和歌山県橋本市　　雨樋のペンキ塗り

「圧倒的な相談力」をスローガンに、「対応力」と「技術」で奈良で一番の塗装屋を目指している大昭建装（だいしょうけんそう）の山口大典さん。

今回一緒に作業されている林さんとは、前日も一緒に川遊びを楽しむほど仲の良いコンビです。
海にも一緒に出掛けて素潜りで魚を取ったりなど、公私ともにお互いのことをよく知った相棒同士、といった雰囲気で、阿吽の呼吸を感じながら撮影に臨みました！
　

ここで山口さんについてご紹介させて頂きます。
ニッカポッカに憧れていた山口さんは高校卒業後、ペンキ屋を営むおじさんのところで半年間修行をしました。

次に解体屋等、さまざまな職場で建築工事の経験値を積み、レベルアップをした状態でペンキ屋に復帰し26歳の時に独立したそうです。

その頃にはニッカポッカへの憧れは消えて今のスタイルになりました。

去年4月までは主に下請けでお仕事をされていましたが、現在は元請けとしてお仕事をされています。
ええ職人ドットコムにご入会を決められたのも、これからはもっとお仕事を増やしていこうという思いが強くなったからだそうです。

『僕がやったら全てできます、達人ですから。』と自信に溢れ、茶目っ気たっぷりのキャラクターも相まって、「じゃお願いしちゃおうかな？！」とつい私もお願いしたくなリました。

山口さんが保有されている『一級塗装技能士』の資格について質問しました。
保有していると、どれくらいの権威があるのかという質問に、簡単にいうと「国からお墨付きをいただいている」そうです。

一級塗装技能士は実務8年以上の受験資格で筆記と実技の試験からなる国家資格で、山口さんは24歳の時に取得しています。
相棒の林さんは全国レベル一位で奈良県の技能補佐員も請け負っています。

ペンキ屋業界も、値段の叩き合いでいかにお客様に喜んでもらうかを考えていかなければなりません。

現場の窓拭きや、配管のバンド交換などは施行中に気づいたら施主様へ報告してサービスで対応する事もあります。
「現場に来た時よりも美しく」を心掛ける姿勢に、「当たり前の仕事」の基準の高さを感じました。

次に今までで一番気に入っている現場をお尋ねしてみました。

山口さんから思い出の施工のお写真をいただきました。
こちらもカラーリングが素敵で、その物件を施工してから、周辺で３０件近くご依頼があったそうです。

そのお客様のおかげで仕事につながっている、と感謝の心を忘れず、誠実にお仕事をされている賜物だなぁと思いました。

山口さんと林さん、営業さん、事務を担当されている山口さんの奥様の４人体制で回しはじめて、これからさらに追い風で進む大昭建装さん。

写真撮影前までは「写真苦手〜〜」と叫んでいた山口さん。
頑張っていただきました笑

そんな山口さんの好きな食べ物は「焼き肉」でおすすめのお店を伺いました。
天道さんと、三日月さん、だそうです！皆さんもぜひ♡
あと忘れてはならない奥さまの手作り餃子が大好きだそうです。
奥さまは、事務員として山口さんを支えてくれており、大昭建装の現在のロゴもデザイナーさんと一緒に考えてくれています。

実は山口さんと林さん、ともにお子さんはお二人、そしてお家には犬を多頭飼いされているという共通点も。
山口さんは、ポメラニアンを3匹、名前は「ぽむ」「ボブ」「まる」というそうです。
林さんのお家ではトイプードルを２匹、「くろ」「めめ」だそうです。


仕事でも、プライベートでも信頼し合える固い絆で結ばれた大昭建装さん。
謙虚な姿勢とは裏腹に、奈良で1番の塗装技術者を目指す熱い情熱に溢れるペンキ屋さんです。
「奈良で1番」とは言わず、いつか塗装業界の頂をとれると感じさせられた現場でした。


撮影・記事＝＆ｍｅｄｅｒｕ　（ａｙａｎｏｎ）