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大阪府松原市の電気屋さん「電気工事住宅設備タケヤ」竹村修さんの業務用エアコン取り付け工事の様子をお伝えします。
今回の工事は、店舗改装に合わせて新たに、天井カセット型/業務用エアコンの取り付け工事が行われました。
お昼前に現場到着した時点で既に天井カセット型エアコン本体(業務用エアコン室内機)は取り付け設置されており、次はエアコンガス用配管と電気配線に移行するタイミングです。
改装中の店舗なので他の業者さんも同時に工事を進められており、なかなか大変な様子ですが、
重量のある業務用エアコン室外機の移動では、皆さんに御協力頂きながら設置する場面もありました。
というのも、エアコン室外機の設置場所がビルの僅かな隙間空間なのです!
大阪府松原市の電気屋さん「電気工事住宅設備タケヤ」竹村修さんの業務用エアコン取り付け工事の様子をお伝えします。
今回の工事は、店舗改装に合わせて新たに、天井カセット型/業務用エアコンの取り付け工事が行われました。
お昼前に現場到着した時点で既に天井カセット型エアコン本体(業務用エアコン室内機)は取り付け設置されており、次はエアコンガス用配管と電気配線に移行するタイミングです。
改装中の店舗なので他の業者さんも同時に工事を進められており、なかなか大変な様子ですが、
重量のある業務用エアコン室外機の移動では、皆さんに御協力頂きながら設置する場面もありました。
というのも、エアコン室外機の設置場所がビルの僅かな隙間空間なのです!
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室外機の移動を済ますと再び室内での作業に。
エアコン触媒ガスの配管工事は、店舗フロアの室内機から伸びる配管を、トイレとビル壁に儲けられた配管穴を通して、屋外に設置した室外機に繋げなけれななりません。
その長さはおよそ20メートル!一般家庭では4メートル程が標準でしょうから、配管を通すだけでも大変なのが伺えます。
店舗の天井カセット型エアコン(天カセ)は、天井裏に配管・配線するのが通常で、既に各種電気配線等もあり、加えて配管は銅パイプで出来たエアコン専用の物です。
柔らかめの銅パイプとは言え長さもありますから配管穴を通すだけでもかなり大変な作業なのが、
簡単に想像できました。
室外機の移動を済ますと再び室内での作業に。
エアコン触媒ガスの配管工事は、店舗フロアの室内機から伸びる配管を、トイレとビル壁に儲けられた配管穴を通して、屋外に設置した室外機に繋げなけれななりません。
その長さはおよそ20メートル!一般家庭では4メートル程が標準でしょうから、配管を通すだけでも大変なのが伺えます。
店舗の天井カセット型エアコン(天カセ)は、天井裏に配管・配線するのが通常で、既に各種電気配線等もあり、加えて配管は銅パイプで出来たエアコン専用の物です。
柔らかめの銅パイプとは言え長さもありますから配管穴を通すだけでもかなり大変な作業なのが、
簡単に想像できました。
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壁穴にエアコン配管パイプを通し終わると、室内機側の配管接続に取り掛かります。
エアコン配管はクッション材に包まれた銅管を用いられているのは殆ど共通で、御存知の事と思われますが、業務用エアコンともなると多彩な設置場所に合わせて設置工事をしなければなりません。
エアコン銅管は大きな圧力が掛かり、なおかつ繊細な物なので正確に曲げ加工しなければなりません。
竹村さんも勿論、それ専用の工具、チューブベンダーを用いて銅管を綺麗に曲げていきます。
エアコン取り付けは一般家庭からの依頼も大変多いそうですが、知識と経験で仕上がりが大きく変わりそうですから信頼できる電気屋さんにお願いしたいですよね。
今回は作業効率とエアコン室内機~エアコン室外機の距離を考慮して、途中で繋ぎ合わせて配管する方法になるようです。
壁穴にエアコン配管パイプを通し終わると、室内機側の配管接続に取り掛かります。
エアコン配管はクッション材に包まれた銅管を用いられているのは殆ど共通で、御存知の事と思われますが、業務用エアコンともなると多彩な設置場所に合わせて設置工事をしなければなりません。
エアコン銅管は大きな圧力が掛かり、なおかつ繊細な物なので正確に曲げ加工しなければなりません。
竹村さんも勿論、それ専用の工具、チューブベンダーを用いて銅管を綺麗に曲げていきます。
エアコン取り付けは一般家庭からの依頼も大変多いそうですが、知識と経験で仕上がりが大きく変わりそうですから信頼できる電気屋さんにお願いしたいですよね。
今回は作業効率とエアコン室内機~エアコン室外機の距離を考慮して、途中で繋ぎ合わせて配管する方法になるようです。
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曲げ加工の後は配管接続部分の加工が行われます。
チューブカッター(パイプカッター)を用いて切断面を潰さずに綺麗に切り落とします。
竹村さんが使うカッターはステンレスパイプも切断できる刃が鋭くて、しかも薄い工具なのだそうです。
そして切断するだけでなく断面の極僅かなバリを綺麗に削ぎ落としたのち、ライトを当てて銅管切断面を観察して適切に処理されたことを確認しています。
バリ取りは標準的な作業なのかを伺うと「やらないよりやる方が良い」と云うお答え!
この僅かな処理・・・客観的に見ればほんの一手間かも知れませんが、それが幾つも積み重ねれば時間を要する大きな手間となります。
ただし、ほんの僅かな仕上がり差も、精度の追求には欠かせない事ですし、それこそが大阪府で30年間も電気工事一筋にやってこられた電気屋さん「電気工事住宅設備タケヤ 」竹村さんの職人プライドに感じました。
曲げ加工の後は配管接続部分の加工が行われます。
チューブカッター(パイプカッター)を用いて切断面を潰さずに綺麗に切り落とします。
竹村さんが使うカッターはステンレスパイプも切断できる刃が鋭くて、しかも薄い工具なのだそうです。
そして切断するだけでなく断面の極僅かなバリを綺麗に削ぎ落としたのち、ライトを当てて銅管切断面を観察して適切に処理されたことを確認しています。
バリ取りは標準的な作業なのかを伺うと「やらないよりやる方が良い」と云うお答え!
この僅かな処理・・・客観的に見ればほんの一手間かも知れませんが、それが幾つも積み重ねれば時間を要する大きな手間となります。
ただし、ほんの僅かな仕上がり差も、精度の追求には欠かせない事ですし、それこそが大阪府で30年間も電気工事一筋にやってこられた電気屋さん「電気工事住宅設備タケヤ 」竹村さんの職人プライドに感じました。
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バリ取りを終えたエアコン銅管はフレアツールと言う特殊器具で加工されます。
ハサミのようなこの器具はパイプの断面を曲面(お椀型)に広げるのに用いられ、電気工で標準的な各パイプ径に適応しています。
パイプ径に合わせて銅管を挟んだ後、曲面加工の為の本体部を押し当て、電動ドライバーやドリル等を接続して回転運動を加えると、パイプの先端がお椀型に広がるというものです。
室内機・室外機のパイプジョイント部は先端繋ぎ目が丸く山になっていて、フレア加工した銅管を被せて繋ぐ事で、気密性を保ったエアコン配管接続が行え、此処の処理が不適切だとエアコンガス漏れ等のトラブルに繋がる事もあり重要な加工処理です。
先程のバリ取りは此処の「接続の精度」につながっていたのですね!
バリ取りを終えたエアコン銅管はフレアツールと言う特殊器具で加工されます。
ハサミのようなこの器具はパイプの断面を曲面(お椀型)に広げるのに用いられ、電気工で標準的な各パイプ径に適応しています。
パイプ径に合わせて銅管を挟んだ後、曲面加工の為の本体部を押し当て、電動ドライバーやドリル等を接続して回転運動を加えると、パイプの先端がお椀型に広がるというものです。
室内機・室外機のパイプジョイント部は先端繋ぎ目が丸く山になっていて、フレア加工した銅管を被せて繋ぐ事で、気密性を保ったエアコン配管接続が行え、此処の処理が不適切だとエアコンガス漏れ等のトラブルに繋がる事もあり重要な加工処理です。
先程のバリ取りは此処の「接続の精度」につながっていたのですね!
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写真ではわかりづらいですが天カセエアコンは天井に吊るされて設置されているので、竹村さんは常に脚立の上の不安定な場所で先ほどからの加工作業に取り組まれています。
その状態で一連のエアコン取り付け作業は素早く流れていきますが、熟練の電気屋さんなのが伺えるのと、なんと云っても丁寧なお仕事をされている印象を受けます。
パイプの処理が終了し、ダブルナットの六角ナットを締め付けていくと、業務用エアコン室内機側に二本の配管が接続されました。
業務用エアコンはそのパワーに負けないように各部が作られており、取り付け設置にも腕っ節が必要です!
写真ではわかりづらいですが天カセエアコンは天井に吊るされて設置されているので、竹村さんは常に脚立の上の不安定な場所で先ほどからの加工作業に取り組まれています。
その状態で一連のエアコン取り付け作業は素早く流れていきますが、熟練の電気屋さんなのが伺えるのと、なんと云っても丁寧なお仕事をされている印象を受けます。
パイプの処理が終了し、ダブルナットの六角ナットを締め付けていくと、業務用エアコン室内機側に二本の配管が接続されました。
業務用エアコンはそのパワーに負けないように各部が作られており、取り付け設置にも腕っ節が必要です!
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室内機の配管接続が終わると、室外機にも同じように銅管パイプへの処理が施されて配管接続がなされます。
写真で見て頂くとお分かりですがビルとビルの間のブロック塀の上を渡り歩きながら、店舗室内側からの配管を通して繋げていく作業をしなければなりません。
室外機設置場所もそれが一台載るのがやっとの狭いスペースなのでご覧の体制で取り付け設置工事が進められていき、私の位置からは手元の様子は伺うことができませんが、適切に処理されているのは云うまでもありません。
竹村さんいわく今回の天井カセット型エアコン取り付け工事は、どちらかと言えば「難工事」の部類ともおっしゃっていました。
竹村さんは「他店で断られたエアコン取り付け」の相談も多々あるそうです。
室内機の配管接続が終わると、室外機にも同じように銅管パイプへの処理が施されて配管接続がなされます。
写真で見て頂くとお分かりですがビルとビルの間のブロック塀の上を渡り歩きながら、店舗室内側からの配管を通して繋げていく作業をしなければなりません。
室外機設置場所もそれが一台載るのがやっとの狭いスペースなのでご覧の体制で取り付け設置工事が進められていき、私の位置からは手元の様子は伺うことができませんが、適切に処理されているのは云うまでもありません。
竹村さんいわく今回の天井カセット型エアコン取り付け工事は、どちらかと言えば「難工事」の部類ともおっしゃっていました。
竹村さんは「他店で断られたエアコン取り付け」の相談も多々あるそうです。
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室外機への配管接続が終わると、室内機側・室外機側の双方の配管を接続します。
此れも先程までと同じ工程のパイプ加工処理が施されるのですが、ご覧のようにビルとブロック塀の僅かなスペースに潜り込んでの作業。
本当に恐れ入ります。
※電気配線も同時進行で行われております。
配管接続と電気配線接続が終わるとクッションで覆われた配管と電気配線を束ねて粘着テープでぐるぐる巻にしていきました。
ご家庭でもよく見られる処理ですが、距離が距離だけに・・・。
室外機への配管接続が終わると、室内機側・室外機側の双方の配管を接続します。
此れも先程までと同じ工程のパイプ加工処理が施されるのですが、ご覧のようにビルとブロック塀の僅かなスペースに潜り込んでの作業。
本当に恐れ入ります。
※電気配線も同時進行で行われております。
配管接続と電気配線接続が終わるとクッションで覆われた配管と電気配線を束ねて粘着テープでぐるぐる巻にしていきました。
ご家庭でもよく見られる処理ですが、距離が距離だけに・・・。
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室内機と室外機と配管接続が終わり、真空引きという大切な作業工程に。
これはエアコンパイプ・冷媒回路内にあるエアコンガス以外の空気や水分を排出する作業です。
空気や水分はエアコンの冷媒回路にとっては不純物であり、それらが存在した状態でエアコンを運転してしまうと、その空気中の水分が凍って冷媒回路を塞ぎ不具合が発生し、最悪の場面では漏電や破裂など事故に繋がるのだそうです。
メーター付き真空引きポンプを、室外機のそれ用接続部に繋ぐとメーターの針が配管の中の様子を指し示します。
スイッチを入れるとポコポコと音を鳴らしながら真空引きがはじまり、十数分程でメーターの針が0の位置になり正常に真空引き処理が行われました。
室内機と室外機と配管接続が終わり、真空引きという大切な作業工程に。
これはエアコンパイプ・冷媒回路内にあるエアコンガス以外の空気や水分を排出する作業です。
空気や水分はエアコンの冷媒回路にとっては不純物であり、それらが存在した状態でエアコンを運転してしまうと、その空気中の水分が凍って冷媒回路を塞ぎ不具合が発生し、最悪の場面では漏電や破裂など事故に繋がるのだそうです。
メーター付き真空引きポンプを、室外機のそれ用接続部に繋ぐとメーターの針が配管の中の様子を指し示します。
スイッチを入れるとポコポコと音を鳴らしながら真空引きがはじまり、十数分程でメーターの針が0の位置になり正常に真空引き処理が行われました。
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屋外での作業は此れで終わり、再びエアコン室内機への作業に。
先ずはドレンホース取り付けから。
天井にドリルで穴を開けアンカーボルトを打ち込んでから、吊り下げフックを取付施工してエアコン室内機とドレンホースを繋ぎ、吊り下げて取り付けます。
この店舗内環境では屋外までドレンホースを導くのが困難と判断し、施主様のビルオーナーさん・現場管理者さんと相談し、取り敢えずは洗面室にドレンホースを通す事となりました。
洗面室の天井にホルソーで穴を開けてドレンホースを通します。
後々に加工がし易いようにホースを長めに残してありました。
屋外での作業は此れで終わり、再びエアコン室内機への作業に。
先ずはドレンホース取り付けから。
天井にドリルで穴を開けアンカーボルトを打ち込んでから、吊り下げフックを取付施工してエアコン室内機とドレンホースを繋ぎ、吊り下げて取り付けます。
この店舗内環境では屋外までドレンホースを導くのが困難と判断し、施主様のビルオーナーさん・現場管理者さんと相談し、取り敢えずは洗面室にドレンホースを通す事となりました。
洗面室の天井にホルソーで穴を開けてドレンホースを通します。
後々に加工がし易いようにホースを長めに残してありました。
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ホースが繋がれるとエアコンガス配管と一緒に黒いテープで束ねて巻き配管が目立たないように処理されます。
そしていよいよ作業は終盤に。
エアコンを作動させる電気配線の最終段階です。
配電盤下にエアコン操作リモコンを取り付けます。
この壁板の向こうは様々な電気配線が通っているのがわかりますね!それを傷つけてしまわないように慎重にドリルで穴を開けて、リモコン用の電線を通してからリモコン本体を壁に取り付けしました。
竹村さんはドリルやホルソーを使う時、必ず大きなビニール袋でドリルを覆い、粉が床などに落ちるのを最小限に抑えて、現場を汚さないように作業されているのが印象的でした。
勿論、ニッパなどでコード被覆を取り除いた際も、床に捨てないで自分のポケットに入れていました。
ホースが繋がれるとエアコンガス配管と一緒に黒いテープで束ねて巻き配管が目立たないように処理されます。
そしていよいよ作業は終盤に。
エアコンを作動させる電気配線の最終段階です。
配電盤下にエアコン操作リモコンを取り付けます。
この壁板の向こうは様々な電気配線が通っているのがわかりますね!それを傷つけてしまわないように慎重にドリルで穴を開けて、リモコン用の電線を通してからリモコン本体を壁に取り付けしました。
竹村さんはドリルやホルソーを使う時、必ず大きなビニール袋でドリルを覆い、粉が床などに落ちるのを最小限に抑えて、現場を汚さないように作業されているのが印象的でした。
勿論、ニッパなどでコード被覆を取り除いた際も、床に捨てないで自分のポケットに入れていました。
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最後に天カセ本体にフラップパネル(フラップモーターの配線もしております)と吸込グリルを組み付けてから、配電盤への電源確保を行い、動作確認をおこなって業務用エアコン取り付け・設置の終了となりました。
この日は朝から19時前までとなかなかの難工事となりましたが、大阪の電気屋さん 「電気工事住宅設備タケヤ 」竹村修さんの業務用天井エアコン取り付け工事は一つ一つが丁寧・確実そのもの。
集中力を絶やさず工事されていましたのでお疲れだった事と思います。
大阪府を中心に業務用エアコン取り付けの御相談は勿論、家庭用エアコンの取り付けも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
最後に天カセ本体にフラップパネル(フラップモーターの配線もしております)と吸込グリルを組み付けてから、配電盤への電源確保を行い、動作確認をおこなって業務用エアコン取り付け・設置の終了となりました。
この日は朝から19時前までとなかなかの難工事となりましたが、大阪の電気屋さん 「電気工事住宅設備タケヤ 」竹村修さんの業務用天井エアコン取り付け工事は一つ一つが丁寧・確実そのもの。
集中力を絶やさず工事されていましたのでお疲れだった事と思います。
大阪府を中心に業務用エアコン取り付けの御相談は勿論、家庭用エアコンの取り付けも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。