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京都府向日市を拠点に関西で一般住宅は勿論、店舗やマンション・アパート等の集合住宅等、カギの新設施工・取り替え施工・修理復旧・解錠・メンテナンス等を手掛けている「ロジャーロックサービス」のカギ職人、吉野さんですが、今回は一般住宅の電気錠修理工事の取材に伺いました。
電気錠は皆さんご存知のとおり、インターホンの呼び出しで屋内から解錠が出来るオートロックのカギですが、此方の御宅ではその機能が作動しなくなったので、ソレの復旧と、加えて古いタイプのキーだったキーシリンダーを、防犯性の高いディンプルキータイプに変更する御依頼です。
現場に到着すると早速にキーケースとシリンダーが外されます。
シリンダーの交換するだけなのですが全て取り外して、洗浄・グリスアップを施します。
それらはカギ職人の吉野さんに掛かれば、ものの数分の作業です。 |
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次に電気錠本来の施錠・解錠の機能復旧に取り掛かります。 新しく取り付けられたシリンダーが機能していることを確認後、施錠・解錠を伝えるセンサーが機能しているかを確かめています。
吉野さんは第一種・第二種電気工事士の資格習得されていて、電気錠に精通しているカギ職人さんでもあります。
この事はカギ屋さんと電気工事屋さんを別々に呼ぶこと無く、吉野さん一人で電気錠の新設や修理が出来る点で、時間(日数)的にも費用的にも非常にメリットの高い事だと思います。 |
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今回の現場では、鉄の鋳造製の重い門扉が長年の使用から経年変化を起こし、ヒンジ部分に僅かな歪みが起こり、観音開きの扉に隙間が出来た事で、施錠を伝えるセンサーが接点に届かなくなっていました。
他の部分は全て機能しているので、吉野さんは「早く・安く・確実」と謂う観点から、門扉に小さなプレートを取り付けて、隙間を調節しセンサーを機能させる事にしました。
アルミ板を切断・成形・穴開けをしてプレート部品を作製し、門扉へ正確な位置合わせをした後に、穴開け、ネジ切りを施してから、ステンレスネジでプレートを取り付けました。 |
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青枠の写真は施工前の物です。 門の隙間に三角のセンサーが両側から出ていますが、上部分のセンサーと扉との間に隙間が発生してしまっています。
中段・下段の写真は施工後の写真です。 中段の写真ではセンサーと扉の間に、吉野さんが作製したアルミプレートが収まり、問題の隙間が解消されています。
この後、確実に室内からの解錠・オートロック等の電気錠の機能が作動することを確認して、電気錠修理工事が完了しました。
御依頼主様も新品に変えてしまうような大掛かりで高価な事でなく、低価格でのカギの機能の復旧を望んでおられましたので、仕上がりに御満足し大変喜んでいらっしゃいました。
もしカギの事でお悩みがあれば何事に関わらず、先ずは京都府向日市の「ロジャーロックサービス」吉野さんに御相談を御薦めさせて戴きます。 |
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