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インテリア工房 JAMさんが 店舗内装工事をされていると聴き 滋賀県にありますコーナン草津店に伺いました。
こちらはみなさんよくご存じのホームセンターコーナン。
その中のリフォームコーナーの3日間に渡る内装工事で 最終日の今日はクッションフロアの貼り付け作業になり
駐車場で待ち合わせをし、現場内に入ると 壁などのクロス貼りはすでに完了している状態でした。 |
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ご存知の方もいらっしゃると思いますが コーナン草津店はかなり広い店舗で ブルーシートに覆われたこちらのリフォームコーナーの一角も 実際に中に入るとすごく広く感じました。
先ほども話したように壁などの側面のクロスは この日のお昼までにすでに貼り付け作業が終わっている状態で カラフルな模様の壁になっていました。
そしてこれからは 各フロア部分に指定されたクッションシートを 間違のないよう、確認しながらまず置いていきます。 |
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次にクッションフロアを貼り付ける部分を綺麗に掃除し 専用のチョークの粉を使ったラインマーカーで 指定のサイズを測って引いていきます。
貼り付ける箇所が多く 場所によっては広範囲なところもあるため 西尾さん、秋田さん、千田さん3人がかりで 何度も確認しながら作業を進めていかれていました。 |
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こちらはインテリア工房JAM代表の西尾さん。
元 営業マンとあって、とても気さくで話しやすく 僕自身2度目の取材と言うこともあったので はじめからリラックスした状態で 取材に入ることができました。
JAMの代表としてお客様や工務店との日々のやりとりや スタッフさんの仕事の割り振りなど
営業から事務作業までされていて この日のように人手が足りない場合は現場に出て 他のスタッフさんと協力して施工されています。
JAMの大黒柱であり 現場ではコンダクターのような存在感です。 |
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西尾さんと秋田さんの出会いは10年ほど前 他の現場で初めて知り合い意気投合。
実際の現場では一人では対応できないときもあることから 西尾さんの誘いでJAM立ち上げの創設スタッフとして 日々、様々な現場で活動されています。
キャリアも年齢も一番上ですが 現場では決して偉ぶることのない 他のスタッフさんへの接し方も 時折 冗談も交えての頼れるお兄さんのような人です。 |
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千田さんは前回の取材から 髪の毛をバッサリと切られていて
何か心境の変化があったのかなと尋ねてみると これまではずっとこの髪型だったそうで 奥様や子供さんからも昔に戻ったみたいと。
この日も見ていて感じたのは 西尾さん、秋田さん、千田さんの関係性。
三人がそれぞれを信頼してらっしゃるようで 真剣な中にも和やかな雰囲気があって みなさんの人柄の良さを改めて実感しました。 |
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西尾さん、秋田さん、千田さんが 寸法を測り、ライン作業をし終わったところを メンバー最年少で彼女もできて絶好調の三澤さんが クッションフロア用の糊付けをしていきます。
現場が広範囲に渡るため かなり大変な作業のように見えましたが
西尾さんに聴くと この作業がクロス職人として基本の1つだそうで
クロス職人さんの世界もまだまだ人手不足のため 若い世代の進出と成長が今後に大きなポイントになるということで 三澤さんにはぜひ頑張ってほしいですね。 |
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この日の午後の施工は クッションフロアの貼り付け作業とあって 掃除して、寸法を測って、ラインを引いて、糊付けをして できたところからクッションフロアを貼ってといくという
4人の連携や意思疎通がないと順調に進まない作業ですが 目に見えない信頼関係がしっかりとあるJAMさんでは それぞれが自分のやるべきことに責任感を持って 丁寧かつ的確に、そしてスムーズに進んでいきます。 |
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今回は7メートルにもなるクッションフロアがあるため 2人、時には3人でシワや偏りがないよう 声を掛け合って慎重に貼っていかれていました。
クッションフロアも最大で10メートルのモノもあるそうで ただ貼れば良いという訳ではなく キレイに仕上げるためにはチームワークが重要になるため
JAMさんように互いが尊重し合った 関係性がある職人さんたちに頼めば安定感と安心感があります。 |
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クロスやクッションフロアなど 内装業者、職人さんの良し悪しの差が 顕著に出るのがこういった境目部分です。
JAMさんが施工された箇所を見させていただくと どれもが隙間のないように シートがしっかりと貼られていました。
営業職から全くの未経験で この世界に入ってこられた西尾さんは 現場で実際に他の職人さんがされている 仕事ぶりを注意深く観察しながら 少しずつ自分の技を磨かれていったそうで
細部にまでこだわる姿勢が 今も変わらずしっかりあるということを ご説明を聴いていてとても感じました。 |
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クロスとクッションフロアでは 使用する材料も施工方法も違って 一般住宅用では1.8mmのモノを使うそうですが
今回リフォームコーナーで使用したクッションフロアは 2mmの厚みがある丈夫な素材のモノです。
クロスメーカー1社につき100種類はあるそうで それが数社になるとその数も何百となるので このように様々な厚さ、柄があって
お客様のご要望を受けて それに適したモノを提案されているそうです。 |
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インテリア工房JAMさんは クロス工事、クッションフロア、フロアタイル ウッドタイル、ロールカーペット、タイルカーペット 長尺シート、特殊フロア、ダイノックシート 畳、襖、障子・・・などなど
内装工事のことならどんなことでもおまかせ ご依頼があればどこへでも行きますと 個性豊かでユーモアもあって 腕も確かな職人さんたちがいらっしゃいます。
もし、コーナン草津店に行かれた際には インテリア工房JAMさんの仕事ぶりを ぜひ直にご覧になってみてください。
取材撮影&文 : とくおか じゅん |
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