大阪府枚方市　　マンションのクロス貼り替え工事

施工のお部屋まで案内をしていただく途中エレベーターを降りると、ポケットの中から緑茶とお水を出してどちらが好きですかと聞いて下さいました。
どちらが好みかを考慮してお茶とお水の両方を用意してくれはるお心遣いに感動しました。
緊張をほぐすように後地さんの方から質問をしてくれたり、お話を振ってくれたり、撮影もスムーズにスタート♪

後地さん自身は、25歳の幼稚園教諭の娘さんと19歳の美容学校へ通う娘さんのお父さんです。
作業に入る前に「音楽をかけてもいいですか」と聞かれました。
もちろんと答えると「K-Popでもいいですか」と返ってきたので「娘さんの影響ですか？」とお尋ねすると「エヘヘ」といった感じで「そうなんです」とスピーカーをオン、軽快な音が流れ出し微笑ましい気落ちになりました。

もともとはハーゲンダッツの運送をされていて、23歳の時に手に職を、とクロス職人の道へと進みました。

この日は施工中に、何人か職人さんが来られたり、打ち合わせの方が来られたりと賑やかでした。
大工さんに後地さんの印象を聞いてみましたら、とても真面目でお仕事を集中してされる方だとの事でした。

ご本人は「そんなふうに思われていると思わへんかった」とおっしゃっていましたが、それまでの取材時間だけでも後地さんが一つ一つのことを丁寧に真面目にされている事は目に見えてわかりました。

施工する上で気をつけている事は、丁寧にきれいに、そしてお客様の要望をしっかり聞くということを心がけているそうです。
他の職人さんとも段取りよくできるように、お互い気持ちよく仕事が出来るように連絡を取り合ったり相談をしたりされているそうです。

マイフェイバリットな道具は電動のサンダー「落雷」とのこと。
サンダーはクロスを貼る前の下地処理に使います。
新しいクロスを貼る前に、貼る面が平らである必要がある為、陥没はパテで埋め込み、溢れたパテや細かな出っ張り部分は、このサンダーで削り取っていくのです。
粉をまき散らさずにサンダーをかける後地さん、養生しているとはいえ、施工後の清掃も考慮して施工する技術に感服です！