滋賀県湖南市　　集合住宅の屋根板金工事

集合住宅２棟、それぞれの片流れ屋根には
真新しいガルバリウムの屋根材が太陽に照らされ
滋賀県という事で雪止めも取り付け…

今回は屋根の形状に合わせ
立平葺きとなっていて

その名の通り屋根材が縦向きに敷かれ
継ぎ目がなくシンプルだからこそ
雨漏りのリスクも少なく
工期も他の方法に比べて短くできます。

ただ、屋根の形は切妻・寄棟・片流れ・方形
差し掛け・入母屋・陸屋根などなど…

家のデザインによって様々な形状があり
複雑になればなるほど手間と時間がかかるため

屋根材選びはもちろん
施工する職人さんの経験値がとても重要になります。

そんな木村さんが作業で一番大切にするのが
「丁寧な仕事をすること」

屋根は建物内に雨水を侵入させないために
とても重要な役割を担っているからこそ
焦らず、慎重なくらい丁寧に…を心掛け

今回のように住宅の新築工事の場合だと
基礎工事が終わって建物の骨格ができ
その次に屋根工事が始まることから

下請け・元請け関係なく余裕のある工期で
作業ができる環境が整っているそうで

逆を言えば工期を急かすような業者は
雨仕舞がしっかりできてない可能性があると言えます。

手取り足取り教えてもらえる環境ではない中
父親や応援で行った現場で先輩らの作業を見て
自分なりに試行錯誤しながら仕事を覚えてきた木村さん

屋根のリフォームの場合
経験値を積んだベテラン職人であったとしても
雨漏りの原因箇所を見つけるのが難しく

施工実績がそれなりにあるからと
胡坐をかいてしまう職人よりも

「自分はまだまだこれからの人間です…」と
発展途上の段階だと自覚した
木村さんのその謙虚な姿勢には好感が持てました。