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自宅ガレージをカフェに改装@のつづき
ウッドデッキの製作が進んで行くうちに、骨組みに固定されたレッドシダー材の長さがまちまちなのに気付きました。
これは木材をタテ・ヨコ均等の整列させるのでは無く、ウッドデッキに、自然素材であること、人の手作業ならでは!の温かみ等が現れるような、曲線を描いた仕上りを造るための余白部分が有る為です。
全ての板をビスで固定した後、その曲線を切り出す為に、ウッドデッキに罫書きの作業がされます。
この辺りの作業、素人の僕ではいつまでも線が罫書けないと思いますが、藤崎(父)さんはステンレスのL定規を利用して一発!!
流石です。 |
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罫書きの作業が終わると、その罫書き線に沿ってホルソーを使い余分な部分を切り落として行きます。
これは絵画で言えばフリーハンド(しかも消しゴム使用等やり直しは効かない)の一発勝負な作業なので緊張な場面!
かと思いきや、プロであれば出来て当然!当たり前!!と謂うように藤崎(父)さんは、淡々と作業を進められます。
きっと僕のような素人が見て、「オッ!」って部分は、実は職人さん達にとっては他愛無い事であるのが多いのだろうなぁ?と感じました。
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見事な美しい曲線を描き出したウッドデッキです。
ホルソーで全体の形を最終形に形成されたデッキ面に、切断面のヤスリ掛けとカンナ削りが処理されてます。
そして最後にウッドデッキ表面に防腐処理のニスを塗布して、オーダーメイドのウッドデッキ製作が完了致しました。 |
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これはニス塗りたて直後の写真なので、色が濃く感じるかも知れませんが、数日後、ニスが木材に染み込み馴染んでからは良い風合いになっているはずです。
カフェのオーナーさんも、素敵なウッドデッキの出来栄えにとても喜んで、満足されている御様子でした。
下の写真は「ふじさき組」の代表である息子さん(写真左)とお父さん(写真右)です。
この日、息子さんも現場の工事進行や看板製作・内装追加施工等の打ち合わせに訪れられ、その合間も他の現場からの電話対応等、忙しくされていました。
「ふじさき組」には他にも建築に携わる職人の方々がいらっしゃいます。
それぞれにプロの仕事に自負を持つ素晴らしい職人集団で有ることは、藤崎(父)さんの仕事への姿勢が雄弁に物語っていると感じました。
今回の京都市右京区でのカフェへの改装工事だけに関わらず【創作工事・木材家具製作・木材遊具】等、ワンオフ、完全オーダーメイドの御依頼があれば、先ずは「ふじさき組」藤崎さんに御相談されて戴ければと思います。 |
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