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京都市右京区太秦の大工職人「たけなか工務店」竹中伸行さんのお仕事を御紹介いたします。
今回は京都府向日市寺戸町で住宅リビングキッチンリフォームが行われました。
あいにく撮影取材日の都合が合わず、施工途中の取材は出来ませんでしたが、施主様が改築記念に撮られた写真や別スタッフが撮った写真と合わせてレポさせていただきます。
既にリフォーム工事は終了しており普段の生活に戻りつつある施主様ですが、施工完成写真撮影に御協力いただけ感謝いたします。
大工職人・竹中さんと施主様を交えて和やかで楽しい雰囲気の取材となりました。
リビング改装工事は特に施主様(ご主人)の拘りを最大限に繁栄させたリフォーム、キッチンは奥様の拘りが活かされたスペースとなっています。
それにしても一目で「拘り」が伝わる出来栄えですよね!
壁は反丸杉材と杉腰板、フローリング床は杉板床材で柔らかさと温かさを両立し、天井板も節無し杉板材天井仕上げとしました。
贅沢な材料を使って機能と美しさが両立されていますね。
京都市右京区太秦の大工職人「たけなか工務店」竹中伸行さんのお仕事を御紹介いたします。
今回は京都府向日市寺戸町で住宅リビングキッチンリフォームが行われました。
あいにく撮影取材日の都合が合わず、施工途中の取材は出来ませんでしたが、施主様が改築記念に撮られた写真や別スタッフが撮った写真と合わせてレポさせていただきます。
既にリフォーム工事は終了しており普段の生活に戻りつつある施主様ですが、施工完成写真撮影に御協力いただけ感謝いたします。
大工職人・竹中さんと施主様を交えて和やかで楽しい雰囲気の取材となりました。
リビング改装工事は特に施主様(ご主人)の拘りを最大限に繁栄させたリフォーム、キッチンは奥様の拘りが活かされたスペースとなっています。
それにしても一目で「拘り」が伝わる出来栄えですよね!
壁は反丸杉材と杉腰板、フローリング床は杉板床材で柔らかさと温かさを両立し、天井板も節無し杉板材天井仕上げとしました。
贅沢な材料を使って機能と美しさが両立されていますね。
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それではリフォーム工事中の様子を少し紹介します。
当初はキッチン部分の改装は考えてなかったご主人でしたが…普段使われるのは奥様ですから、そう言う訳にはいきませんよね。
奥様のご要望を取り入れながら、プロ目線のアドバイスで意見交換をして徐々にイメージが固まったところで工事に移行したようです。
もとはタイル壁とボードクロス張り天井の様子がわかりますね。
天井張り替え工事は既存のボード板を撤去する所から始めてるのが確認できます。
住宅リフォームの難しさは経年による建物の歪みや部材劣化などがあるので、それの対策を施しながらバランスを取っていく作業もしなければなりません。
竹中さんはリフォーム後の数十年も考えて、使える部材・交換する部材を見極めて工事が進めていきます。
それではリフォーム工事中の様子を少し紹介します。
当初はキッチン部分の改装は考えてなかったご主人でしたが…普段使われるのは奥様ですから、そう言う訳にはいきませんよね。
奥様のご要望を取り入れながら、プロ目線のアドバイスで意見交換をして徐々にイメージが固まったところで工事に移行したようです。
もとはタイル壁とボードクロス張り天井の様子がわかりますね。
天井張り替え工事は既存のボード板を撤去する所から始めてるのが確認できます。
住宅リフォームの難しさは経年による建物の歪みや部材劣化などがあるので、それの対策を施しながらバランスを取っていく作業もしなければなりません。
竹中さんはリフォーム後の数十年も考えて、使える部材・交換する部材を見極めて工事が進めていきます。
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約15畳のリビング(キッチン)の改装工事を実行に移すまでに、ご主人は長年温めたイメージがあり、それは材料への拘りももちろんだったそう。
先ず拘ったのは、ご主人が憧れ思い描いていた田舎暮らしのイメージ。
それはかつてご自身が旅先で出会った山小屋やペンション、民宿であるとおっしゃいます。
それを念頭に形にするには腕の良い大工職人に任せたいのは当然ですが、その「腕」には「拘るが為の材料ロス等も一緒に考えて、リフォーム工事をしてくれる大工職人」という意味も含まれていました!
その辺りの事も含めて、右京区太秦「たけなか工務店」としては、腕の見せ所盛り沢山のリビングキッチン工事でとなったようです。
リビングの印象を最も強く表す材料が九州産半丸杉の木材。
壁下地に貼り付けた断面から半丸杉の個性的な特徴がお分かりいただけますね。
良質の木材を取り扱う店として竹中さんが信頼する「TAKAO MOKUZAI」さんから仕入れた木材です。
キッチンタイル壁は一部撤去してガス配管・水道配管・電気設備配線なども施工してます。
約15畳のリビング(キッチン)の改装工事を実行に移すまでに、ご主人は長年温めたイメージがあり、それは材料への拘りももちろんだったそう。
先ず拘ったのは、ご主人が憧れ思い描いていた田舎暮らしのイメージ。
それはかつてご自身が旅先で出会った山小屋やペンション、民宿であるとおっしゃいます。
それを念頭に形にするには腕の良い大工職人に任せたいのは当然ですが、その「腕」には「拘るが為の材料ロス等も一緒に考えて、リフォーム工事をしてくれる大工職人」という意味も含まれていました!
その辺りの事も含めて、右京区太秦「たけなか工務店」としては、腕の見せ所盛り沢山のリビングキッチン工事でとなったようです。
リビングの印象を最も強く表す材料が九州産半丸杉の木材。
壁下地に貼り付けた断面から半丸杉の個性的な特徴がお分かりいただけますね。
良質の木材を取り扱う店として竹中さんが信頼する「TAKAO MOKUZAI」さんから仕入れた木材です。
キッチンタイル壁は一部撤去してガス配管・水道配管・電気設備配線なども施工してます。
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リビング床は床下収納・点検口の新設やキッチン配管工事などもおこなっており、床下地から作り直した後の床板張りと、既存のフローリング床に直貼り施工がされました。
既存のリビング壁はボード壁・ベニヤ壁下地に、それぞれクロス仕上げでした。
照明器具スイッチや電気テレビアンテナ・電源配線移設などが必要な壁や、劣化が激しい壁ボードは下地改修してから仕上げ工事に移行しているのは言うまでもありません。
キッチンは新しいシステムキッチン設置がされ、すべての目地部分には丁寧にマスキングした後に耐水シーリング処理がされています。
リビング床は床下収納・点検口の新設やキッチン配管工事などもおこなっており、床下地から作り直した後の床板張りと、既存のフローリング床に直貼り施工がされました。
既存のリビング壁はボード壁・ベニヤ壁下地に、それぞれクロス仕上げでした。
照明器具スイッチや電気テレビアンテナ・電源配線移設などが必要な壁や、劣化が激しい壁ボードは下地改修してから仕上げ工事に移行しているのは言うまでもありません。
キッチンは新しいシステムキッチン設置がされ、すべての目地部分には丁寧にマスキングした後に耐水シーリング処理がされています。
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ここからはリビングキッチン完成のレポに戻ります。
なるべく節のないログ半丸杉を選んで木材壁張り施工し、腰板は節がある個性的な板材を使う事でアクセントとしたそうです。
照明スイッチや壁付けインターホンの取付部分は、それぞれの形に合わせて半丸材木を丁寧にくり抜いた手の込みよう!これは大工職人・竹中さんの拘り仕事の一例です。
そのなかで大きく重厚なリビング引き戸が存在感を示してますね。
これは家を建てた時に特別に仕立てた扉で、ご主人思い出の品なので、今回のリフォームでも引き継ぐことになりました。
でも実は「しっかりした作りの重厚で立派なリビング引き戸だから」だけで残したのでなく、これまで一緒に暮らした猫ちゃん達が爪とぎした痕もある大切な思い出の扉だからなのです。
ここからはリビングキッチン完成のレポに戻ります。
なるべく節のないログ半丸杉を選んで木材壁張り施工し、腰板は節がある個性的な板材を使う事でアクセントとしたそうです。
照明スイッチや壁付けインターホンの取付部分は、それぞれの形に合わせて半丸材木を丁寧にくり抜いた手の込みよう!これは大工職人・竹中さんの拘り仕事の一例です。
そのなかで大きく重厚なリビング引き戸が存在感を示してますね。
これは家を建てた時に特別に仕立てた扉で、ご主人思い出の品なので、今回のリフォームでも引き継ぐことになりました。
でも実は「しっかりした作りの重厚で立派なリビング引き戸だから」だけで残したのでなく、これまで一緒に暮らした猫ちゃん達が爪とぎした痕もある大切な思い出の扉だからなのです。
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今回の工事で苦労した点を大工職人・竹中さんに伺うと半丸ログ壁を部屋のコーナーで継ぐ工事だったそうです。
新築では数値を守って組み上げれば出来上がる物でも、建築年数が経てば多かれ少なかれ歪みがあるのが当たり前の事。
住宅リフォームでは物の形を整えながら組み上げていくので、特に今回のリビングリフォームで半丸木材の湾曲を繋げるのは一本一本を微調整して組み上げたのだそうです。
更に壁に使う木材を仕入れた中から節の無い木材を選り分けて、更に隣り合う材の木目と色目もなるべく繋がるように考えながら丸太組風の壁に仕上げています。
扉の枠・腰板との見切り・巾木を観察しても伝わるのは、全てにおいて細かな配慮の積み重ねで形になっているのが見えてきます。
今回の工事で苦労した点を大工職人・竹中さんに伺うと半丸ログ壁を部屋のコーナーで継ぐ工事だったそうです。
新築では数値を守って組み上げれば出来上がる物でも、建築年数が経てば多かれ少なかれ歪みがあるのが当たり前の事。
住宅リフォームでは物の形を整えながら組み上げていくので、特に今回のリビングリフォームで半丸木材の湾曲を繋げるのは一本一本を微調整して組み上げたのだそうです。
更に壁に使う木材を仕入れた中から節の無い木材を選り分けて、更に隣り合う材の木目と色目もなるべく繋がるように考えながら丸太組風の壁に仕上げています。
扉の枠・腰板との見切り・巾木を観察しても伝わるのは、全てにおいて細かな配慮の積み重ねで形になっているのが見えてきます。
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さて此方はキッチンリフォームの完成。
広さと明るさが保たれた贅沢な空間です。
それの実現には間仕切り壁などを作らずに元々のキッチンレイアウトを活かしました。
もちろん奥様との打ち合わせも万全にしてリクエストに答えた形です。
縦長の杉板が奥行方向にフローリング床張りと天井張りした効果が十分に発揮され、広い空間が更に広がった印象になっているよう!
室内空間作りの奥深さを感じた次第です。
さて此方はキッチンリフォームの完成。
広さと明るさが保たれた贅沢な空間です。
それの実現には間仕切り壁などを作らずに元々のキッチンレイアウトを活かしました。
もちろん奥様との打ち合わせも万全にしてリクエストに答えた形です。
縦長の杉板が奥行方向にフローリング床張りと天井張りした効果が十分に発揮され、広い空間が更に広がった印象になっているよう!
室内空間作りの奥深さを感じた次第です。
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奥様のリクエストに答えつつ、やるべきことはしっかり詰めて工事したので、全方位で隙なしのシステムキッチン入れ替えリフォーム工事が完成しています。
完成写真では伺う知るよしもありませんが、キッチンパネル施工・床下地工事・電気配線・水道工事・ガス配管移設工事など、下地工事施工がきっちりされた後であるからこその収まりの良いの佇まいであるのを忘れてはいけません。
奥様も十分に納得の空間になっているのは間違い無さそうです。
奥様のリクエストに答えつつ、やるべきことはしっかり詰めて工事したので、全方位で隙なしのシステムキッチン入れ替えリフォーム工事が完成しています。
完成写真では伺う知るよしもありませんが、キッチンパネル施工・床下地工事・電気配線・水道工事・ガス配管移設工事など、下地工事施工がきっちりされた後であるからこその収まりの良いの佇まいであるのを忘れてはいけません。
奥様も十分に納得の空間になっているのは間違い無さそうです。
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リビングリフォーム・キッチンリフォーム完成後の部屋が、とても温かい印象の空間になっているのは、ご主人と御家族の思い出もしっかり残されているから。
それは竹中さん始め施工に携わったプロ職人が、施主様の思いを汲み取って形にするべく工事に携わったから実現できたのだと思います。
新しくなった壁や床も使い込まれて、猫のハッちゃん(ハチ君)との思い出も刻まれるのを待っているように感じられました。
今回のリフォームで施主様が右京区太秦の大工職人・竹中さんを頼よったのは、約4年前のご縁に遡ります。
実は以前にも二階和室の山小屋風リフォームを、当時社員大工さんだった竹中さんが手掛けており、その仕事ぶりと出来栄えに大変ご満足されていた経緯があるのです。
その時もご主人理想の空間作りが大満足の結果で完成し、その第二弾として4年を経て今回の山小屋風リビングリフォームを御依頼されました。
京都府向日市はもちろん京都市右京区の住宅リフォーム全般(ログ材壁施工・システムキッチン入れ替え・ログハウス風リフォーム)等、施主様がリーピート依頼したくなる大工職人「たけなか工務店」竹中伸行さんの今後の活躍が楽しみです。
撮影取材:末光誠
リビングリフォーム・キッチンリフォーム完成後の部屋が、とても温かい印象の空間になっているのは、ご主人と御家族の思い出もしっかり残されているから。
それは竹中さん始め施工に携わったプロ職人が、施主様の思いを汲み取って形にするべく工事に携わったから実現できたのだと思います。
新しくなった壁や床も使い込まれて、猫のハッちゃん(ハチ君)との思い出も刻まれるのを待っているように感じられました。
今回のリフォームで施主様が右京区太秦の大工職人・竹中さんを頼よったのは、約4年前のご縁に遡ります。
実は以前にも二階和室の山小屋風リフォームを、当時社員大工さんだった竹中さんが手掛けており、その仕事ぶりと出来栄えに大変ご満足されていた経緯があるのです。
その時もご主人理想の空間作りが大満足の結果で完成し、その第二弾として4年を経て今回の山小屋風リビングリフォームを御依頼されました。
京都府向日市はもちろん京都市右京区の住宅リフォーム全般(ログ材壁施工・システムキッチン入れ替え・ログハウス風リフォーム)等、施主様がリーピート依頼したくなる大工職人「たけなか工務店」竹中伸行さんの今後の活躍が楽しみです。
撮影取材:末光誠