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今回ご紹介する職人さんは、福岡県北九州市戸畑区で活動されています、補修・リペア屋さん『あさひリペア』の大内莞汰(おおうち かんた)さんです。
お電話で事前に打ち合わせは行なっていましたが、声の感じだけでは年齢が分からず、どのような方か、お会いできる日を楽しみにしていました。
現場に到着し、玄関のドアが開くと、そこには一瞬で良い人だと分かる、とても素敵な笑顔が!
当日はあいにくの空模様でしたが、大内さんの笑顔のおかげで晴れやかな気持ちになりました。
梅雨の足音を感じさせるような雨で、蒸し返す坂道を駐車場から歩いてきた私の額の汗を見て、「暑いですよねー!」とサッとお茶のペットボトルを差し出して下さり、大内さんのお心遣いに心打たれました。
大内さんは福岡県北九州市を拠点に、福岡県内はもちろん、南は鹿児島県や宮崎県まで九州全域に加えて、山口県までの大変広範囲で、床補修や窓枠補修、アルミサッシや玄関扉や玄関枠、棚や扉などの補修やリペアの補修工事全般を行っています。
部分的な傷の補修はもちろん、大掛かりな補修など、年間700件の補修工事に携わっています。
今回ご紹介する職人さんは、福岡県北九州市戸畑区で活動されています、補修・リペア屋さん『あさひリペア』の大内莞汰(おおうち かんた)さんです。
お電話で事前に打ち合わせは行なっていましたが、声の感じだけでは年齢が分からず、どのような方か、お会いできる日を楽しみにしていました。
現場に到着し、玄関のドアが開くと、そこには一瞬で良い人だと分かる、とても素敵な笑顔が!
当日はあいにくの空模様でしたが、大内さんの笑顔のおかげで晴れやかな気持ちになりました。
梅雨の足音を感じさせるような雨で、蒸し返す坂道を駐車場から歩いてきた私の額の汗を見て、「暑いですよねー!」とサッとお茶のペットボトルを差し出して下さり、大内さんのお心遣いに心打たれました。
大内さんは福岡県北九州市を拠点に、福岡県内はもちろん、南は鹿児島県や宮崎県まで九州全域に加えて、山口県までの大変広範囲で、床補修や窓枠補修、アルミサッシや玄関扉や玄関枠、棚や扉などの補修やリペアの補修工事全般を行っています。
部分的な傷の補修はもちろん、大掛かりな補修など、年間700件の補修工事に携わっています。
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大内さんが補修職人を初められたのは、20歳頃。
高校を卒業された後すぐは、大工職人になられたそうです。
補修職人になったきっかけは、こんな仕事もあるよと大工職人仲間から紹介されたことがきっかけだそう。
最初は福岡市の大きな補修会社に就職し、腕を磨きました。
4年間修行し満を持して2022年に独立されました。
大内さんは補修職人として、一番辛かったことは下積み時代の職長を任されていた時だったと振り返ります。
現場が大きい事もあり進捗も悪く、部下社員をまとめながらも、まだ若く自分一人の力では遅れている進捗を打破するには至らなかったことだと話して下さいました。
このお話を伺い、お若いながらもとても責任感が強い方だなと感じました。
また、補修職人となって、一番嬉しかったことは、床で2、3ピース分くらいの大きさの傷を補修した際、補修後の床をご覧になったお客様が大変喜んで下さった時と、とても嬉しそうにお話しされる大内さんのお人柄が伝わってきました。
大内さんが補修職人を初められたのは、20歳頃。
高校を卒業された後すぐは、大工職人になられたそうです。
補修職人になったきっかけは、こんな仕事もあるよと大工職人仲間から紹介されたことがきっかけだそう。
最初は福岡市の大きな補修会社に就職し、腕を磨きました。
4年間修行し満を持して2022年に独立されました。
大内さんは補修職人として、一番辛かったことは下積み時代の職長を任されていた時だったと振り返ります。
現場が大きい事もあり進捗も悪く、部下社員をまとめながらも、まだ若く自分一人の力では遅れている進捗を打破するには至らなかったことだと話して下さいました。
このお話を伺い、お若いながらもとても責任感が強い方だなと感じました。
また、補修職人となって、一番嬉しかったことは、床で2、3ピース分くらいの大きさの傷を補修した際、補修後の床をご覧になったお客様が大変喜んで下さった時と、とても嬉しそうにお話しされる大内さんのお人柄が伝わってきました。
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今回お伺いした現場は、福岡県北九州市戸畑区にあるマンションの1区画。
マンションは築30年くらいで、約20年お住まいになっておられます。
今回は、長年の生活で引き戸の木枠に付いてしまった傷の補修を行います。
私がお部屋にお邪魔した時に、すぐに目に付いてしまったくらい大きな傷でございました。
素人の私が見てもかなりえぐれている傷であることはすぐに分かりました。
この傷を、大内さんがどのように補修されていくのかとても興味が湧いてきました。
今回お伺いした現場は、福岡県北九州市戸畑区にあるマンションの1区画。
マンションは築30年くらいで、約20年お住まいになっておられます。
今回は、長年の生活で引き戸の木枠に付いてしまった傷の補修を行います。
私がお部屋にお邪魔した時に、すぐに目に付いてしまったくらい大きな傷でございました。
素人の私が見てもかなりえぐれている傷であることはすぐに分かりました。
この傷を、大内さんがどのように補修されていくのかとても興味が湧いてきました。
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今回はこちらの道具をご使用されて引き戸の木枠の補修を行なっていきます。
【施工の工程】
① 傷が入っているところの膨らみを削る。
② パテ(樹脂系ハードワックス)を溶かして色味を合わせる。
③ 傷の部分にパテを塗っていく。
④ 木目を描き、艶が出るのでぼかしていく。
今回はこちらの道具をご使用されて引き戸の木枠の補修を行なっていきます。
【施工の工程】
① 傷が入っているところの膨らみを削る。
② パテ(樹脂系ハードワックス)を溶かして色味を合わせる。
③ 傷の部分にパテを塗っていく。
④ 木目を描き、艶が出るのでぼかしていく。
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それでは施工開始となりました。
まずは削れてしまっている傷の部分の膨らみを削っていく作業となります。
削れているのに、膨らみがあるとはよく分からず、作業中の大内さんに質問してみました。
大内さんによると、「このような傷が入るキッカケは、物が当たってできます。その時、際の部分が膨らんでしまうそうです。この後にパテを塗る工程があるのですが、綺麗にパテを塗るために、この膨らんだ部分を丁寧に削る必要があるのです。」と、とても分かりやすくご説明いただきました。
それでは施工開始となりました。
まずは削れてしまっている傷の部分の膨らみを削っていく作業となります。
削れているのに、膨らみがあるとはよく分からず、作業中の大内さんに質問してみました。
大内さんによると、「このような傷が入るキッカケは、物が当たってできます。その時、際の部分が膨らんでしまうそうです。この後にパテを塗る工程があるのですが、綺麗にパテを塗るために、この膨らんだ部分を丁寧に削る必要があるのです。」と、とても分かりやすくご説明いただきました。
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次に第2工程へ入っていきます。
第3工程に入る前の準備で、パテ(樹脂系ハードワックス、以下パテ)が流れても大丈夫なように、床に養生テープを貼っていきます。
そして、いよいよガスゴテでパテを溶かしていきます。
木枠の色に合わせてパテを選び、溶かしていきます。
木枠の色を見ながらいくつかのパテを混ぜ合わせていく大内さんは、まるで画家のようだと思いました。
木枠は大体黄色がベースになっているそうです。
黄色を足して他の色を混ぜながら、色味を調整していきます。
次に第2工程へ入っていきます。
第3工程に入る前の準備で、パテ(樹脂系ハードワックス、以下パテ)が流れても大丈夫なように、床に養生テープを貼っていきます。
そして、いよいよガスゴテでパテを溶かしていきます。
木枠の色に合わせてパテを選び、溶かしていきます。
木枠の色を見ながらいくつかのパテを混ぜ合わせていく大内さんは、まるで画家のようだと思いました。
木枠は大体黄色がベースになっているそうです。
黄色を足して他の色を混ぜながら、色味を調整していきます。
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次は、溶かしたパテを傷のところに塗っていきます。
ここまでで、5割近く施工は進んでいるそうですが、次の工程は今回の施工のメイン作業になります。
形を整えながら塗っていかないと、歪んだり、違和感ができてしまうそうです。
ヘラを温めながらパテを慎重に塗っていきます。
大内さんの表情も、さらに真剣な面持ちになられたような気がします。
ヘラを使い分けながら、どんどん傷が無くなっていきます。
カメラを向けながら、どこに傷が入っていたところかわからなくなってきました。
更に丁寧にヘラを使って、形を造っていきます。
えぐれていたところに縁が出来上がりました。
次は、溶かしたパテを傷のところに塗っていきます。
ここまでで、5割近く施工は進んでいるそうですが、次の工程は今回の施工のメイン作業になります。
形を整えながら塗っていかないと、歪んだり、違和感ができてしまうそうです。
ヘラを温めながらパテを慎重に塗っていきます。
大内さんの表情も、さらに真剣な面持ちになられたような気がします。
ヘラを使い分けながら、どんどん傷が無くなっていきます。
カメラを向けながら、どこに傷が入っていたところかわからなくなってきました。
更に丁寧にヘラを使って、形を造っていきます。
えぐれていたところに縁が出来上がりました。
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次が最終工程になります。
パテを入れたところの色調を整えていきます。
筆で木目を入れていかれる大内さんは、まさにアーティストですね。
補修職人さんはこんなにも繊細なお仕事なのだと初めて知りました。
芸術的な要素がかなり強いのだなと思いました。
じっくりと丁寧に木目を入れてこれで施工完成です。
次が最終工程になります。
パテを入れたところの色調を整えていきます。
筆で木目を入れていかれる大内さんは、まさにアーティストですね。
補修職人さんはこんなにも繊細なお仕事なのだと初めて知りました。
芸術的な要素がかなり強いのだなと思いました。
じっくりと丁寧に木目を入れてこれで施工完成です。
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ついに完成しました。
本当に完成度の高さに正直びっくりしました。
どこに傷があったなんて全くわからないです。
あれだけえぐれていたのに、綺麗に造形されています。
最終工程で描かれていた木目も他の木枠としっかり馴染んでいます。
ついに完成しました。
本当に完成度の高さに正直びっくりしました。
どこに傷があったなんて全くわからないです。
あれだけえぐれていたのに、綺麗に造形されています。
最終工程で描かれていた木目も他の木枠としっかり馴染んでいます。
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今回の取材を経て、大内さんはとても優しく責任感が強く、しっかりと丁寧にお仕事をなされる方だと感じました。
カメラ目線をお願いすると、作業の途中であっても快くカメラの方を向いて下さり、とても素敵な笑顔でカメラを見て下さいました。
これから『あさひリペア』をどんな補修屋さんにしていきたいのか尋ねたところ、お客様に喜んでいただける補修屋さんになりたいと力強くおっしゃっていました。
そのため、どんな部材の補修依頼が来ても対応できるよう技術を磨いていきたいと、とても強い意志を感じました。
冒頭でも記述しましたが、年間700件もの依頼を抱える大内さん。
25歳と年齢こそ若いですが、かなりの経験値と技術をお持ちであることは間違いありません。
将来は雇用も考えていらっしゃり、大内さんはさらに飛躍されると、実際にお会いした私は確信に似たモノを感じました。
仕事の技術もさる事ながら、取材中の笑顔やお気遣いから感じますが、誰でも一度大内さんにお会いすると、大内さんのファンになってしまうような、大内さんのお人柄に惹きつけられると思います。
その背景には、きっと大内さんの『お客様に喜んでもらいたい』という思いがあるのではないでしょうか。
九州、山口県で補修屋さんをお探しのお客様は、ぜひ一度、『あさひリペア』の大内さんへコンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。
きっと大内さんに依頼して良かったと思っていただけること間違いなしです!
撮影・記事=柊平カメラマン
今回の取材を経て、大内さんはとても優しく責任感が強く、しっかりと丁寧にお仕事をなされる方だと感じました。
カメラ目線をお願いすると、作業の途中であっても快くカメラの方を向いて下さり、とても素敵な笑顔でカメラを見て下さいました。
これから『あさひリペア』をどんな補修屋さんにしていきたいのか尋ねたところ、お客様に喜んでいただける補修屋さんになりたいと力強くおっしゃっていました。
そのため、どんな部材の補修依頼が来ても対応できるよう技術を磨いていきたいと、とても強い意志を感じました。
冒頭でも記述しましたが、年間700件もの依頼を抱える大内さん。
25歳と年齢こそ若いですが、かなりの経験値と技術をお持ちであることは間違いありません。
将来は雇用も考えていらっしゃり、大内さんはさらに飛躍されると、実際にお会いした私は確信に似たモノを感じました。
仕事の技術もさる事ながら、取材中の笑顔やお気遣いから感じますが、誰でも一度大内さんにお会いすると、大内さんのファンになってしまうような、大内さんのお人柄に惹きつけられると思います。
その背景には、きっと大内さんの『お客様に喜んでもらいたい』という思いがあるのではないでしょうか。
九州、山口県で補修屋さんをお探しのお客様は、ぜひ一度、『あさひリペア』の大内さんへコンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。
きっと大内さんに依頼して良かったと思っていただけること間違いなしです!
撮影・記事=柊平カメラマン