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京都市中京区には
大正時代に建てられた
とてもとても古いお家がありました。
長年住んでいた人たちが退去し
家主さんは借り手が現れないことに困り果て
コインパーキングでも造ろうかと計画
そこへとある工務店の社長に誘われた
一人の大工さんが共同で借り
骨組みだけを残してフルリノベーションし
自分好みの作業場と事務所を造りましたとさ…
その人が清水工務店の清水達也さん
外観は元々の壁の上に
防腐処理のために焼きを入れた杉板が張られ
屋根の瓦も締め直しをして部分的に補修
100年の歴史を誇る家屋が2019年
真新しい形となって生まれ変わりました。
京都市中京区には
大正時代に建てられた
とてもとても古いお家がありました。
長年住んでいた人たちが退去し
家主さんは借り手が現れないことに困り果て
コインパーキングでも造ろうかと計画
そこへとある工務店の社長に誘われた
一人の大工さんが共同で借り
骨組みだけを残してフルリノベーションし
自分好みの作業場と事務所を造りましたとさ…
その人が清水工務店の清水達也さん
外観は元々の壁の上に
防腐処理のために焼きを入れた杉板が張られ
屋根の瓦も締め直しをして部分的に補修
100年の歴史を誇る家屋が2019年
真新しい形となって生まれ変わりました。
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これまで千本北大路のマンションの一角の
手狭な空間を事務所にしていた清水さんは
自宅からもう少し近い場所に事務所が欲しいと
ずっと考えられていたときにここと出会い
当時の雰囲気を残しつつも
自分の理想の空間へと解体から完成まで
空き物件だった40坪の古民家を新事務所へと
約2ヶ月の工期で再生されました。
台所や物置など
以前の面影が所々に残る1階部分は
清水工務店さんのスペースだけでなく
丁度 場所を探していたという
畳屋さんと作業場が半々となっていて
二階部分も同じように壁を隔て
事務所と畳屋さんの住居を造られました。
これまで千本北大路のマンションの一角の
手狭な空間を事務所にしていた清水さんは
自宅からもう少し近い場所に事務所が欲しいと
ずっと考えられていたときにここと出会い
当時の雰囲気を残しつつも
自分の理想の空間へと解体から完成まで
空き物件だった40坪の古民家を新事務所へと
約2ヶ月の工期で再生されました。
台所や物置など
以前の面影が所々に残る1階部分は
清水工務店さんのスペースだけでなく
丁度 場所を探していたという
畳屋さんと作業場が半々となっていて
二階部分も同じように壁を隔て
事務所と畳屋さんの住居を造られました。
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今現在、清水工務店さんでは
清水さんを筆頭に
同世代、少し下、そして70代の大ベテランと
4人の大工さんが常駐されているそうで
通路を奥に進むと
更に作業場と材木置き場、トイレが併設され
仕事に対する真摯な姿勢が
清水さんのお話しからだけでなく
綺麗に整理整頓された工具類
1つ1つ取っても感じられました。
今現在、清水工務店さんでは
清水さんを筆頭に
同世代、少し下、そして70代の大ベテランと
4人の大工さんが常駐されているそうで
通路を奥に進むと
更に作業場と材木置き場、トイレが併設され
仕事に対する真摯な姿勢が
清水さんのお話しからだけでなく
綺麗に整理整頓された工具類
1つ1つ取っても感じられました。
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階段も当時のままを残し
上がるとそこには事務所スペース
先ほど説明したように
壁の向こうが畳屋さんの住居となっていて
お客さんとの打ち合わせだけでなく
職人さんたちが集まるという空間は
圧迫感をなくすために
天井をぶち抜き長さ8メートルになる
松の木の梁を見せ開放的に
内装には漆喰調のクロスを張って
椅子とテーブル、ソファが置かれた中に
清水さんの好きなジャズがBGMで流れ
今風なんだけどこか懐かしい…
そんな和と洋が調和した
和モダンな落ち着きある空間でした。
階段も当時のままを残し
上がるとそこには事務所スペース
先ほど説明したように
壁の向こうが畳屋さんの住居となっていて
お客さんとの打ち合わせだけでなく
職人さんたちが集まるという空間は
圧迫感をなくすために
天井をぶち抜き長さ8メートルになる
松の木の梁を見せ開放的に
内装には漆喰調のクロスを張って
椅子とテーブル、ソファが置かれた中に
清水さんの好きなジャズがBGMで流れ
今風なんだけどこか懐かしい…
そんな和と洋が調和した
和モダンな落ち着きある空間でした。
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旅行とバイクが趣味の清水さんは17歳の時
母親の親元である祖父が工務店をされていて
そこのお弟子さんに預けられ大工の道へ
4年間、定時制の学校に通いながら働き
子供の頃からラジコンや模型作りが好きで
駆け出しの頃は解体した木材の釘抜きや
親方のお風呂の薪割りなど雑用をしてても
大工仕事は楽しく面白かったそうで
高校を卒業した21歳には
嵐山で工務店をする伯父の所へ行き
職人として本格的に家造りの仕組みを理解
ある程度 大工仕事ができると実感したのが
25~6歳の頃だそうですが
キャリア40年を超えた今でも
自分はまだまだ…と、向上心が湧いてくるそうです。
旅行とバイクが趣味の清水さんは17歳の時
母親の親元である祖父が工務店をされていて
そこのお弟子さんに預けられ大工の道へ
4年間、定時制の学校に通いながら働き
子供の頃からラジコンや模型作りが好きで
駆け出しの頃は解体した木材の釘抜きや
親方のお風呂の薪割りなど雑用をしてても
大工仕事は楽しく面白かったそうで
高校を卒業した21歳には
嵐山で工務店をする伯父の所へ行き
職人として本格的に家造りの仕組みを理解
ある程度 大工仕事ができると実感したのが
25~6歳の頃だそうですが
キャリア40年を超えた今でも
自分はまだまだ…と、向上心が湧いてくるそうです。
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結婚した28歳の頃には
どこに行ってもできるという自信から
仕事に対する責任感が今まで以上に生まれ
32歳で自分の家を建て
その後 お茶室や純和風な
数寄屋建築の仕事に携わるようになって
更に知識や経験が吸収されていき
和を大切にする意識も高まったそうです。
36歳のときに清水工務店として独立
当初は仕事を取りに行こうという考えはなく
知人の応援でやってければと思ってたそうですが
清水さんの確かな腕と仕事ぶりに
工務店や設計士さんなど業界関係者から
相談や依頼が増えてきたことで
自分が元請けとなって仕事をするようになり
平成18年7月7月、七夕の日に法人化
結婚した28歳の頃には
どこに行ってもできるという自信から
仕事に対する責任感が今まで以上に生まれ
32歳で自分の家を建て
その後 お茶室や純和風な
数寄屋建築の仕事に携わるようになって
更に知識や経験が吸収されていき
和を大切にする意識も高まったそうです。
36歳のときに清水工務店として独立
当初は仕事を取りに行こうという考えはなく
知人の応援でやってければと思ってたそうですが
清水さんの確かな腕と仕事ぶりに
工務店や設計士さんなど業界関係者から
相談や依頼が増えてきたことで
自分が元請けとなって仕事をするようになり
平成18年7月7月、七夕の日に法人化
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スタッフも抱え
これまでのように現場だけでなく
事務作業をすることも増えたそうですが
一日中 机に向かってられない性分で
「 やっぱり現場が一番楽しい 」 と
今でも様々な発見があるという清水さん
これまでずっと
ホームページなどネット集客は一切せず
業界関係者とのつながりだけで
仕事をずっとやってこられた中
ええ職人ドットコムを知って
なんか面白そう…と、はじめ思われたように
なんか夢を形にしてくれそうな大工さん…
これから清水さんを知った人にそう感じてもらえるような
そんな記事が描けていければと思ってます。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
スタッフも抱え
これまでのように現場だけでなく
事務作業をすることも増えたそうですが
一日中 机に向かってられない性分で
「 やっぱり現場が一番楽しい 」 と
今でも様々な発見があるという清水さん
これまでずっと
ホームページなどネット集客は一切せず
業界関係者とのつながりだけで
仕事をずっとやってこられた中
ええ職人ドットコムを知って
なんか面白そう…と、はじめ思われたように
なんか夢を形にしてくれそうな大工さん…
これから清水さんを知った人にそう感じてもらえるような
そんな記事が描けていければと思ってます。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん