兵庫県西宮市　　マンションの鉄部ペンキ塗装（手すり、ドア、軒天補修）

兵庫県西宮市にある
築３０年になるマンションで問題が見つかったのは
階段下の軒天…

防水効果がなくなり、隙間から水が浸入し
このまま放っておくと最悪
板が落下して通行人に影響が及んでしまいかねない
大変危険な状態となっていました。

そこでオーナーさんは
昔から知り合いだった神戸市垂水区に拠点を置く
長谷川塗装工業の塗装ペンキ屋／長谷川さんに

軒天の防水工事を兼ねた補修と
共用部分である階段の手すりなどの塗装工事を依頼

まず長谷川さんが取り掛かれたのは軒天の補修作業
前日に腐った板を取っ払って下地処理され

翌日、取材で伺った日には
丁度 上部分にあたる階段の踊り場を
コーキング処理をして隙間を埋めていきます。

長谷川さんは塗装屋を名乗っておられますが
これまでのキャリアの中で生まれた繋がりのおかげで
簡単なモノであればコーキング作業から防水処理、
それに大工工事までできるようになったそうで

軒天の補修であれば
一人三役で対応できてしまう心強い職人さんです。

実際、世の中には下地処理もしなかったり
密着性を高めるプライマーをせず
いきなり希釈していない塗料を塗ったりと

長谷川さんは
大手ハウスメーカーの下請け仕事をしているときに
様々な杜撰な工事を見てきたそうで

元請けである
ハウスメーカーが予算の６割～７割を持っていき

残りを足場屋や塗装屋といった
現場の職人に割り振られるという
利益ギリギリちょっと出るかどうかにも関わらず

クレームがあった場合も元請けではなく
現場の職人に処理が任されるなどあったことで

独立してからは、下請け仕事は基本的にしない
決して安売りしないスタイルで仕事をしているそうで…

父親や叔父などが
神戸市を中心に塗装ペンキ業をしていたことで
職人仕事が身近にあった長谷川さん

学生時代も暇があればお手伝いをして
高校卒業後、本格的に父親の基でキャリアをスタート

その後、今でも付き合いのある親方さんなどから
刷毛の使い方から外壁の修繕など教えてもらい

下請けの現状をよく知っていたからこそ
知り合いからの工事の相談にも
自ら請けた方がちゃんとした施工ができると感じ

満を持してではなくそういった経緯から
垂水区で独立に至ったそうです。

取材終了後、こちらの階段の完了画像からは
長谷川さんに送ってもらいました。

元々、明るい色が浮いていた階段の脇も
お客さんからのお任せで
長谷川さんは階段の色に合わせて再塗装

何色でもいいよと言われていたそうですが
以前のような違和感がない自然な色に…

一番の問題点だった軒天は
お客さんの希望で新しい板は取り付けず
錆処理を施し塗装のみされました。

踊り場の防水処理もしっかりされましたので
これで安心です。