京都市上京区　　雨樋の修理

京都市は上京区にやって参りました。
本日こちらで便利屋の高橋さんが雨樋の修理作業を行います。
事前に高橋さんに指示された場所にGoogleマップを頼りに
やって来ました。
京都らしい細街路が住宅地の中をどこまでも続く路地裏を、
高橋さんを探しながら進んで行くと
すこし向こうの方で脚立に昇り作業している高橋さんが目に留まりました。

今回は、お客様から小工事の依頼が入り駆け付けつけました。
工事内容は雨樋が経年劣化により割れて本来の結合している部分から外れたそうです。
それが原因で雨天時に、波板に降り注いだ雨が雨樋を伝って上手く排出されず、周辺に流れ落ちて行くそうです。
他にも集水器の欠落も見受けられ、修理に関しましては既存雨樋自体が古い部材です。
他には欠落している集水器が、現在単品では部品が存在せず廃盤に、なっています。
他の部分は、まだまだ使える雨樋ですが完全に治そうとすると全体をそっくり交換になります。
これでは施主様にとっては費用高になり、それは望んではおられません。
（使える部材は使って修理は出来ないか？）という施主様の要望に応えるべく頭をひねって
なんとか、サイズが合うパーツだけを用意して割れてしまった雨樋or集水器を直して行く方向で進めて行きます。

次に新たなパーツを継ぎ足すのでジョイントを差し込みます。
（ジョイントとは継手の事で繋ぐ事ができるよう部分的に細くなっており、そこに差し込んで繋ぐ部材です。）
多少の長さ違いは別のパーツですので、考慮しながら雨水が上手く排出されるように考えて継手の組み合わせを考えます。
何通りか試しているうちにベストな形に持って来ました

まずは今回の依頼内容の第一段階が終わり、竪樋部分は完成しました。
次は集水器の交換取り付けです。
こちらは既存の雨樋を伝って流れてくる部分で雨水が上手く流れるよう集水器自体を横方向の
排水役目の雨樋に出来るだけ近づけて取り付けます。

位置決めが終わりましたらビスで完全に固定して行きます。
固定し終わり不備が無いか辺り一面を観察して最終チェックをします。

このように、ちょっとした小工事（今回は雨樋）に便利屋の高橋さんをご用命されたらどうでしょうか。
細かな工事に立ち廻るのは得意としています。専門職に頼むのは大袈裟であるとか、費用を抑えたい場合や
小工事が複合している時は多能工的機能を持ち合わせている
高橋さんの出番です。
随時ご相談を受け付け中です。




取材撮影＆文 ： 中野