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ええ職人.comでは
北は北海道から南は九州・沖縄まで
全国の腕利きの職人さんを紹介するサイトとして
着実に前に進んでおり
今回 訪れたのは
青森県平川市に事務所を構えるマズリフォームさん。
マズリフォームさんは
新築、増改築などのリフォーム、リノベーション工事はもちろん
インテリア、エクステリア、外構工事などなど
単なる大工さんではない技術も兼ね備えた
万能型のスーパー職人とも呼ぶべき存在で
なぜそのような技術をお持ちなのかご紹介していきます。
ええ職人.comでは
北は北海道から南は九州・沖縄まで
全国の腕利きの職人さんを紹介するサイトとして
着実に前に進んでおり
今回 訪れたのは
青森県平川市に事務所を構えるマズリフォームさん。
マズリフォームさんは
新築、増改築などのリフォーム、リノベーション工事はもちろん
インテリア、エクステリア、外構工事などなど
単なる大工さんではない技術も兼ね備えた
万能型のスーパー職人とも呼ぶべき存在で
なぜそのような技術をお持ちなのかご紹介していきます。
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代表兼現役の職人である松谷さん。
東北の地で無垢材を使った
耐久性の優れた本物志向の家造りをされています。
松谷さんは18歳の頃~20歳まで
まずは東京で内装業の職人としてキャリアスタートされ
その後、若干22歳で独立、30歳で法人化
45歳の時に事業拡大のため建築業にも関わり
平成29年~マズリフォームに屋号を変えてスタート。
僅か数年で新築3棟、リフォーム4棟を手掛けるなど
その確かな腕の良さがクチコミで広がり
これからの発展が楽しみな職人さんの一人です。
代表兼現役の職人である松谷さん。
東北の地で無垢材を使った
耐久性の優れた本物志向の家造りをされています。
松谷さんは18歳の頃~20歳まで
まずは東京で内装業の職人としてキャリアスタートされ
その後、若干22歳で独立、30歳で法人化
45歳の時に事業拡大のため建築業にも関わり
平成29年~マズリフォームに屋号を変えてスタート。
僅か数年で新築3棟、リフォーム4棟を手掛けるなど
その確かな腕の良さがクチコミで広がり
これからの発展が楽しみな職人さんの一人です。
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小さい頃からDIYが好きで
学生時代も家具などを作っていたということで
作業場兼事務所には必要な道具がすべて揃っていたことが
内装業から大工業へのシフトチェンジが
何の問題もなく自然に移行することができた一番の要因だそうで
一般的には何年か修業した後、一人前となる所が
元々備わっていた職人としての才能と勘を持っていたことで
これまでに掴んできたスキルと現場を通して
周りが感心するほどのスピードで身に着けていくという
お話を聴いていて
好きが高じて職人(趣味から仕事)になった印象を受けました。
小さい頃からDIYが好きで
学生時代も家具などを作っていたということで
作業場兼事務所には必要な道具がすべて揃っていたことが
内装業から大工業へのシフトチェンジが
何の問題もなく自然に移行することができた一番の要因だそうで
一般的には何年か修業した後、一人前となる所が
元々備わっていた職人としての才能と勘を持っていたことで
これまでに掴んできたスキルと現場を通して
周りが感心するほどのスピードで身に着けていくという
お話を聴いていて
好きが高じて職人(趣味から仕事)になった印象を受けました。
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333坪の土地の中にある事務所の隣に構えるのが
七千万円かけて建てたという松谷さんのご自宅があります。
築20年になる平屋ですが
実際に中に入らせてもらうと
まだまだ建てて数年しか経ってないように感じるほど
そんな和の香りと雰囲気に包まれた空間が広がっていて
久しぶりに見応えのあるお家に圧倒されました。
333坪の土地の中にある事務所の隣に構えるのが
七千万円かけて建てたという松谷さんのご自宅があります。
築20年になる平屋ですが
実際に中に入らせてもらうと
まだまだ建てて数年しか経ってないように感じるほど
そんな和の香りと雰囲気に包まれた空間が広がっていて
久しぶりに見応えのあるお家に圧倒されました。
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青森県はご存じのように冬場はとても寒くなるため
1つでは開けた時に冷気が入ってくるので
玄関扉が二重になっています。
扉・天井、ちょっとした腰掛けの椅子などなど
すべて松谷さん自身で造ったということで
事前のプロフィールで
本物志向の職人さんというのは知ってましたが
目に見える形があると
松谷さんが発する言葉の1つ1つに説得力が生まれます。
青森県はご存じのように冬場はとても寒くなるため
1つでは開けた時に冷気が入ってくるので
玄関扉が二重になっています。
扉・天井、ちょっとした腰掛けの椅子などなど
すべて松谷さん自身で造ったということで
事前のプロフィールで
本物志向の職人さんというのは知ってましたが
目に見える形があると
松谷さんが発する言葉の1つ1つに説得力が生まれます。
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ここに女将さんがいて
『 いらっしゃいませ 』 と言われても違和感のないほど
高級旅館(料亭)のような広々とした玄関で
松谷さんの想いが入ってすぐに目に飛び込むほど
とことん無垢材にこだわった造りで
地元の材木だけでなく
京都の木も使われているそうで
自分も青森に辿り着くまでに
これまで感じたことのない距離感があったので
遠路はるばる・・・と思わず親近感が湧いてしまいました。
ここに女将さんがいて
『 いらっしゃいませ 』 と言われても違和感のないほど
高級旅館(料亭)のような広々とした玄関で
松谷さんの想いが入ってすぐに目に飛び込むほど
とことん無垢材にこだわった造りで
地元の材木だけでなく
京都の木も使われているそうで
自分も青森に辿り着くまでに
これまで感じたことのない距離感があったので
遠路はるばる・・・と思わず親近感が湧いてしまいました。
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見上げるとそこには格天井。
建具の1つ1つも扉によって工夫がこらされていて
一般的には障子は横型ですが
廊下から和室とすべて縦額障子で統一されています。
見上げるとそこには格天井。
建具の1つ1つも扉によって工夫がこらされていて
一般的には障子は横型ですが
廊下から和室とすべて縦額障子で統一されています。
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20年の間で手を加えたのはトイレの手洗い場だけで
あとは一切何もしてないということですが
中に入れば入るほど
それほどの時間が経ったようには見えず
むしろ、すごく馴染んだような味わいのある雰囲気で
本物の材料にこだわる松谷さんの想いが感じられます。
20年の間で手を加えたのはトイレの手洗い場だけで
あとは一切何もしてないということですが
中に入れば入るほど
それほどの時間が経ったようには見えず
むしろ、すごく馴染んだような味わいのある雰囲気で
本物の材料にこだわる松谷さんの想いが感じられます。
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中庭を中心に玄関上がってロの字型の間取りとなっていて
廊下をグルッと一周でき
全ての箇所にふんだんに木が散りばめられ見所たくさん。
更に感じたのは横幅が広く天井も高いこと。
これは玄関、トイレ、各部屋などすべてに共通して
少しでもリラックスできるようにと
家全体をこのようにゆったり取ったそうで
更に、畳が敷いてあるため
単なる通路としての廊下ではなく1つの空間のようです。
中庭を中心に玄関上がってロの字型の間取りとなっていて
廊下をグルッと一周でき
全ての箇所にふんだんに木が散りばめられ見所たくさん。
更に感じたのは横幅が広く天井も高いこと。
これは玄関、トイレ、各部屋などすべてに共通して
少しでもリラックスできるようにと
家全体をこのようにゆったり取ったそうで
更に、畳が敷いてあるため
単なる通路としての廊下ではなく1つの空間のようです。
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外観、そして玄関入ったところまでは
純和風な家だと思ってましたが
中のリビングに入ると、そこにはシャンデリアがあって
洋の雰囲気が部屋全体に広がっていました。
『 初めて来た人があっと驚くような家を造りたい 』
松谷さんの家造りのこだわりの1つが
昔から大好きな和と洋が融合された大正ロマンで
建造物の資料をいくつも見せてもらいながら
その魅力を伺っていると、話す様子がとても嬉しそうで
本当に好きなんだと思いました。
一見するとアンバランスなように感じても
和と洋を融合させるという
当時の人たちの発想力には確かに驚きと学ぶべき点があり
松谷さんのように多大な影響を受けた
建築関係者は他にもたくさんいるのではないでしょうか。
外観、そして玄関入ったところまでは
純和風な家だと思ってましたが
中のリビングに入ると、そこにはシャンデリアがあって
洋の雰囲気が部屋全体に広がっていました。
『 初めて来た人があっと驚くような家を造りたい 』
松谷さんの家造りのこだわりの1つが
昔から大好きな和と洋が融合された大正ロマンで
建造物の資料をいくつも見せてもらいながら
その魅力を伺っていると、話す様子がとても嬉しそうで
本当に好きなんだと思いました。
一見するとアンバランスなように感じても
和と洋を融合させるという
当時の人たちの発想力には確かに驚きと学ぶべき点があり
松谷さんのように多大な影響を受けた
建築関係者は他にもたくさんいるのではないでしょうか。
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隣りにある和室も広々としていて
明りを消しても
外光によって雪見障子が印象的に浮かび上がります。
家を支える重厚な柱には神社仏閣にも使用され
磨けば磨くほど美しい艶が出る欅(ケヤキ)から
香木と呼ばれるほどリラクゼーション効果のある青森ヒバ
しかも、四面節無しという貴重かつ高級な木材が使用されています。
どんなにキレイで上手く並べられた言葉よりも
こうやって松谷さんの家造りを目の当たりにしたことで
現代の建築業界が忘れている大切なモノを気付かせて頂きました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
隣りにある和室も広々としていて
明りを消しても
外光によって雪見障子が印象的に浮かび上がります。
家を支える重厚な柱には神社仏閣にも使用され
磨けば磨くほど美しい艶が出る欅(ケヤキ)から
香木と呼ばれるほどリラクゼーション効果のある青森ヒバ
しかも、四面節無しという貴重かつ高級な木材が使用されています。
どんなにキレイで上手く並べられた言葉よりも
こうやって松谷さんの家造りを目の当たりにしたことで
現代の建築業界が忘れている大切なモノを気付かせて頂きました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん