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― 作業4日目。 最後の1面である西側には、 マンションと寄り添うようにして 京町屋が建っています。
事前に町家の方にも説明を行われていたそうですが いざ着工当日になってみると、 再び住人の方から不安を打ち明けられていました。
西山さんはそういった方の質問にも、 一つ一つ親切に応えられていました。
それは西山さんが、 近隣の方に対しての気配りを 常に心掛けられている証ともいえるでしょう。 |
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隣家の方へご対応後 ― 西山さんが軸となり 瓦屋根の上に足場が組まれていきます。
作業は左写真のようにして、 算木を瓦の向きと垂直方向に並べ コンパネを上に乗せることで 力を分散することです。
西山さんの話によると、 これで瓦の割れは殆ど防げるそうです。 |
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瓦屋根側が徐々に組み上げられていく中、 その反対では屋上の笠木と足場が しっかりと固定されていきます。
そして最後に屋上から順に 足場廻りを網目のシートを使い囲まれていきました。 |
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左写真は完成後のものです。
1階にある店舗の営業を継続する為に、 今回は写真のように開口足場と呼ばれる工法が 用いられています。
これであれば実際に壁面への工事が行われている際にも、 店の営業を継続することができるので 営業日に工事日が重なる場合などには おススメできる工法です。
― 以上のように、 足場工事でお困りの際には 経験豊かな西山さんにご相談されてはいかがでしょうか?
取材撮影;内海 |
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