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    神奈川県綾瀬市  外構の左官工事

神奈川県綾瀬市  外構の左官工事

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  藤田義晴の施工例
  • ベテラン左官職人の確かな腕で門構えを贅沢な仕上がりに!


  • 施工例写真1
    ご紹介するのは東京都町田市の左官屋さん、「有限会社 FUJITA建装」の藤田義晴(ふじた・よしはる)さん。
    コテ(鏝)を使った塗り壁や、漆喰・珪藻土などの内壁仕上げ、タイル貼り、そしてブロック工事をはじめとした外構工事と、幅広い工事を請け負っている職人さんです。

    藤田さんは昭和42(1967)年生まれ。
    17歳のときに、左官屋を営んでいた父のもとで働きはじめ、父や周囲の職人さんから技を学んできたそうです。

    父の仕事を受け継ぐかたちで、「有限会社 FUJITA建装」として独立したのは今年(2021年)。
    それまでと同様、一戸建てを中心に数々の新築・リフォーム工事に携わっています。
    ご紹介するのは東京都町田市の左官屋さん、「有限会社 FUJITA建装」の藤田義晴(ふじた・よしはる)さん。
    コテ(鏝)を使った塗り壁や、漆喰・珪藻土などの内壁仕上げ、タイル貼り、そしてブロック工事をはじめとした外構工事と、幅広い工事を請け負っている職人さんです。

    藤田さんは昭和42(1967)年生まれ。
    17歳のときに、左官屋を営んでいた父のもとで働きはじめ、父や周囲の職人さんから技を学んできたそうです。

    父の仕事を受け継ぐかたちで、「有限会社 FUJITA建装」として独立したのは今年(2021年)。
    それまでと同様、一戸建てを中心に数々の新築・リフォーム工事に携わっています。

  • 施工例写真2
    お伺いしたのは神奈川県綾瀬市の一戸建て新築現場。
    ハウスメーカーが建てた家の外構工事を担当しているとのことです。

    ハウスメーカーの工事に、そのメーカーと直接関係のない業者が入るのはまずありえないことですが、聞けば施主が藤田さんの古い知り合いなのだとか。
    外構についてもハウスメーカーと施主との間で仕様がある程度決まっていたそうですが、藤田さんがよりよい形を考えたそうです。

    これまでの2週間ほどの工事で玄関前と建物の周囲に土間コンクリートを打ち、ブロック塀とフェンスを設置済み。
    あと3日ほどで工事が完了する予定です。
    お伺いしたのは神奈川県綾瀬市の一戸建て新築現場。
    ハウスメーカーが建てた家の外構工事を担当しているとのことです。

    ハウスメーカーの工事に、そのメーカーと直接関係のない業者が入るのはまずありえないことですが、聞けば施主が藤田さんの古い知り合いなのだとか。
    外構についてもハウスメーカーと施主との間で仕様がある程度決まっていたそうですが、藤田さんがよりよい形を考えたそうです。

    これまでの2週間ほどの工事で玄関前と建物の周囲に土間コンクリートを打ち、ブロック塀とフェンスを設置済み。
    あと3日ほどで工事が完了する予定です。

  • 施工例写真3
    この日、行なうのは、門袖に「ジョリパット」という壁面仕上げ用の塗材を塗る作業。

    ジョリパットは骨材(砕石など)を入れることでデザイン性を高めることができ、また、平滑な仕上げではないので、塗る職人のコテさばきで仕上がりも変わるという、自由度の高い塗材としてよく知られています。

    今回、骨材として使うのは白竜砕石という白い粒状の砕石。
    直径3ミリのものと2ミリのものをジョリパットと混ぜます。
    ほかに、小さい粒だけを使うパターンなど、さまざまな施工法があるそうです。

    骨材の量を測るのは奥さんの美和子さん。
    多くの現場で、藤田さんのお手伝いとして活躍されています。
    この日、行なうのは、門袖に「ジョリパット」という壁面仕上げ用の塗材を塗る作業。

    ジョリパットは骨材(砕石など)を入れることでデザイン性を高めることができ、また、平滑な仕上げではないので、塗る職人のコテさばきで仕上がりも変わるという、自由度の高い塗材としてよく知られています。

    今回、骨材として使うのは白竜砕石という白い粒状の砕石。
    直径3ミリのものと2ミリのものをジョリパットと混ぜます。
    ほかに、小さい粒だけを使うパターンなど、さまざまな施工法があるそうです。

    骨材の量を測るのは奥さんの美和子さん。
    多くの現場で、藤田さんのお手伝いとして活躍されています。

  • 施工例写真4
    「すぐ乾いちゃうから、スピーディに作業しないとならないんです」と藤田さん。
    乾きが少しでも遅くなるよう、日陰側から塗っていくのがベストなんだそうです。

    乾きの速さは塗材によって異なり、加えて、季節や天候、気温などにも左右されます。
    それを想定しながら作業できるのは、長い経験があってこそ。

    コテ板に塗材を乗せ、角ゴテで塗りはじめる藤田さん。
    「ジョリパットは重いから大変なんですよね」といいながら、無駄のない動きですいすいと塗っていきます。
    広い面は素早く大胆に、細かいところは慎重に。
    そのコテさばきは、さすがベテラン職人!のひと言です。
    「すぐ乾いちゃうから、スピーディに作業しないとならないんです」と藤田さん。
    乾きが少しでも遅くなるよう、日陰側から塗っていくのがベストなんだそうです。

    乾きの速さは塗材によって異なり、加えて、季節や天候、気温などにも左右されます。
    それを想定しながら作業できるのは、長い経験があってこそ。

    コテ板に塗材を乗せ、角ゴテで塗りはじめる藤田さん。
    「ジョリパットは重いから大変なんですよね」といいながら、無駄のない動きですいすいと塗っていきます。
    広い面は素早く大胆に、細かいところは慎重に。
    そのコテさばきは、さすがベテラン職人!のひと言です。

  • 施工例写真5
    角ゴテで塗ったあとは、発泡スチロール製のコテで表面にパターンをつけます。
    ここが、職人さんのセンスが問われるところ。

    少し時間をおいたら、ステンレス製のコテで表面を押さえて完了。
    細かな凹凸が、平滑な仕上げとは異なる、温かな雰囲気を生み出しています。

    1面が終わったら、次の面へ。
    乾きが速い塗材なので、ひとりで塗るときはこうしないとならないのだそうです。

    「広い面を塗るときは、塗材を作る人、塗る人、パターンをつける人と、最低3人は必要になります」と藤田さん。
    技術だけでなく、スピードも必要とされる、かなり難易度の高い施工法だということが分かります。
    角ゴテで塗ったあとは、発泡スチロール製のコテで表面にパターンをつけます。
    ここが、職人さんのセンスが問われるところ。

    少し時間をおいたら、ステンレス製のコテで表面を押さえて完了。
    細かな凹凸が、平滑な仕上げとは異なる、温かな雰囲気を生み出しています。

    1面が終わったら、次の面へ。
    乾きが速い塗材なので、ひとりで塗るときはこうしないとならないのだそうです。

    「広い面を塗るときは、塗材を作る人、塗る人、パターンをつける人と、最低3人は必要になります」と藤田さん。
    技術だけでなく、スピードも必要とされる、かなり難易度の高い施工法だということが分かります。

  • 施工例写真6
    ところで、左官屋さんの命といえばコテ。
    塗る場所や塗材、仕上げ方などによって、さまざまな形状・大きさのものを使い分けます。
    藤田さんも、大きなプラケースに30種類ほどのコテをお持ちになっていました。

    「コテの専門店というのもあって、一般の方が見たらびっくりするほどたくさんの種類があるんですよ。注文に応じて作ってもくれるんです」と藤田さん。

    もっとも、たくさんのコテがあればいいというものではなく、それぞれがいかに手に馴染んでいるかが重要。
    藤田さんが長年、使い続けているコテを見せていただきましたが、取っ手の部分が握りの形に削られるほど!
    もうこのコテは、藤田さんの体の一部、なんですね。
    ところで、左官屋さんの命といえばコテ。
    塗る場所や塗材、仕上げ方などによって、さまざまな形状・大きさのものを使い分けます。
    藤田さんも、大きなプラケースに30種類ほどのコテをお持ちになっていました。

    「コテの専門店というのもあって、一般の方が見たらびっくりするほどたくさんの種類があるんですよ。注文に応じて作ってもくれるんです」と藤田さん。

    もっとも、たくさんのコテがあればいいというものではなく、それぞれがいかに手に馴染んでいるかが重要。
    藤田さんが長年、使い続けているコテを見せていただきましたが、取っ手の部分が握りの形に削られるほど!
    もうこのコテは、藤田さんの体の一部、なんですね。

  • 施工例写真7
    「現場はきれいにしたいんですよね」と藤田さん。
    養生にこだわり、現場を汚したり傷つけたりしないように心がけているそうです。
    実際、この現場でも、広い範囲にシートなどが敷かれていました。

    「養生をしっかりしておくと、安心して作業できて能率が上がるんです」。
    多少時間がかかっても、作業前の段取りをしっかり行なうのは、経験豊富な職人さんに共通して見られることです。

    門袖の下部、庭に面した部分を指して、「この部分は、泥はねしたときに汚れを落としやすいようにタイル張りにしてあるんですよ」と美和子さん。
    こうした細やかな気遣いもまた、藤田さんがお客さんに喜ばれる理由なんですね!
    「現場はきれいにしたいんですよね」と藤田さん。
    養生にこだわり、現場を汚したり傷つけたりしないように心がけているそうです。
    実際、この現場でも、広い範囲にシートなどが敷かれていました。

    「養生をしっかりしておくと、安心して作業できて能率が上がるんです」。
    多少時間がかかっても、作業前の段取りをしっかり行なうのは、経験豊富な職人さんに共通して見られることです。

    門袖の下部、庭に面した部分を指して、「この部分は、泥はねしたときに汚れを落としやすいようにタイル張りにしてあるんですよ」と美和子さん。
    こうした細やかな気遣いもまた、藤田さんがお客さんに喜ばれる理由なんですね!

  • 施工例写真8
    2時間とかからず、門袖の塗りは終了。
    養生をはがしてからも、藤田さんは仕上がりを確認します。

    「現場は必ず見直すようにしています。道具を片付けたあとでも、気になるところがあればその日のうちに直しますね」と藤田さん。
    この日も最後に細かな手直しを加えます。

    一般人が見ても気づかないレベルでは?とも思えますが、こうしたこだわりがお客さんの満足度につながるもの。
    職人さんに頼んでよかった!と感じる部分だといえます。

    藤田さんのコテさばきとセンスで、立派な仕上がりとなった門袖。
    色合いも、建物とよくマッチしていますね!
    2時間とかからず、門袖の塗りは終了。
    養生をはがしてからも、藤田さんは仕上がりを確認します。

    「現場は必ず見直すようにしています。道具を片付けたあとでも、気になるところがあればその日のうちに直しますね」と藤田さん。
    この日も最後に細かな手直しを加えます。

    一般人が見ても気づかないレベルでは?とも思えますが、こうしたこだわりがお客さんの満足度につながるもの。
    職人さんに頼んでよかった!と感じる部分だといえます。

    藤田さんのコテさばきとセンスで、立派な仕上がりとなった門袖。
    色合いも、建物とよくマッチしていますね!

  • 施工例写真9
    今回は門袖の工事を紹介しましたが、藤田さんはほかにもさまざまな工事を請け負っています。

    この現場でも行なった土間コンクリートは、さすが左官屋さんといいたくなるきれいな仕上がり。
    ちなみに、埋め込んであるタイルはお客さんの要望によるものだそうです。

    外構以外では、浴室や洗面所、キッチン周りのタイル貼りもお手の物。
    近年はユニットバスに入れ替えるなど、丸ごとリフォームする工事を勧める業者が多いですが、それにはタイル貼りができる職人さんが少ないという理由もあるようです。
    「タイル貼りができれば、補修で済むことも多いですよ」と藤田さんはいいます。
    今回は門袖の工事を紹介しましたが、藤田さんはほかにもさまざまな工事を請け負っています。

    この現場でも行なった土間コンクリートは、さすが左官屋さんといいたくなるきれいな仕上がり。
    ちなみに、埋め込んであるタイルはお客さんの要望によるものだそうです。

    外構以外では、浴室や洗面所、キッチン周りのタイル貼りもお手の物。
    近年はユニットバスに入れ替えるなど、丸ごとリフォームする工事を勧める業者が多いですが、それにはタイル貼りができる職人さんが少ないという理由もあるようです。
    「タイル貼りができれば、補修で済むことも多いですよ」と藤田さんはいいます。

  • 施工例写真10
    藤田さんの出張範囲は町田市を中心に、相模原市、横浜市青葉区、多摩・八王子、川崎市麻生区。
    要望に応じて、より遠方へ行くこともあるのだとか。

    見積もりについても「予算があまりない場合は、要所をしっかり押さえて、ほかを落とすように考えています」とのことで、予算に合わせた提案も行なっているとのこと。
    また、左官工事以外でも、軽微な補修であれば対応しているそうです。

    内装も外壁も、左官職人としての腕を存分に発揮して仕上げる藤田さん。
    「こだわりの仕上げ」を求める方は、相談されてみることをオススメします!

    *取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)
    藤田さんの出張範囲は町田市を中心に、相模原市、横浜市青葉区、多摩・八王子、川崎市麻生区。
    要望に応じて、より遠方へ行くこともあるのだとか。

    見積もりについても「予算があまりない場合は、要所をしっかり押さえて、ほかを落とすように考えています」とのことで、予算に合わせた提案も行なっているとのこと。
    また、左官工事以外でも、軽微な補修であれば対応しているそうです。

    内装も外壁も、左官職人としての腕を存分に発揮して仕上げる藤田さん。
    「こだわりの仕上げ」を求める方は、相談されてみることをオススメします!

    *取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)


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