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宇治市の内装職人・西尾さんのマンション・カーペット張り替え工事を御紹介します。 現場は京都の伏見区にある分譲マンションの一室。 マンション室内リフォームに伴う洋間カーペット張り替え工事を西尾さんが手がけました。
既存の床カーペットが剥がされ、コンクリート床下地がむき出しの状態に下地処理を施したのち、新しいロールのカーペットが搬入されます。 このカーペットはコンクリート床に直張りするタイプの物で、断熱性・防音性・クッション性に優れているそうです。 |
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カーペット床張りは一部屋に対して一枚をカーペット張り替え施工するのが基本なのだそうです。 なので四角の部屋で無くても生地サイズさえあれば、柱やクローゼット、扉出入り口の等の床形状に合わせてカットしながら張り付け施工されます。
写真は部屋の入り口付近からに専用ボンドを塗布している様子。 水性のボンドなのでツンとくる嫌な臭いもありません。
床カーペット張り替えはボンドを用いるので、施工する職人は常に自分が動けるエリアを確保しながら作業しないと、床にボンドを塗った後に自分が身動きできないなんて事になります。 |
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この部屋では部屋半分にカーペットを二つ折りにした分づつ、カーペット張り替え作業を進めます。 ボンドを手前側に塗りながらカーペット半分、つまり部屋の真ん中あたりまで塗り広げると、折り返してたカーペットを床に広げます。
既に部屋入り口の形状に合わせてカーペットをカットしてあるのですが、この段階では余白7〜8センチ程を残してありまあす。
実はボンド塗布前に重要な作業もしてあります。 それは部屋の奥の床面・入り角・出角に合わせてカーペットを仮止めする工程。 部屋の奥側にギュッと固定する事で、生地カット作業が伴う床カーペットがズレてしまわないようにするのが目的です。 |
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ボンド塗布した部屋入り口側にカーペットを被せ終えると、奥側のカーペットををめくり床にボンド塗布してからカーペット被して、取り敢えず部屋の床全体にカーペットが仮に敷かれた状態に。
そこから部屋の形状に合わせて生地をカットしていきます。 そのカット作業はコーナーカッターを使う場合もあれば、生地・作業に適したカッターを用いるばあいもあって、この生地の場合はコーナーカッターは使いづらいと判断されたようで、手持ちのカッターでカット処理をされてました。
部屋の隅々まで壁に沿って綺麗に貼られていくカーペット、特にクローゼット付近の処理や入り角のカット処理は流石に職人さんの仕上がりを感じます。 |
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部屋の床カーペット張り替えが終わると、別のロールカーペットが出されます。 クローゼットの床もカーペット張り替えするのですが、用途が異なるのでカーペット生地が若干異なります。
部屋の床は人が歩くので前記したクッション性等の性能を持つ製品を使い、クローゼット床カーペットはそれらの性能を持たせる理由がないので、素材・厚さなどが微妙に異なるのです。 先ほどの部屋カーペットとは材質が異なるので、仕上げのカット作業にコーナーカッターを用いています。
そしてカーペット張り替えが終わると作業は、巾木張りに移行。 此処ではソフト巾木を使うので強力なシンナー系ボンドを用いての作業になります。 |
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ソフト巾木にボンドを塗り、10分〜15分ほど時間を置いて壁にも同じボンドを塗っていきます。 このボンドの特徴はボンドの塗られた両面が合わさる事で強力な接着力を発揮するのだそうで、必ず両側に塗っるのが基本です。
巾木の一本一本を丁寧に張り付けていくと、部屋の印象がガラリと変わってきました。
普段は気にする事ない部分ですが、巾木があると部屋が引き締まって見えます。 |
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巾木貼りはクローゼット内まで部屋の中全てに施されました。 京都の分譲中古マンションのリフォームに伴う、カーペット張り替え工事は7.5畳分の面積で、巾木張り・クローゼット床カーペット張り替えも含め、約二時間で終了しました(※ただし古いカーペット撤去と床下地処理は事前に施工済み)。
家具などがある場合は、それの移動などもあるので更に時間を要しますが、京都のカーペット張り替えなら仕事が早い、内装職人「西尾さん」に御相談ください。
宇治を拠点に京都でカーペット張り替え等、内装工事一筋のお仕事をされる腕利き職人さんです。
取材撮影:末光誠
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