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今回のリペア職人の藤本さんの取材の際に、「かまち」という言葉を初めて知りました。
「框」とは、床の間や玄関の上がり部分など、床の高さが変わるところに横にわたす化粧材のことです。
私はそれを、今まで「段」と呼んでいました笑
さらに框は、引き戸・障子・窓に使われている周囲の枠も含まれ、建具や家具の枠組みを構成する周囲の枠材も指します。
漢字もかっこいいなぁと思いました。
今回のリペア職人の藤本さんの取材の際に、「かまち」という言葉を初めて知りました。
「框」とは、床の間や玄関の上がり部分など、床の高さが変わるところに横にわたす化粧材のことです。
私はそれを、今まで「段」と呼んでいました笑
さらに框は、引き戸・障子・窓に使われている周囲の枠も含まれ、建具や家具の枠組みを構成する周囲の枠材も指します。
漢字もかっこいいなぁと思いました。
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今回は、リビングの框と柱とフローリングのリペアを取材させていただきました。
主人公は、滋賀県草津市を拠点に活躍されるリペア屋、「アンカ」の藤本俊一さんです。
リペア(repair)は修理・補修・修繕や回復取り戻すという意味があります。
框と柱は、施主さんの愛犬ミルクちゃんがパピー(1歳以下)だった時に歯の生え替わりのむずむずでガジガジとしてしまった際にできた傷とのこと、可愛いお目目で、作業を見守っていてくれました笑
今回は、リビングの框と柱とフローリングのリペアを取材させていただきました。
主人公は、滋賀県草津市を拠点に活躍されるリペア屋、「アンカ」の藤本俊一さんです。
リペア(repair)は修理・補修・修繕や回復取り戻すという意味があります。
框と柱は、施主さんの愛犬ミルクちゃんがパピー(1歳以下)だった時に歯の生え替わりのむずむずでガジガジとしてしまった際にできた傷とのこと、可愛いお目目で、作業を見守っていてくれました笑
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フローリングの小傷は、生活をしていて気付かないうちについたそうですが、フローリングを取り変え・張り替えすることなく、優れた調色技術と修復技術でその箇所を直接補修して綺麗にしていきます。
調色技術とは、オリジナルに限りなく近い色を再現する技術なのですが、藤本さんに、「美術が好きだったのですか?」とお尋ねすると、全然得意ではなかったそうでこれまでの経験を重ねて、色味を出せるようになったそうです。
フローリングの小傷は、生活をしていて気付かないうちについたそうですが、フローリングを取り変え・張り替えすることなく、優れた調色技術と修復技術でその箇所を直接補修して綺麗にしていきます。
調色技術とは、オリジナルに限りなく近い色を再現する技術なのですが、藤本さんに、「美術が好きだったのですか?」とお尋ねすると、全然得意ではなかったそうでこれまでの経験を重ねて、色味を出せるようになったそうです。
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後ろでは、お二人の息子さんがそれぞれのリペア作業に取りかかっています。
長男の誠二さんは、藤本さんの元で一緒にお仕事されて5年、元々は設備屋さんに勤務していたところお父さんのリペア業が忙しくなってきたのをきっかけにヘッドハンティングされたそうです笑
次男の勇介さんは、元々は蕎麦職人さんでした。
一生できる仕事をしたいと藤本さんが独立された10年前に一緒にしようとリペア職につきました。
後ろでは、お二人の息子さんがそれぞれのリペア作業に取りかかっています。
長男の誠二さんは、藤本さんの元で一緒にお仕事されて5年、元々は設備屋さんに勤務していたところお父さんのリペア業が忙しくなってきたのをきっかけにヘッドハンティングされたそうです笑
次男の勇介さんは、元々は蕎麦職人さんでした。
一生できる仕事をしたいと藤本さんが独立された10年前に一緒にしようとリペア職につきました。
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この日の現場は藤本さんの奥様、里江さんのご姉妹のお宅でした。
いろんなお話を伺う間も皆さんの仲の良さが伺える様子で、毎年家族旅行にも一緒に行くとのこと。
お孫さんのお話を目を細めてしてくれたり、プライベート写真をこれがいいよね、あれもいいよね、と選んで送ってくれる様子はとても微笑ましかったです。
この日の現場は藤本さんの奥様、里江さんのご姉妹のお宅でした。
いろんなお話を伺う間も皆さんの仲の良さが伺える様子で、毎年家族旅行にも一緒に行くとのこと。
お孫さんのお話を目を細めてしてくれたり、プライベート写真をこれがいいよね、あれもいいよね、と選んで送ってくれる様子はとても微笑ましかったです。
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その間にも施主さんがチェック、冗談を交えながら作業は進みます。
色をしっかりと再現し木目を丁寧に描き込んで、光によっても見え方、目立ち方が違うので、上からや横からやチェックをします。
どこに傷があったのか分らないくらいに美しく蘇っていました。
その間にも施主さんがチェック、冗談を交えながら作業は進みます。
色をしっかりと再現し木目を丁寧に描き込んで、光によっても見え方、目立ち方が違うので、上からや横からやチェックをします。
どこに傷があったのか分らないくらいに美しく蘇っていました。
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修復技術にも箇所や場所、素材によって特徴があり、カケてしまった部分も元の形を再現して、そこから再塗装を施して修復をしていきます。
ハードワックス、樹脂をバーナーで溶かして接着。
アクリル、エナメルペイントで着色。
プライマーをドライヤーで乾かします。
修復技術にも箇所や場所、素材によって特徴があり、カケてしまった部分も元の形を再現して、そこから再塗装を施して修復をしていきます。
ハードワックス、樹脂をバーナーで溶かして接着。
アクリル、エナメルペイントで着色。
プライマーをドライヤーで乾かします。
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たくさんの色からさささと選んで調合していきます。
他の部分と馴染むように使い込まれた質感や風合いといったものも細やかに再現し自然な仕上がりで施工した跡が目立たないのにはびっくりしました。
たくさんの色からさささと選んで調合していきます。
他の部分と馴染むように使い込まれた質感や風合いといったものも細やかに再現し自然な仕上がりで施工した跡が目立たないのにはびっくりしました。
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リペア作業でも直せないものを聞いてみました。
「プラスチックでしょうね」とのお返事でした。
10年リペアの会社で経験を積んだ藤本さん。
先輩の職人さんの中には、お客様に感謝で泣かれたことがあるそうで、「喜ばれることがあっても、感動して泣かれたことはまだないので、そこを目指していきたい。」とそっとお話ししてくれました。
ジムに週二回、ウォーキングも習慣化されていて、きっかけは健康診断の結果でしたが、お仕事をする上で、自己管理を大切に思っておられました。
お仕事も、自分自身の体調管理も丁寧さが垣間見られました。
ちなみに好きな食べ物は、お肉、お刺身、海鮮だそうです。
リペア作業でも直せないものを聞いてみました。
「プラスチックでしょうね」とのお返事でした。
10年リペアの会社で経験を積んだ藤本さん。
先輩の職人さんの中には、お客様に感謝で泣かれたことがあるそうで、「喜ばれることがあっても、感動して泣かれたことはまだないので、そこを目指していきたい。」とそっとお話ししてくれました。
ジムに週二回、ウォーキングも習慣化されていて、きっかけは健康診断の結果でしたが、お仕事をする上で、自己管理を大切に思っておられました。
お仕事も、自分自身の体調管理も丁寧さが垣間見られました。
ちなみに好きな食べ物は、お肉、お刺身、海鮮だそうです。
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最近はYouTubeでもリペアの動画が出ていますが、素人さんが作業した場合の特徴は本来の傷よりも大きくなってしまう所で逆に傷が目立ってしまいかねません。
結局直しに行った際に削ってみたら元の傷がとても小さなことが多いそうです。
最近はYouTubeでもリペアの動画が出ていますが、素人さんが作業した場合の特徴は本来の傷よりも大きくなってしまう所で逆に傷が目立ってしまいかねません。
結局直しに行った際に削ってみたら元の傷がとても小さなことが多いそうです。
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藤本さんは、関西でもまだ少ない床暖房のフローリングをリペアできる職人さんの一人です。
床暖房の張り替えは金額も労力も大変ですが、リペアなら工期もかかる費用も抑えることができます。
この日の作業中にも、リペアのお問い合わせに対応していました。
藤本さんは関西全域でのお仕事を承っておられます、日常で慣れてしまっている傷や気になるところ、小さなことですが見た目が整うだけでとっても気持ちよく過ごせると実感しました。
ぜひ皆さんも一度ご相談されてはいかがでしょうか??
撮影・記事=&mederu (ayanon)
藤本さんは、関西でもまだ少ない床暖房のフローリングをリペアできる職人さんの一人です。
床暖房の張り替えは金額も労力も大変ですが、リペアなら工期もかかる費用も抑えることができます。
この日の作業中にも、リペアのお問い合わせに対応していました。
藤本さんは関西全域でのお仕事を承っておられます、日常で慣れてしまっている傷や気になるところ、小さなことですが見た目が整うだけでとっても気持ちよく過ごせると実感しました。
ぜひ皆さんも一度ご相談されてはいかがでしょうか??
撮影・記事=&mederu (ayanon)