大京テント工業会社紹介へ「大京テント工業」の竹内さんがライスターを使用したテント生地(ターポリン)の幅継ぎ溶着を実演してくださいました。
先ずは、二枚のテント生地を用意して、その端を5センチ幅程度に重ねてステンレス床に置きます。
正確に位置決めをしてからテープでステンレス床に固定します。
この準備段階で正確に位置合わせが出来ていないと、テント生地がずれたまま溶着されてしまいますので、慎重な作業が求められます。
ライスターは、電気式ヒーターの熱風をノズルを介してテント生地に伝え、テント生地の樹脂を溶かした後に、素早くローラーで圧力を掛けて圧着させていく機械です(スイス製)
ピンクで囲った四角写真にライスターのノズル先端をアップにしました。
このノズル部分が床に敷かれた二枚のテント生地の隙間に入り、上下に面するテント生地を熱で温め(溶かす)られます。(その温度は最大620℃もの高温になるそうです)