京都市山科区　　築50年の鉄工所を新築に！①

『ええ職人ドットコム』の事務所がある京都市山科区にて、関係者宅の一軒家リフォーム工事が行われることとなったため、密着取材をさせていただきました。
数年前まで、公園の遊具などを造る鉄工所として使われていた鉄筋コンクリート製２階建ての建物で、築年数はおよそ50年です。
お世辞にも新しいとは言えない建物ですが、中もきれいに掃除がされており以前の住人が大切に住んでいたことがわかる物件です。

１階は鉄工所として使用していたため天井まで4ｍほどあり、工場に隣接して倉庫とトイレが設置されております。
倉庫とトイレの天井は2．4ｍと一般的な高さとなっています。
２階は居住スペースで、今回はそちらのリフォーム工事を中心にご紹介させていただきます。

今回の解体工事を引き受けてくださったのは、矢組の竹田さんです。
解体工事の始まった現場にお邪魔しました。
すでに壁も床もきれいに剥がされて、コンクリートと鉄骨が見えています。
廃材は運び出しやすいようまとめて一ヶ所に集積してあり、仕事の丁寧さが伺えました。
この廃材は、京都市伏見区にある産業廃棄物処理センターに運び込まれて処分されます。

解体用のクワ『バチ』を使って壁や床をはがしていきます。
全ての壁と床が撤去され、テキパキと手際よく廃材がトラックに積み込まれていきます。