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兵庫県西宮市にある新築物件で行われたサイディング工事。 木造3階建ての建物を守る為の外装材として、 現代の住宅にはよく眼にするサイディングが 使用されることになりました。
右写真は、作業開始当日のものです。 まずは下地となる木部へ“透湿防水シート”を 家の外装へと打ち付けていきます。 この透湿防水シートは 水は通しませんが湿気は通すので、 壁内の結露を防ぐ効果があります。 |
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― 後日、シートを張り終えた上に、 サイディングを打ち付ける為の 下地材を打ち付けていきます。
設置場所のズレがあると 余分な手間や時間が掛かってしまう為、 有光さんは下地材を打ち付ける部分に合わせ その都度計測したりまたは墨を打つなどして 綺麗な仕上がりには欠かせない下地を 形成されていきます。 |
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部材の長さもその都度計測されてはいますが、 ほぼ全ての部材間には右写真のようにして 隙間を作りながら打ち付けられていきます。
これはサイディングと下地の間に “空気の逃げ場”を作ることも目的で、 サイディングを止めるだけではなく 結露防止にも配慮された施工方法なのです。 |
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― 後日、サイディング工事完了の写真です。
今回使われた材料は、専門的には“サントウ板”と呼ばれ 大きさが3030×910もあるサイディングを使用。 単体でもかなりの重さがあるので、 ずっしりとした外壁に仕上がっています。
今回下地をメインとしてご紹介したのも、 少し古い住宅や突貫工事で建てられた物件などでは サイディングと下地の隙間へ 十分な結露対策が施されていない為に、 外部からは見えませんが 壁内での腐食が進行している可能性もあるからです。
― サイディングによるリフォームを検討中… またはエネルギッシュな若手の職人さんを お探しの業者の方には、 ぜひとも有光さんへご相談(お問い合わせ)を オススメいたします!
取材撮影;内海 |
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