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手伝いで実家の庭の手入れをしていた
フリーターの一人の青年が
キレイに生まれ変わっていく姿を目の当たりしたことで
“外仕事”に興味を持ち
職人として様々な苦難や苦労を経験
乗り越えていく中で一人、そしてまた一人と
心通わせる仲間たちと共に
理想の庭づくりを目指した
外構屋として兵庫県三田市で活動されています。
株式会社SANZE (サンゼ)の岩城守朗さん(左)
スタッフの塚口さん(真ん中)
そして双子の弟である岩城好朗さん(右)
三人のトライアングルによって紡ぎ出される
外構工事の様子と共に更に深くご紹介していきます。
手伝いで実家の庭の手入れをしていた
フリーターの一人の青年が
キレイに生まれ変わっていく姿を目の当たりしたことで
“外仕事”に興味を持ち
職人として様々な苦難や苦労を経験
乗り越えていく中で一人、そしてまた一人と
心通わせる仲間たちと共に
理想の庭づくりを目指した
外構屋として兵庫県三田市で活動されています。
株式会社SANZE (サンゼ)の岩城守朗さん(左)
スタッフの塚口さん(真ん中)
そして双子の弟である岩城好朗さん(右)
三人のトライアングルによって紡ぎ出される
外構工事の様子と共に更に深くご紹介していきます。
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今回、SANZEの皆さんが外構工事をするのは
地元 三田市にあります
閑静な住宅街に建てられたピカピカの新築住宅
この日は駐車スペースの土間打ち工事という
約束の時間に到着した時には
丁度コンクリートの流し込み作業に入るところで
外構屋さんの登録がまだ少なく
かなりひさしぶりの土間打ち作業の撮影とあって
個人的に少し楽しみにしていました。
今回、SANZEの皆さんが外構工事をするのは
地元 三田市にあります
閑静な住宅街に建てられたピカピカの新築住宅
この日は駐車スペースの土間打ち工事という
約束の時間に到着した時には
丁度コンクリートの流し込み作業に入るところで
外構屋さんの登録がまだ少なく
かなりひさしぶりの土間打ち作業の撮影とあって
個人的に少し楽しみにしていました。
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土間打ちはコンクリートを運んで流す人
それを均す人と…
お互い声を掛け合ったりタイミングを計りながら
一定のテンポで進めていくという
連携面がとても大切な作業で
限られた時間の中で良い瞬間を撮り逃さないようにと
シャッターを切る指にも自然と緊張感が高まります。
土間打ちはコンクリートを運んで流す人
それを均す人と…
お互い声を掛け合ったりタイミングを計りながら
一定のテンポで進めていくという
連携面がとても大切な作業で
限られた時間の中で良い瞬間を撮り逃さないようにと
シャッターを切る指にも自然と緊張感が高まります。
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家の手伝いで何気にやった庭の手入れから
興味本位で外構職人として歩み始めたものの
実際にお金を頂いてやるのは全く違い
お客さんに納得してもらって
初めて仕事として成り立つことを実感された守朗さんは
日々外構工事に携わっていく中で
どれだけ時間が掛かってもとにかく「丁寧に」を意識に
そのスタイルは今も変わらず大事にされていますが
庭仕事がしたいと造園屋の求人募集に応募し
いざ入社するとガッツリ外構業をしていたことが
この道に進んだキッカケだったそうです。
家の手伝いで何気にやった庭の手入れから
興味本位で外構職人として歩み始めたものの
実際にお金を頂いてやるのは全く違い
お客さんに納得してもらって
初めて仕事として成り立つことを実感された守朗さんは
日々外構工事に携わっていく中で
どれだけ時間が掛かってもとにかく「丁寧に」を意識に
そのスタイルは今も変わらず大事にされていますが
庭仕事がしたいと造園屋の求人募集に応募し
いざ入社するとガッツリ外構業をしていたことが
この道に進んだキッカケだったそうです。
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当時 在籍していた職人さんは
守朗さんからすれば大ベテランとなる
年配の方たちで口数が少なく
手取り足取り教えてもらえるような甘い環境ではなく
時には厳しい指導に
心が折れそうになることもあったそうですが
ここで辞めても他にやりたいことがなく
せっかくやるなら仕事をしっかり覚えたいと
そして何より
双子の弟である好朗さんが
警察官として働いてられたこともあって
自分もしっかりしなければという想いが
より強くあったそうで
幼少期から高校生まで
ずっと同じ時間を過ごしてきたからこそ
社会人となってそれぞれの道を歩んだことで
兄弟という枠組みだけではない
切磋琢磨し合える仲だったのではと感じました。
当時 在籍していた職人さんは
守朗さんからすれば大ベテランとなる
年配の方たちで口数が少なく
手取り足取り教えてもらえるような甘い環境ではなく
時には厳しい指導に
心が折れそうになることもあったそうですが
ここで辞めても他にやりたいことがなく
せっかくやるなら仕事をしっかり覚えたいと
そして何より
双子の弟である好朗さんが
警察官として働いてられたこともあって
自分もしっかりしなければという想いが
より強くあったそうで
幼少期から高校生まで
ずっと同じ時間を過ごしてきたからこそ
社会人となってそれぞれの道を歩んだことで
兄弟という枠組みだけではない
切磋琢磨し合える仲だったのではと感じました。
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そんな守朗さんの外構職人としての
ターニングポイントとなったのは
当時、大ベテランの職人さんから
中堅の職人さんへと付いていくのが変わったとき
大ベテランの年配職人さんは “ただ仕事” だったものが
その人の仕事といっしょに仕事をする中で
もう少し楽しみや
自分の色を出してもいいんじゃないかと感じ
何より、その先輩が職人としての技術はもちろん
いろんなことをよく知っていたことが大きかったそうで
1年半後には一人で現場を任されるまでに成長
今までは指示されたことをやるという立場から
全て自分でやらなければいけないという
これまで感じたことのない責任感が生まれるも
それを1つ乗り越えたことで
更に外構屋としての手応えを掴んだそうです。
そんな守朗さんの外構職人としての
ターニングポイントとなったのは
当時、大ベテランの職人さんから
中堅の職人さんへと付いていくのが変わったとき
大ベテランの年配職人さんは “ただ仕事” だったものが
その人の仕事といっしょに仕事をする中で
もう少し楽しみや
自分の色を出してもいいんじゃないかと感じ
何より、その先輩が職人としての技術はもちろん
いろんなことをよく知っていたことが大きかったそうで
1年半後には一人で現場を任されるまでに成長
今までは指示されたことをやるという立場から
全て自分でやらなければいけないという
これまで感じたことのない責任感が生まれるも
それを1つ乗り越えたことで
更に外構屋としての手応えを掴んだそうです。
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勤めていた当時、休みの日だけ
お手伝いに来ていたという弟の好朗さんも
兄が5年後に独立を決心したときには
どちらが誘ったりお願いしたりという訳ではなく
自然といっしょに仕事をしている感じだったそうで
今はお兄さんの仕事を見て覚えて
時には教わりながら一歩ずつ歩んでいる段階
守朗さんから見ても着実に成長していて
いずれ現場を任せられるようになったらと
三田市の外構屋として
今後の活躍も含めて期待したい職人さんです。
勤めていた当時、休みの日だけ
お手伝いに来ていたという弟の好朗さんも
兄が5年後に独立を決心したときには
どちらが誘ったりお願いしたりという訳ではなく
自然といっしょに仕事をしている感じだったそうで
今はお兄さんの仕事を見て覚えて
時には教わりながら一歩ずつ歩んでいる段階
守朗さんから見ても着実に成長していて
いずれ現場を任せられるようになったらと
三田市の外構屋として
今後の活躍も含めて期待したい職人さんです。
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今回の三田市での現場では
駐車スペースの
土間打ち工事を撮影させていただきましたが
遮熱タイプのカーポートからフェンスや塀、階段と
家周りの外構工事はすべてSANZEの皆さんがされ
今後、庭の人工芝張りもされる予定とのことです。
外構工事は他の工事とは違って
少しの誤差ではあまり影響がなく
図面通りにいかないことも多くて
現場で職人さんたちが調整をして納める中
例えそうであってもお客さんにも確認しながら
僕はミリ単位にもこだわり
最後までキッチリやることを目指していますと
その守朗さんの言葉には
職人としての強い想いがこもっていました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
今回の三田市での現場では
駐車スペースの
土間打ち工事を撮影させていただきましたが
遮熱タイプのカーポートからフェンスや塀、階段と
家周りの外構工事はすべてSANZEの皆さんがされ
今後、庭の人工芝張りもされる予定とのことです。
外構工事は他の工事とは違って
少しの誤差ではあまり影響がなく
図面通りにいかないことも多くて
現場で職人さんたちが調整をして納める中
例えそうであってもお客さんにも確認しながら
僕はミリ単位にもこだわり
最後までキッチリやることを目指していますと
その守朗さんの言葉には
職人としての強い想いがこもっていました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん