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「予防が大事」
それは人も家も同じで
メンテナンスに対する普段の意識の差によって
後の結果が大きく変わることがあります。
屋根に関して言えば多くの人が
雨漏りしてから専門家に相談されますが
家の外回りは紫外線や雨風など
常に自然からの刺激を受け続けているため
築年数を重ねれば重ねるほど
メンテナンス費用が大きく掛かってしまいます。
京都市北区にありますこちらのお客さんは
築20年という事で早目の対処をと
山科区を拠点に屋根板金工事をされている
大村ルーフの大村一矢さんに相談
雨漏りはしていないとはいえ
現場調査したときにはかなり損傷していて
カラーベストには苔が生えている状態でした。
「予防が大事」
それは人も家も同じで
メンテナンスに対する普段の意識の差によって
後の結果が大きく変わることがあります。
屋根に関して言えば多くの人が
雨漏りしてから専門家に相談されますが
家の外回りは紫外線や雨風など
常に自然からの刺激を受け続けているため
築年数を重ねれば重ねるほど
メンテナンス費用が大きく掛かってしまいます。
京都市北区にありますこちらのお客さんは
築20年という事で早目の対処をと
山科区を拠点に屋根板金工事をされている
大村ルーフの大村一矢さんに相談
雨漏りはしていないとはいえ
現場調査したときにはかなり損傷していて
カラーベストには苔が生えている状態でした。
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3社ほど相見積もりを取った中で
誠実な対応と良心的な工事費用から
大村さんに即決されたそうで
大村さん自身も、屋根の技術や知識は
ある程度 数をこなせば身に付くも
人間性を高めていくには日々意識しながら
成功と失敗を自分なりに受け止めていかないと
成長には繋がらないという自論があるため
技術や工事費用よりも
まず「人」で選んで頂けたこと
それが期待に応えなくてはいけないという
責任感に変わることが
屋根職人としてのやりがいだそうです。
3社ほど相見積もりを取った中で
誠実な対応と良心的な工事費用から
大村さんに即決されたそうで
大村さん自身も、屋根の技術や知識は
ある程度 数をこなせば身に付くも
人間性を高めていくには日々意識しながら
成功と失敗を自分なりに受け止めていかないと
成長には繋がらないという自論があるため
技術や工事費用よりも
まず「人」で選んで頂けたこと
それが期待に応えなくてはいけないという
責任感に変わることが
屋根職人としてのやりがいだそうです。
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家の数だけ屋根の種類も様々…
今回のお宅も切妻が中央で2つに分かれ
しかも出窓もあるなど少し特殊な形状でした。
現代のデザイン重視の家は
確かに個性的でお洒落さもありますが
実際に屋根工事をする職人さんからすれば
凹凸がなく傾斜も緩やかなシンプルな屋根こそが
手間も足への負担も少なく一番施工がしやすく
逆に連結部が増えるほど
屋根板金材に切り込みを入れて加工したりと
作業手間が増えるだけでなく
僅かな隙間が生じやすくなります。
家の数だけ屋根の種類も様々…
今回のお宅も切妻が中央で2つに分かれ
しかも出窓もあるなど少し特殊な形状でした。
現代のデザイン重視の家は
確かに個性的でお洒落さもありますが
実際に屋根工事をする職人さんからすれば
凹凸がなく傾斜も緩やかなシンプルな屋根こそが
手間も足への負担も少なく一番施工がしやすく
逆に連結部が増えるほど
屋根板金材に切り込みを入れて加工したりと
作業手間が増えるだけでなく
僅かな隙間が生じやすくなります。
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そんな複雑な屋根を経験の浅い職人さんがすれば
当然 施工不良のリスクが高まってしまいますが
大村さんはこれまで培った経験から
どこが一番ポイントになるのか理解されているため
慎重に作業を進めながら
普段なかなか見れないお客さんに対しても
写真を撮るなどして
1つ1つ丁寧に説明するよう心掛けているそうで
ただキレイすることだけでなく
そうやって安心感を届けることこそ
良い仕事なんだということが分かります。
そんな複雑な屋根を経験の浅い職人さんがすれば
当然 施工不良のリスクが高まってしまいますが
大村さんはこれまで培った経験から
どこが一番ポイントになるのか理解されているため
慎重に作業を進めながら
普段なかなか見れないお客さんに対しても
写真を撮るなどして
1つ1つ丁寧に説明するよう心掛けているそうで
ただキレイすることだけでなく
そうやって安心感を届けることこそ
良い仕事なんだということが分かります。
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今回こちらの北区にありますお宅では
既存のカラーベストの上に
断熱材入りのガルテクトを使用した
カバー工法が行われました。
カバー工法であれば既存の屋根を撤去せずに
新しい材料を上張りできるため
葺き替え工事よりも費用を抑えることができます。
ただ、下地の状態のよっては
補修をした上でカバー工法をしたり
瓦屋根の場合には上から張ることができないため
(金属、スレート、アスファルトシングルは可能)
知識と経験はもちろん
その対応の仕方(態度)もしっかり見極めた上で
職人さんを選ぶこととても大切です。
今回こちらの北区にありますお宅では
既存のカラーベストの上に
断熱材入りのガルテクトを使用した
カバー工法が行われました。
カバー工法であれば既存の屋根を撤去せずに
新しい材料を上張りできるため
葺き替え工事よりも費用を抑えることができます。
ただ、下地の状態のよっては
補修をした上でカバー工法をしたり
瓦屋根の場合には上から張ることができないため
(金属、スレート、アスファルトシングルは可能)
知識と経験はもちろん
その対応の仕方(態度)もしっかり見極めた上で
職人さんを選ぶこととても大切です。
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大村さんの材料へのこだわりは
可能な限り純正品を使うこと
棟板金を固定するために必要な貫板も
木材だと雨に弱く劣化しやすいため
合成樹脂製屋根副資材のタフモックを使用
中には手間を減らし安価に済まそうと
使い分けずに同じ材料で施工する業者もいる中
例え材料費が数倍違っても
マニュアルに沿ったモノを使用すれば
色味も耐久性もかなり違ってくるそうです。
大村さんの材料へのこだわりは
可能な限り純正品を使うこと
棟板金を固定するために必要な貫板も
木材だと雨に弱く劣化しやすいため
合成樹脂製屋根副資材のタフモックを使用
中には手間を減らし安価に済まそうと
使い分けずに同じ材料で施工する業者もいる中
例え材料費が数倍違っても
マニュアルに沿ったモノを使用すれば
色味も耐久性もかなり違ってくるそうです。
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目指すは “お客さんが
どうすれば喜んでくれるかを第一に考えた施工“
16歳で解体屋の仕事をはじめ
その後 知人の誘いで17歳の時に
屋根職人として道を歩み始められた大村さん
厳しいながらも波長が合った親方の下で
6年間修業した後、23歳で独立
26歳で結婚してお子さんも生まれ
昔から好きなお寺巡りを
休日になると家族一緒にお出かけし
お子さんのためにと始めたUFOキャッチャーでは
トミカのおもちゃを使った金額以上に取るという
その腕前は素人とは思えない程のレベルに…
目指すは “お客さんが
どうすれば喜んでくれるかを第一に考えた施工“
16歳で解体屋の仕事をはじめ
その後 知人の誘いで17歳の時に
屋根職人として道を歩み始められた大村さん
厳しいながらも波長が合った親方の下で
6年間修業した後、23歳で独立
26歳で結婚してお子さんも生まれ
昔から好きなお寺巡りを
休日になると家族一緒にお出かけし
お子さんのためにと始めたUFOキャッチャーでは
トミカのおもちゃを使った金額以上に取るという
その腕前は素人とは思えない程のレベルに…
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そんな大村さんの職人としての
ターニングポイントは25歳の時…
九州で大雨の土砂災害が起こり
先輩に連れられ佐賀県へボランティアに行き
真夏の朝から夕方まで延々と土砂を人力で処理をする
そんな過酷な作業をした先にあったのは
地元の人たちからの感謝と手厚いおもてなし…
そこで人の温かみを感じたことで、これまで
ただお金をどうやって稼ぐかという事ばかりに
注視していた意識から
“お客さんに満足してもらってはじめて報酬を頂くモノ“
・・・へと変わったそうで
その言葉を聴いて屋根仕事に励まれる姿が
何か違って見えたような気がしました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
そんな大村さんの職人としての
ターニングポイントは25歳の時…
九州で大雨の土砂災害が起こり
先輩に連れられ佐賀県へボランティアに行き
真夏の朝から夕方まで延々と土砂を人力で処理をする
そんな過酷な作業をした先にあったのは
地元の人たちからの感謝と手厚いおもてなし…
そこで人の温かみを感じたことで、これまで
ただお金をどうやって稼ぐかという事ばかりに
注視していた意識から
“お客さんに満足してもらってはじめて報酬を頂くモノ“
・・・へと変わったそうで
その言葉を聴いて屋根仕事に励まれる姿が
何か違って見えたような気がしました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん