大阪府堺市　　ゴミの回収

この方がブルーム環境の木下さん。

市の委託会社に３０年間勤め
家庭ゴミから産廃、町会清掃のゴミ
イベントゴミ、災害時の瓦礫の撤去や回収など
様々な現場を経験されてきて中で磨いた腕や目利きで

会社員時代は市の職員さんからも
頼れる存在として絶大な信頼を得ていたほどの人です。

そこまでの職人さんだから
辞める時も市の職員さんたちに惜しまれてだったそうですが

自分の可能性を信じて
更なるステップアップの為、５０歳で独立。

あれだけ仕事をしているときは
皆 活き活きとやっていたはずなのに

ほとんどの人が退職後、体調を崩していくという
仕事をやめたことで生活リズムが変わり
体や神経を使うことが減って
そんな弱っていく姿を目の当たりにしたことで

体が動き続ける限りは７０でも８０でも
仕事をするべきだと気付き
『 動くなら５０歳まで 』 というアドバイスを受け

丁度、二人の子供も成人したタイミングで
第二の人生の挑戦として歩まれました。

この日の現場はクロス屋さんの倉庫のごみ回収でした。
※ 上がビフォー、下がアフター

しかし、市の委託業者は敷地内に入って回収することは
誤って何かを傷つけたり壊してしまう恐れがあるため
例え、家主さんの許可があっても絶対にできなかったそうです。

会社員時代はその制約があったことで
年配がお住まいの家にゴミの回収に行って
頼まれたとしても中に入って運ぶことができないため

それが木下さんにとっては
助けたいのに助けられない歯痒さとしてあったそうで

個人の回収業者としてなら
それができることが他社との違いですと仰ってました。