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今日は様々な看板、銘板、サインとなるモノを手掛けておられる
山崎標記さんの事務所がある大阪市北区に伺い
カッティングシートの製作から
納品、貼り付けまでの作業を取材しました。
事務所の二階に作業部屋があり
実際に代表の大島さんに説明してもらいながら
どのように進んでいくのか拝見。
山崎標記さんではデータを
イラストレーターですべて自社デザインされていますので
その結果 提案から納品までトータルでサポートできるところが
会社や企業さんとのご縁がある1つのポイントとなっています。
今日は様々な看板、銘板、サインとなるモノを手掛けておられる
山崎標記さんの事務所がある大阪市北区に伺い
カッティングシートの製作から
納品、貼り付けまでの作業を取材しました。
事務所の二階に作業部屋があり
実際に代表の大島さんに説明してもらいながら
どのように進んでいくのか拝見。
山崎標記さんではデータを
イラストレーターですべて自社デザインされていますので
その結果 提案から納品までトータルでサポートできるところが
会社や企業さんとのご縁がある1つのポイントとなっています。
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インクジェットプリントしたモノの
周りの部分をカッターナイフでカットしたら文字が出てきます。
この作業は機械ではできず
大島さんや他のスタッフさんが手作業でされているそうです。
カッティングシートは
イラストレーターの登場によって需要が多くなり
昔は手書きでされていたモノが
今ではほぼすべてが
パソコンを使ってデザインされるようになりました。
インクジェットプリントしたモノの
周りの部分をカッターナイフでカットしたら文字が出てきます。
この作業は機械ではできず
大島さんや他のスタッフさんが手作業でされているそうです。
カッティングシートは
イラストレーターの登場によって需要が多くなり
昔は手書きでされていたモノが
今ではほぼすべてが
パソコンを使ってデザインされるようになりました。
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次に剥離用の和紙を貼ります。
いわゆる一般的なシールと同じで
剥離部分がないと
現場でカッティングシートを貼り付けられないためです。
次に剥離用の和紙を貼ります。
いわゆる一般的なシールと同じで
剥離部分がないと
現場でカッティングシートを貼り付けられないためです。
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剥離させやすいよう
カッティングシートよりも少し大きめに和紙をカット。
剥離させやすいよう
カッティングシートよりも少し大きめに和紙をカット。
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山崎標記さんでは
このような大判プリントも対応可能です。
山崎標記さんでは
このような大判プリントも対応可能です。
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基本的に1からデザインされますが
時々企業さんのマークなどのデータを送ってもらって製作することも。
ただ、総務部さんに確認を取っても
イラストレーターという専門用語が
一般の方にはなかなかうまく伝わらないことから
大島さんがその会社の名刺屋さんに直接連絡を取って
データを送ってもらうようにしているそうです。
基本的に1からデザインされますが
時々企業さんのマークなどのデータを送ってもらって製作することも。
ただ、総務部さんに確認を取っても
イラストレーターという専門用語が
一般の方にはなかなかうまく伝わらないことから
大島さんがその会社の名刺屋さんに直接連絡を取って
データを送ってもらうようにしているそうです。
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プリントしてからこうやってカットしたりする工程は
地道な作業が続きますが
山崎標記さんでは1つ1つのご縁を大切にして
日々の業務をされています。
プリントしてからこうやってカットしたりする工程は
地道な作業が続きますが
山崎標記さんでは1つ1つのご縁を大切にして
日々の業務をされています。
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大島さんは工場内の作業だけでなく
営業や納品、張り付けまでされていて
納品物が小さな場合は
こうやってバイクで移動されることも。
大阪市内はときに道が混雑することもあるため
バイクだと渋滞に巻き込まれず
迅速な対応とお渡しができます。
大島さんは工場内の作業だけでなく
営業や納品、張り付けまでされていて
納品物が小さな場合は
こうやってバイクで移動されることも。
大阪市内はときに道が混雑することもあるため
バイクだと渋滞に巻き込まれず
迅速な対応とお渡しができます。
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納品の準備ができ
大島さんといっしょに事務所と同じ
大阪市北区にありますオフィスビルの現場へ行きました。
今日はカッティングシートの張り替えで
まずは今現在張ってあるシートを剥がしていきますが
ただ剥がすのではなく
跡が残らないようキレイに剥がさないと
新たなカッティングシートが上手く張れない為
繊細さと丁寧さが要求される大切な作業となります。
納品の準備ができ
大島さんといっしょに事務所と同じ
大阪市北区にありますオフィスビルの現場へ行きました。
今日はカッティングシートの張り替えで
まずは今現在張ってあるシートを剥がしていきますが
ただ剥がすのではなく
跡が残らないようキレイに剥がさないと
新たなカッティングシートが上手く張れない為
繊細さと丁寧さが要求される大切な作業となります。
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通常、お客様の方で貼っていただくことも可能ですが
見ているのと実際に自分でやるのとでは違って
真っ直ぐに張ることが素人さんには難しいため
例え費用がかかっても
納品時に張り替えもご依頼していただいた方が良いとのことです。
大島さんもこの仕事を始めた当初は
どうしてもズレたりして真っ直ぐキレイに張ることができず
工場で何度も練習をしてコツを掴んでいったそうですが
しばらくの間は支障をきたさないよう
現場にカッティングシートを予備にもう一枚持って行くなどして
少しずつ今のレベルにまで高めていかれました。
通常、お客様の方で貼っていただくことも可能ですが
見ているのと実際に自分でやるのとでは違って
真っ直ぐに張ることが素人さんには難しいため
例え費用がかかっても
納品時に張り替えもご依頼していただいた方が良いとのことです。
大島さんもこの仕事を始めた当初は
どうしてもズレたりして真っ直ぐキレイに張ることができず
工場で何度も練習をしてコツを掴んでいったそうですが
しばらくの間は支障をきたさないよう
現場にカッティングシートを予備にもう一枚持って行くなどして
少しずつ今のレベルにまで高めていかれました。
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山崎標記さんは昭和21年創業となっていますが
大島さんのおじいちゃんが
昭和12年に個人で立ち上げされたことがはじまりとなり
山崎という苗字は大島さんの母親の旧姓にあたります。
7~8年後、おじいちゃんが亡くなった後
おばあちゃんが山崎標記を会社として立ち上げ
その後、伯父さんも関わってしばらく経営されていました。
大島さんは小学生の頃から高校は報徳学園で甲子園に出るほど
野球一筋の青春時代を過ごされていて
その後、愛知県の大学へと進学し
卒業後は自営業の大変さを感じられていたので
大企業に入ってしっかり稼ごうと保険会社に就職。
山崎標記さんは昭和21年創業となっていますが
大島さんのおじいちゃんが
昭和12年に個人で立ち上げされたことがはじまりとなり
山崎という苗字は大島さんの母親の旧姓にあたります。
7~8年後、おじいちゃんが亡くなった後
おばあちゃんが山崎標記を会社として立ち上げ
その後、伯父さんも関わってしばらく経営されていました。
大島さんは小学生の頃から高校は報徳学園で甲子園に出るほど
野球一筋の青春時代を過ごされていて
その後、愛知県の大学へと進学し
卒業後は自営業の大変さを感じられていたので
大企業に入ってしっかり稼ごうと保険会社に就職。
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詳しくお話を聴いていてその経験が糧となり
今の山崎標記さんのカタチになったように感じます。
個人営業を1年、法人営業を2年経験され
そのあと、所長に下について大阪、そして東京で2年
また大阪の南の方で
18人くらいのセールスレディを抱える所長となって仕事をされ
30歳目前の頃におばあちゃんが亡くなり
そのことをキッカケに山崎標記の一社員として入られ
保険会社で培った経験が自信となって
新規開拓をして会社の幅を広げるため半年間給料なしで
飛び込みで企業を回って少しずつ関係を作り
仕事を増やして行かれたそうで
保険会社時代の経験がすごく活きたと実感されました。
詳しくお話を聴いていてその経験が糧となり
今の山崎標記さんのカタチになったように感じます。
個人営業を1年、法人営業を2年経験され
そのあと、所長に下について大阪、そして東京で2年
また大阪の南の方で
18人くらいのセールスレディを抱える所長となって仕事をされ
30歳目前の頃におばあちゃんが亡くなり
そのことをキッカケに山崎標記の一社員として入られ
保険会社で培った経験が自信となって
新規開拓をして会社の幅を広げるため半年間給料なしで
飛び込みで企業を回って少しずつ関係を作り
仕事を増やして行かれたそうで
保険会社時代の経験がすごく活きたと実感されました。
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元々人と話すのが好きだというだけでなく
所長としてセールスレディを引き抜くため、大阪でも東京でも
駅の改札や街に出てキャッチセールスのように声を掛け
嫌なことを言われても断られてもあまり気にならず
凹まない性格だったと笑いながら話す大島さんですが
想像するにそんなことは誰でもできることではなく
生まれ持った性格とセンス、野球で鍛えられた精神力が
今の大島さんの支えとなっているようでした。
元々人と話すのが好きだというだけでなく
所長としてセールスレディを引き抜くため、大阪でも東京でも
駅の改札や街に出てキャッチセールスのように声を掛け
嫌なことを言われても断られてもあまり気にならず
凹まない性格だったと笑いながら話す大島さんですが
想像するにそんなことは誰でもできることではなく
生まれ持った性格とセンス、野球で鍛えられた精神力が
今の大島さんの支えとなっているようでした。
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事前の準備で用意していた
剥離用の和紙をゆっくりと取っていくと
カッティングシートの文字が付いていきます。
事前の準備で用意していた
剥離用の和紙をゆっくりと取っていくと
カッティングシートの文字が付いていきます。
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張り終えたカッティングシートのプレートを
基に戻して完成です。
張り終えたカッティングシートのプレートを
基に戻して完成です。
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今回は二か所
階表示のところにある部分も張り替えます。
他にも夜になるとライトアップして
文字が浮かび上がるようなモノなども
山崎標記さんではされています。
今回は二か所
階表示のところにある部分も張り替えます。
他にも夜になるとライトアップして
文字が浮かび上がるようなモノなども
山崎標記さんではされています。
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その後、もう一ヶ所回りました。
今度は工場の表看板です。
屋外の為 落下しないようしっかりとビスで留めます。
こうやって見るとホントに看板というモノは
私たちの日常至る所で何気に目にしていることが分かります。
その後、もう一ヶ所回りました。
今度は工場の表看板です。
屋外の為 落下しないようしっかりとビスで留めます。
こうやって見るとホントに看板というモノは
私たちの日常至る所で何気に目にしていることが分かります。
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文字の位置、大きさ、種類、色
様々な要素が組み合わさって看板は出来ていて
どういうカタチにするかで見え方
印象の残り方が大きく変わってくるだけに
センスが問われる仕事でもあります。
たかが看板、されど看板・・・
有名メーカー、会社、企業、商品など
それぞれ印象が残るモノの裏には必ずサインがあり
そこには関わる人たちの想いや願いが込められています。
そんな願いをカタチにしているのが
山崎標記さんであることを改めて感じました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
文字の位置、大きさ、種類、色
様々な要素が組み合わさって看板は出来ていて
どういうカタチにするかで見え方
印象の残り方が大きく変わってくるだけに
センスが問われる仕事でもあります。
たかが看板、されど看板・・・
有名メーカー、会社、企業、商品など
それぞれ印象が残るモノの裏には必ずサインがあり
そこには関わる人たちの想いや願いが込められています。
そんな願いをカタチにしているのが
山崎標記さんであることを改めて感じました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん