京都市伏見区　　お家の内装クロス全面張り替え

初日に伺ったところ
まずは今 張られているクロスを剥がすところから始まります。

クロスは剥がしやすい時とそうでないときがあるため
その影響で作業の進み方が大きく変わってきます。

前回 は息子の伊織さんもいっしょになっての施工でしたが
普段はそれぞれが別の現場で活動されているということで
白川さんとは半年ぶりの取材となりました。

『 ええ職人.comに登録してから
少しずつですが反響が出てきて依頼が増えてきてます 』 と
何か手応えを掴まれたご様子で

また良い現場があったら取材してもらおうと考えてくださっていて
今回、お客さまからの取材許可が下りたことで
ご連絡いただき実現いたしました。

数時間後には三階部分のクロスが剥がし終わり
まずは天井部分に使用する木目調のクロスをカットしていきます。

クロスの張り替えの理由で一番多いのが
やはり年数による汚れだそうで
今はクロスの色や性能など種類が豊富にあり過ぎて

お客さんにとって
クロスを見ただけではなかなかイメージがつきにくいことから
ある程度の希望を聴いた後、白川さんが専門的な知識を活かして
イメージに合ったモノを提案してくださいます。

クロス１つとっても色を変えるだけで
家の雰囲気が大きく変わって新鮮な気持ちになることから
張り替えの場合はできるだけそのようにススメているそうです。

これまで数多くの現場で培ってきたキャリアと
長きに渡って深めてきたチームワークによって

張り出すと作業がテンポ良く進んでいきます。

作業中も指示のようなモノはほとんどなく
互いに確認し合いながらの無駄のない見事な連係プレーです。

実際に今回の作業ですが
一日目、二日目は職人さん３人で
三日目は２人、四日目は白川さん１人という流れ
三日半で完工しました。

先ほどにも言いましたが
始めの剥がす作業によって後のクロス張りに影響することや
作業に携わる職人さんの数によって多少の前後はあるそうですが

お家の全面クロス張り替えの場合だと
だいたい４～５日見ていただければということです。

４日目のお昼過ぎに完成しましたとご連絡いただき伺うと
白川さんは最終仕上げの掃除をされていました。

それではビフォーアフターを見ていきましょう。

一番分かりやすいのが寝室です。

以前（下画像）は全面白を基調としたクロスでしたが
今回（上画像）はモルタル調の柄と、一面だけ濃い色のクロスに。

こうやって比べると同じライトでも
クロスを変えることによって部屋の明るさが変わります。

それは白がレフ版のように光を反射することが影響していて
今回のように濃い色のクロスを使うことによって光が吸収され
落ち着いた雰囲気に変わりました。

クロスはただ見た目だけでなく
色を変えることでこのような効果も生まれるんですね。

二階から三階へと続く階段のクロスは
少し淡いピンクが施された柄に。

一階から二階へと続く階段も同じ柄のクロスです。

その言葉を象徴するのが
階段やライトなどのクロスの切れ目や
繋ぎ目であるジョイント部分です。

白川さんの仕事のすごさは
クロスにつける糊の乾き具合も計算し
あくまでコーキングは補助的な意味合いで使用して

極力コーキングに頼らない
クロスでしっかりと魅せれる技術が備わっていることです。

プロが観ればその差は歴然。

京都・滋賀でクロス張り替えをお考えの方
白川さんならどんな些細なことでも相談に乗ってくれますよ♪


取材撮影＆文 ： とくおか じゅん