|
|
「THREE WOODS" (スリーウッド)」森下泉さんによって名古屋市天白区・賃貸マンションで施工された押入れリフォームを御紹介致します。
部屋を畳敷きの和室から、洋室へ変更するリフォームが行なわれた際に、襖(ふすま)の押入れからクローゼットへと改装する押入れリフォームも施されました。
写真は工事施工を執り行なった森下さん自ら撮影されたものです。
押入れリフォーム施工前の襖(ふすま)、中の棚の様子がご覧いただけますね。
先ずは押入れの構造を確認し、今回の目的に合わせたリフォームのプランを練って工事作業にかかります。
この部屋はコルクタイル床になるので、和室のイメージが強い襖(ふすま)押入れのままでは雰囲気が合わないのは簡単にご想像いただけるでしょう。
襖(ふすま)だけの取り替えであれば工事も短工期で、なお且つ低予算でそれらしくできますが、施主様の御要望もあり、じゃばら式ドアの本格的な造りのクローゼットリフォームが行われる事となりました。 |
|
|
この部屋の押入れは鴨居と敷居に溝が掘られ、襖(ふすま)が交互に開閉する一般的なタイプの押入れ構造なので、新たに取り付けるクロ-ゼットドア用のドアガイドレール取り付けから行なわれました。
先ずはクローゼットドアの高さ・幅に合わせて石膏ボードと角材を組み合わせドア枠を造りますが、頻繁に開閉される事も考え、充分な強度と耐久性を確保した造りがなされています。
中も中断の三分の二を取り外し、中仕切りを立てて左右が分けられました。
もちろん一枚の板で仕切ったと云うのではなく、角材と合板を組み合わせた頑丈なパネル枠の中仕切を造っているので、強度面も十分に確保されています。
押入れの時には鴨居の上に天袋がありましたが、壁一面が大きく開くドアへと変わる為に、鴨居が撤去されましたが、天袋のスペースは残される事に。
と云っても森下さんの手によって新たに作りなおされた上段スペースです。
取材日にはクローゼット内の構造は既に出来上がっており、ドアの取付を残すのみの作業でしたが、 撤去からの工事内容をご説明いただき、そのご苦労を伺い知ることができました。 |
|
|
新しいドアを取り付けた後、しっかりとした手応えでありながらも軽く開き、ピシっと収まりよく閉まる事を目指して上下・左右・ねじれの微調整をしていきます!
これはもちろんミリ単位の調整です!!
スムーズな開閉がおこなえるか?全体が歪んでいないか?異音がないか?キズがないか?等を丁寧に確認されていました。 |
|
|
再び取材に訪れ押入れリフォームの完成も確認。
扉が左右にフルオープンする構造のジャバラ式ドアクローゼットなので、大きな物も収納でき、出し入れも格段に楽になりました。
ドア枠の石膏ボードはクロスを貼らずに、ドア表面の手触り・色ツヤに合わせて塗装仕上げとされており、こんな部分にも森下さんの拘りが感じられますね。
襖(ふすま)の押入れが見事に洋式クローゼットになり、部屋と統一感のある仕上がりの押入れリフォームの完成です。
押し入れは地味な存在かもしれませんが、湿気やカビで傷んでしまう事が多く、中に収納していたものまで傷めてしまうので、物を入れっぱなしで何年も放置せずに、たまには点検をしてあげてくださいとの事でした。
今回のような押入れリフォームばかりでなく、押入れ棚の修理・補修等も受け付けていますので、その際は名古屋の大工職人「THREE WOODS" (スリーウッド)」森下さんにお任せください。
|
|