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― 約十年前に初めて手がけられたという格子柄のデザイン畳ですが、その当時の釜子さんには両端へ模様をつけることしか出来なかったそうです。 しかし諦めること無く改良に改良を重ねた結果、ついに天然い草だけを使用した格子柄のデザイン畳を完成!
その大元になったのは昔から富裕層の贅沢品として作られて来たという格子柄の畳なのだそうですが、製作には手間がかかりすぎるということで時代と共に姿を消してしまったそうです。
なおその仕様やデザインが評価され、後にルイヴィトンの格子模様の原点にもなったとも伝えられています。
そのデザインを再び現代に取り入れようと、釜子さんは取り組まれてきたわけです。 現状でもカラー畳というものが存在しますが、釜子さんの開発されたデザイン畳は2つの異なる色のい草を特殊な方法で格子状に積まれているので全く別物です。 こうして汗水流して製作された畳ですが、それを現実的に利用して頂くために、店舗二階をショールームにするなど考慮されてきたのだそうです。 |
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左写真はそのショールームでもある店舗2階の和室です。(カラーパターンには、モダンが使用されています。)
和室というとソファーは…というイメージもありますが、このデザイン畳を活用することで、今まで洋室にしか置けなかった家具も配置可能になる上に、畳本来の性質(吸音・吸湿など)を活かすこともできます。 |
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またオシャレな和室リビングの象徴的存在でもあるこのデザイン畳は、家族みんなの身体の為にもなる上に評判も上々なのだそうです。 |
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なお、今回ご紹介したのはカラーパターンで言うモダンというものを利用されています。 釜子さんいわく一番オシャレなカラーリングだと言われていますが、この他にも3パターンの基本パターンがあるので好みによって様々な仕様の和室に利用できるようになっています。
次のページではデザイン畳の各カラーパターンについてご紹介します!
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