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大阪府枚方市で新築・リフォーム工事等を手掛ける「さかわき工房」さんを御紹介させて頂きます。
今回伺ったのは数年前に坂脇さん自らが増改築を手掛けられた自宅兼事務所で、坂脇さん御夫婦と息子さん御家族の二世帯とワンちゃんが暮らしています。
此方の建物の特徴は本来は別々にあった二棟の家を繋いで一棟に造りなおしたとの事。
建物解体から大規模な改修改築工事が行われたと云う事は、リフォームよりも高度な技術が要されていますからハウスリノベーションと云うが本来だと思います。
坂脇さんは大工工事に携わって40年にもなり、その間の10年を大手不動産住宅販売会社の専属でもあられました。
その専属時代には全国数千人の大工職人の中から、僅か10人程が選ばれる名工として選出され表彰された経歴をお持ちの職人でもあります。
大阪府枚方市で新築・リフォーム工事等を手掛ける「さかわき工房」さんを御紹介させて頂きます。
今回伺ったのは数年前に坂脇さん自らが増改築を手掛けられた自宅兼事務所で、坂脇さん御夫婦と息子さん御家族の二世帯とワンちゃんが暮らしています。
此方の建物の特徴は本来は別々にあった二棟の家を繋いで一棟に造りなおしたとの事。
建物解体から大規模な改修改築工事が行われたと云う事は、リフォームよりも高度な技術が要されていますからハウスリノベーションと云うが本来だと思います。
坂脇さんは大工工事に携わって40年にもなり、その間の10年を大手不動産住宅販売会社の専属でもあられました。
その専属時代には全国数千人の大工職人の中から、僅か10人程が選ばれる名工として選出され表彰された経歴をお持ちの職人でもあります。
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では早速、坂脇さんの仕事を見ていきましょう。
先ずは玄関ですが、御覧のように木材がふんだんに使われた空間になっています。
使われている木材は主に杉になりますが、腰掛けの化粧材は板材(作業の足場等に使う木材)が使われている事に驚きました。(もちろん説明されなければ分かりませんでしたが)
大工職人として最も長く多く接して来たのは、ある意味では足場となる板材だと言えると思うのですが、その材料が丈夫&ローコストである事以外に、木目が美しい事に着目し御自宅の化粧板として選ばれたそうです。
天井に掛けられた梁は太く立派で安心感と木材の優しさを感じることが出来ます。
この梁は古民家の木材を再利用してあるとの事です。
腰掛けの上は聚楽壁になっており、伝統的な和様式が醸し出す落ち着いた雰囲気に仕上がっていました。
では早速、坂脇さんの仕事を見ていきましょう。
先ずは玄関ですが、御覧のように木材がふんだんに使われた空間になっています。
使われている木材は主に杉になりますが、腰掛けの化粧材は板材(作業の足場等に使う木材)が使われている事に驚きました。(もちろん説明されなければ分かりませんでしたが)
大工職人として最も長く多く接して来たのは、ある意味では足場となる板材だと言えると思うのですが、その材料が丈夫&ローコストである事以外に、木目が美しい事に着目し御自宅の化粧板として選ばれたそうです。
天井に掛けられた梁は太く立派で安心感と木材の優しさを感じることが出来ます。
この梁は古民家の木材を再利用してあるとの事です。
腰掛けの上は聚楽壁になっており、伝統的な和様式が醸し出す落ち着いた雰囲気に仕上がっていました。
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此方も玄関スペースですが二階へ続く階段も統一感を持たせています。
階段横の開き戸はトイレの扉ですが、どこか懐かしい雰囲気を醸しだしていますね!?
それは坂脇さんの「記憶にある昔の扉」を建具職人さんにリクエストして造られたからなのですが、これは私の幼い頃にも通じるノスタルジックな佇まいです。
そして玄関扉の横の壁には手洗いが備え付けられていました!
帰宅後に靴を脱いですぐ(又は履いたまま)に手洗いができるので素晴らしいアイデアだと思いました。
ちなみに手洗いの上に形の良いランプが据えられていますが、此方も再利用されたものです。
坂脇さんのお話をお聞きしていると、使えるものを再利用する事、物を大切にする事へ高い意識をお持ちなのが伝わってまいります。
古民家再生も数多く手掛けられて来られたと云う実績もうなずけるところです。
此方も玄関スペースですが二階へ続く階段も統一感を持たせています。
階段横の開き戸はトイレの扉ですが、どこか懐かしい雰囲気を醸しだしていますね!?
それは坂脇さんの「記憶にある昔の扉」を建具職人さんにリクエストして造られたからなのですが、これは私の幼い頃にも通じるノスタルジックな佇まいです。
そして玄関扉の横の壁には手洗いが備え付けられていました!
帰宅後に靴を脱いですぐ(又は履いたまま)に手洗いができるので素晴らしいアイデアだと思いました。
ちなみに手洗いの上に形の良いランプが据えられていますが、此方も再利用されたものです。
坂脇さんのお話をお聞きしていると、使えるものを再利用する事、物を大切にする事へ高い意識をお持ちなのが伝わってまいります。
古民家再生も数多く手掛けられて来られたと云う実績もうなずけるところです。
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さて次は二階を案内してくださいました。
現在、二階は主に息子さん御家族が暮らすスペースとなっております。
階段を上がってすぐはフローリングのリビング&キッチン、そしてバスルーム・トイレ等を効率良く機能的に配置されておりました。
一階の玄関フロアから変わって、白の壁で明るいイメージのお部屋になっているのがお分かり頂けると思います。
上段の写真からは、二棟が繋ぎ合わさっているのが何となく想像戴けるのではないでしょうか?
元々の建物の基礎の高さが違うためにこのフロアと奥の部屋には段差がありますが、一見デメリットにも感じる要素である段差を逆手にデザインとして取り入れて、空間に楽しさを演出してあります。
さて次は二階を案内してくださいました。
現在、二階は主に息子さん御家族が暮らすスペースとなっております。
階段を上がってすぐはフローリングのリビング&キッチン、そしてバスルーム・トイレ等を効率良く機能的に配置されておりました。
一階の玄関フロアから変わって、白の壁で明るいイメージのお部屋になっているのがお分かり頂けると思います。
上段の写真からは、二棟が繋ぎ合わさっているのが何となく想像戴けるのではないでしょうか?
元々の建物の基礎の高さが違うためにこのフロアと奥の部屋には段差がありますが、一見デメリットにも感じる要素である段差を逆手にデザインとして取り入れて、空間に楽しさを演出してあります。
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リビング・キッチンのお隣はこれまたウッディなお部屋に。
此方も床暖房を備えたフローリング仕上げの空間になっております。
近年注目されてきたシックハウス症候群の原因の一つでもある、ホルムアルデヒドを含まない建築材を選び、安心に過ごせる空間に造りあげられました。
ご覧のとおりまだまだ赤ちゃんのお孫さんも過ごす部屋ですから、(ママが席を外されて泣いてしまわないか?と心配しましたが、元気でお利口な可愛い赤ちゃんです♪)なるべく自然素材に拘っている理由がわかります。
木材の良さは季節・気温・湿度等に反応して自らが呼吸をすることで、室内の気温や湿度を整える作用があるのが知られていますが、坂脇さんのような熟練の大工職人さんが自宅の仕様に選ぶ事実は、その効果の説得力を相当に感じる事となりました。
ちなみに収納は壁面いっぱいに備えられたクローゼットとなっておりました。
リビング・キッチンのお隣はこれまたウッディなお部屋に。
此方も床暖房を備えたフローリング仕上げの空間になっております。
近年注目されてきたシックハウス症候群の原因の一つでもある、ホルムアルデヒドを含まない建築材を選び、安心に過ごせる空間に造りあげられました。
ご覧のとおりまだまだ赤ちゃんのお孫さんも過ごす部屋ですから、(ママが席を外されて泣いてしまわないか?と心配しましたが、元気でお利口な可愛い赤ちゃんです♪)なるべく自然素材に拘っている理由がわかります。
木材の良さは季節・気温・湿度等に反応して自らが呼吸をすることで、室内の気温や湿度を整える作用があるのが知られていますが、坂脇さんのような熟練の大工職人さんが自宅の仕様に選ぶ事実は、その効果の説得力を相当に感じる事となりました。
ちなみに収納は壁面いっぱいに備えられたクローゼットとなっておりました。
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お孫さんと坂脇さん御本人に登場いただきました。
仕事についてにこやかに熱く語ってくださる坂脇さんですが、幼いお孫さんには更にデレデレですね(笑)
防音・断熱・保温の為に二重サッシ窓を採用しているのも、この部屋で過ごす家族を思っての事なのですが「暮らす人の事を考える・想像する」と云う、仕事への姿勢はなにも御家族が暮らす家だけに対する事ではありません。
坂脇さんは「人生で最も大きな買い物!である住宅だからこそ、お客様である施主様の事を考えた家造りを心がけている」とおっしゃいます。
最初に名工として表彰されたエピソードですが、この表彰はメーカーが選ぶものではなく、一般ユーザーのアンケート結果によるものと云うのが、坂脇さんの発せられる言葉が本物であるというのを物語っていると感じました。
お孫さんと坂脇さん御本人に登場いただきました。
仕事についてにこやかに熱く語ってくださる坂脇さんですが、幼いお孫さんには更にデレデレですね(笑)
防音・断熱・保温の為に二重サッシ窓を採用しているのも、この部屋で過ごす家族を思っての事なのですが「暮らす人の事を考える・想像する」と云う、仕事への姿勢はなにも御家族が暮らす家だけに対する事ではありません。
坂脇さんは「人生で最も大きな買い物!である住宅だからこそ、お客様である施主様の事を考えた家造りを心がけている」とおっしゃいます。
最初に名工として表彰されたエピソードですが、この表彰はメーカーが選ぶものではなく、一般ユーザーのアンケート結果によるものと云うのが、坂脇さんの発せられる言葉が本物であるというのを物語っていると感じました。
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此方は赤ちゃんが寝ていた部屋の向かいになる和室です。
畳と聚楽壁が落ち着いた和の雰囲気を醸し出しています。
この部屋のサッシも二重窓になっていますが、採光とプライバシーの両立、そして和室としての趣を確保する為に、内側のサッシは障子戸を再現した製品が採用されています。
二階は、リビング・キッチン・バス・トイレと洋室・和室が用意されお孫さん達の成長も見据えた空間構成をされているのが伺えます。
そして全ての部屋に通じる事ですが見えない部分へ丁寧な仕事をされているからこそ、表に見える部分が美しいのだと思える仕上がりです。
此方は赤ちゃんが寝ていた部屋の向かいになる和室です。
畳と聚楽壁が落ち着いた和の雰囲気を醸し出しています。
この部屋のサッシも二重窓になっていますが、採光とプライバシーの両立、そして和室としての趣を確保する為に、内側のサッシは障子戸を再現した製品が採用されています。
二階は、リビング・キッチン・バス・トイレと洋室・和室が用意されお孫さん達の成長も見据えた空間構成をされているのが伺えます。
そして全ての部屋に通じる事ですが見えない部分へ丁寧な仕事をされているからこそ、表に見える部分が美しいのだと思える仕上がりです。
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もう一度階段をおりて今度は一階のリビング・キッチンへ。
ここは主に坂脇さん御夫婦が過ごす空間ですが、もちろん坂脇家六人家族の団欒の空間でもあります。
こちらは玄関から続く和モダンなイメージで造られています。
壁の化粧板は玄関と同じ板材で、床はフローリング床暖仕上げとなっており、木材がふんだんに使われている効果でとても温もりを感じるられました。
ここで云う温もりはもちろん「気温」ではなく、精神的に癒やされると云う意味ですが、木の色と香りがそれらを感じさせてくれるのでしょう!
もう一度階段をおりて今度は一階のリビング・キッチンへ。
ここは主に坂脇さん御夫婦が過ごす空間ですが、もちろん坂脇家六人家族の団欒の空間でもあります。
こちらは玄関から続く和モダンなイメージで造られています。
壁の化粧板は玄関と同じ板材で、床はフローリング床暖仕上げとなっており、木材がふんだんに使われている効果でとても温もりを感じるられました。
ここで云う温もりはもちろん「気温」ではなく、精神的に癒やされると云う意味ですが、木の色と香りがそれらを感じさせてくれるのでしょう!
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キッチンは料理のしやすさと水分・油分への配慮からシステムキッチンが組み込まれており、もちろん十分な広さと明るさが確保されています。
そしてリビングの天井にも古民家から受け継いだ大きな梁が存在感を放っております。
こうした魅力的な建築材が手に入るのは「良い仲間のお陰様」とおっしゃる坂脇さんですが、それを実現できるのは坂脇さん御本人も仲間に信頼され良い仕事をされる職人だからに他なりません。
多くの経験と実績を積み重ね、多種多様な大工仕事を手掛けられてきた坂脇さんですから家の工事を安心して依頼できるのではないでしょうか?
坂脇さんの手による新築、リフォーム、リノベーションのお仕事は枚方市はもちろん、大阪府内や京都周辺が主ですが、それら以外でも御相談をお受けされるそうです。
新築工事はもちろんですが、長年住み続けた愛着のある家のリフォームやリノベーションも、お客様の気持ちに寄り添った御提案やアドバイスである事を心掛けておられます。
経年変化とともに発生する弱点に対して、その部材を生かしつつ強化を加える事ができるのは大工職人としての確かな技術はもちろん、お客様の思い出を大切に生かし続けたいと云う坂脇さんの優しさがあればこそだと感じました。
キッチンは料理のしやすさと水分・油分への配慮からシステムキッチンが組み込まれており、もちろん十分な広さと明るさが確保されています。
そしてリビングの天井にも古民家から受け継いだ大きな梁が存在感を放っております。
こうした魅力的な建築材が手に入るのは「良い仲間のお陰様」とおっしゃる坂脇さんですが、それを実現できるのは坂脇さん御本人も仲間に信頼され良い仕事をされる職人だからに他なりません。
多くの経験と実績を積み重ね、多種多様な大工仕事を手掛けられてきた坂脇さんですから家の工事を安心して依頼できるのではないでしょうか?
坂脇さんの手による新築、リフォーム、リノベーションのお仕事は枚方市はもちろん、大阪府内や京都周辺が主ですが、それら以外でも御相談をお受けされるそうです。
新築工事はもちろんですが、長年住み続けた愛着のある家のリフォームやリノベーションも、お客様の気持ちに寄り添った御提案やアドバイスである事を心掛けておられます。
経年変化とともに発生する弱点に対して、その部材を生かしつつ強化を加える事ができるのは大工職人としての確かな技術はもちろん、お客様の思い出を大切に生かし続けたいと云う坂脇さんの優しさがあればこそだと感じました。