ
池田瓦店さんのような
信頼できる屋根屋さんとの付き合いがあると心強いです。
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池田さんは丹波ご出身の方でこの道に携わり30年以上。
これだけのキャリアをお持ちだから
ずっとこの道一筋かなと思っていたら
実は職人になる前にスーパーの店員をされていて
昔から建築業界に興味があったことから
はじめは大工さんになろうかと思っていたそうですが
当時は建売の型枠大工で
誰にでもできる仕事では職人とは呼べないからと
西脇市にある瓦屋さんへ二十歳の頃に入って7年間の修業の後
平成7年に池田瓦店として独立
持ち前の人を和ませるオーラと確かな仕事で
西脇の町に根差した職人さんへと着実に歩まれ今日に至ります。
池田さんは丹波ご出身の方でこの道に携わり30年以上。
これだけのキャリアをお持ちだから
ずっとこの道一筋かなと思っていたら
実は職人になる前にスーパーの店員をされていて
昔から建築業界に興味があったことから
はじめは大工さんになろうかと思っていたそうですが
当時は建売の型枠大工で
誰にでもできる仕事では職人とは呼べないからと
西脇市にある瓦屋さんへ二十歳の頃に入って7年間の修業の後
平成7年に池田瓦店として独立
持ち前の人を和ませるオーラと確かな仕事で
西脇の町に根差した職人さんへと着実に歩まれ今日に至ります。
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今回 ご依頼されたお客さんも
池田さんとは昔からの知り合いだそうで
聴くところによると池田瓦店さんでは
全て自社で受け、自分たちの手で施工するという
下請けの仕事は一切していないそうで
競合他社が多くしのぎを削る現代の建築業界の中で
元請け化されている池田瓦店さんが
誰もが欲しい 『 お客さんからの信頼 』 を得ている証として
池田さんの人柄によるところも大きいですが
屋根工事はお客さんも早く直してほしいという心理だから
『 早く丁寧に施工することを心掛けています 』 と
その1つ1つの積み重ねた結果が
今の池田瓦店さんの財産になってると感じました。
今回 ご依頼されたお客さんも
池田さんとは昔からの知り合いだそうで
聴くところによると池田瓦店さんでは
全て自社で受け、自分たちの手で施工するという
下請けの仕事は一切していないそうで
競合他社が多くしのぎを削る現代の建築業界の中で
元請け化されている池田瓦店さんが
誰もが欲しい 『 お客さんからの信頼 』 を得ている証として
池田さんの人柄によるところも大きいですが
屋根工事はお客さんも早く直してほしいという心理だから
『 早く丁寧に施工することを心掛けています 』 と
その1つ1つの積み重ねた結果が
今の池田瓦店さんの財産になってると感じました。
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1995年に起こった阪神大震災によって
池田瓦店さんにも1つの転機が訪れ
丁度、漆喰を丁寧に塗られているこのお二人・・・
奥さまも現場に立つようになったこと。
そして、長男である圭吾さんも生まれ
今ではいっしょになって施工されていること。
圭吾さんは学校を卒業した後
しばらく工場での生産業務をしていたそうですが
父の背中を見て育った影響もあってこの世界に。
これからは池田瓦店を単なる屋根屋としてだけでなく
お客さんからの多くのニーズに応える為の新たな展開として
SNSやWEBを使った発信も担っているそうです。
1995年に起こった阪神大震災によって
池田瓦店さんにも1つの転機が訪れ
丁度、漆喰を丁寧に塗られているこのお二人・・・
奥さまも現場に立つようになったこと。
そして、長男である圭吾さんも生まれ
今ではいっしょになって施工されていること。
圭吾さんは学校を卒業した後
しばらく工場での生産業務をしていたそうですが
父の背中を見て育った影響もあってこの世界に。
これからは池田瓦店を単なる屋根屋としてだけでなく
お客さんからの多くのニーズに応える為の新たな展開として
SNSやWEBを使った発信も担っているそうです。
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今回は古くなった銅板の谷板を撤去し
新しくステンレス製のモノが取り付けられました。
昔に建てられた家の谷板は銅板が使われていて
雨水だけでなく瓦の釉薬によっても
劣化して穴が開いてしまうことがあるそうで
今度のステンレス製であれば30年は大丈夫!と
池田さんも自信を持って仰ってました。
瓦自体の耐久性は
カラーベストやガルバリウムに比べて長いですが
施工の仕方によってはその効果がフルに発揮できないため
技術や経験はもちろん
信頼できる屋根屋さんに依頼することが重要です。
今回は古くなった銅板の谷板を撤去し
新しくステンレス製のモノが取り付けられました。
昔に建てられた家の谷板は銅板が使われていて
雨水だけでなく瓦の釉薬によっても
劣化して穴が開いてしまうことがあるそうで
今度のステンレス製であれば30年は大丈夫!と
池田さんも自信を持って仰ってました。
瓦自体の耐久性は
カラーベストやガルバリウムに比べて長いですが
施工の仕方によってはその効果がフルに発揮できないため
技術や経験はもちろん
信頼できる屋根屋さんに依頼することが重要です。
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工事というモノは
良い材料をただ使えば実現するモノではなく
今回 屋根板金をされた藤本さんや(一番右の方)
こちらの記事 で紹介している
池田さんの職人仲間のみなさんなど
互いを信頼し、助け合える1つのチームがあるからこそ
成り立っているんだと感じました。
『 困ったことがあれば助けてあげたい 』
池田さんのその想いは
見た目の綺麗さや技術を超越した気持ちであり
人は自分の予想を超えることが起こったとき
心が打たれ、感動するんです。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
工事というモノは
良い材料をただ使えば実現するモノではなく
今回 屋根板金をされた藤本さんや(一番右の方)
こちらの記事 で紹介している
池田さんの職人仲間のみなさんなど
互いを信頼し、助け合える1つのチームがあるからこそ
成り立っているんだと感じました。
『 困ったことがあれば助けてあげたい 』
池田さんのその想いは
見た目の綺麗さや技術を超越した気持ちであり
人は自分の予想を超えることが起こったとき
心が打たれ、感動するんです。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん