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三重県津市の中心地から車で約30分にある榊原町
緑豊かな木々に囲まれたとても静かで
通りすがりの少年が見ず知らずにも関わらず
「こんにちわ」と挨拶してくれる
そんな心温まる雰囲気に包まれています。
町にある家々はまだ瓦屋根のところが多く
こちらの増築に増築を重ねたお家も
切妻の瓦屋根が四方に入り組んだ
とても複雑な形をしています。
今回、津市を拠点に活動されています
屋根屋P-STYLEさんによって
経年劣化による漆喰の塗り替え工事と
一部割れた瓦の差し替えが行われることになりました。
三重県津市の中心地から車で約30分にある榊原町
緑豊かな木々に囲まれたとても静かで
通りすがりの少年が見ず知らずにも関わらず
「こんにちわ」と挨拶してくれる
そんな心温まる雰囲気に包まれています。
町にある家々はまだ瓦屋根のところが多く
こちらの増築に増築を重ねたお家も
切妻の瓦屋根が四方に入り組んだ
とても複雑な形をしています。
今回、津市を拠点に活動されています
屋根屋P-STYLEさんによって
経年劣化による漆喰の塗り替え工事と
一部割れた瓦の差し替えが行われることになりました。
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施工前の漆喰に状態はこちら
一見するとただ劣化による変色と
ヒビが入っているだけのように見えますが
実は以前施工した屋根業者が
既存の漆喰を撤去せず
劣化した漆喰の上に新しく漆喰を上塗りしただけで
しかも、その塗り方も厚みが均一でなく
かなり雑な施工をしているということでした。
更に、瓦のヒビも補修も
適当にコーキングで処理されているだけで
今まで屋根の上を見れなかったこちらの家主さんも
その事実を知って遺憾に思われていました。
施工前の漆喰に状態はこちら
一見するとただ劣化による変色と
ヒビが入っているだけのように見えますが
実は以前施工した屋根業者が
既存の漆喰を撤去せず
劣化した漆喰の上に新しく漆喰を上塗りしただけで
しかも、その塗り方も厚みが均一でなく
かなり雑な施工をしているということでした。
更に、瓦のヒビも補修も
適当にコーキングで処理されているだけで
今まで屋根の上を見れなかったこちらの家主さんも
その事実を知って遺憾に思われていました。
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そういった杜撰な屋根工事をする業者がいるからこそ
自分たちはお客様とちゃんと向き合って
現在の状態を正直に説明し
適正な価格の工事を提案するようにしています
そう話されているのは
先ほどご紹介した三重県津市の屋根屋
P-STYLEの代表であり職人の山下さん(右)
(左:スタッフの田中さん)
話を伺っていると
お客さんの中にはまだまだそういった
杜撰な工事が自分の身に起こるという
実感を持たれていない方が多いようですが
屋根は普段見えにくい部分であることから
そういった手抜きが行われているのは事実としてあり
だからこそ誠実な屋根屋さんに
まずは相談することが大切だと思いました。
そういった杜撰な屋根工事をする業者がいるからこそ
自分たちはお客様とちゃんと向き合って
現在の状態を正直に説明し
適正な価格の工事を提案するようにしています
そう話されているのは
先ほどご紹介した三重県津市の屋根屋
P-STYLEの代表であり職人の山下さん(右)
(左:スタッフの田中さん)
話を伺っていると
お客さんの中にはまだまだそういった
杜撰な工事が自分の身に起こるという
実感を持たれていない方が多いようですが
屋根は普段見えにくい部分であることから
そういった手抜きが行われているのは事実としてあり
だからこそ誠実な屋根屋さんに
まずは相談することが大切だと思いました。
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作業はまずスタッフの田中さんが
既存の古い漆喰を1つ1つ撤去
増築に増築を重ねた家のため
施工範囲も広く撤去するだけでも
一般的な屋根よりも時間が掛かります。
しかし、この作業をせず
以前施工した業者のように
古い漆喰の上に新しく漆喰を上塗りしても
下地の状態が悪いため
本来あるはずの耐久性がなくなり
漆喰本来の効果が発揮できません。
だからこそ必ず撤去する必要があり
これこそが本来あるべき工事なのです。
作業はまずスタッフの田中さんが
既存の古い漆喰を1つ1つ撤去
増築に増築を重ねた家のため
施工範囲も広く撤去するだけでも
一般的な屋根よりも時間が掛かります。
しかし、この作業をせず
以前施工した業者のように
古い漆喰の上に新しく漆喰を上塗りしても
下地の状態が悪いため
本来あるはずの耐久性がなくなり
漆喰本来の効果が発揮できません。
だからこそ必ず撤去する必要があり
これこそが本来あるべき工事なのです。
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そして撤去したあとに
山下さんが新しい漆喰を塗っていかれます。
ただ塗るのではなくポイントは
薄過ぎず厚過ぎず…
漆喰の厚みがないと効果は出ませんが
かといって厚く塗れば良いのではないそうで
見た目も意識した適度な厚さが重要だそう。
そして撤去したあとに
山下さんが新しい漆喰を塗っていかれます。
ただ塗るのではなくポイントは
薄過ぎず厚過ぎず…
漆喰の厚みがないと効果は出ませんが
かといって厚く塗れば良いのではないそうで
見た目も意識した適度な厚さが重要だそう。
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漆喰の塗り替えの途中には
破損した瓦の差し替えも行われました。
こういった小工事は
大手だと対応してくれないこともありますが
P-STYLEさんでは瓦一枚の差し替えから
部分的な漆喰の塗り替えなど
補修・修繕してくださるそうですので
ちょっとした気になることも
気軽に相談し易い屋根屋さんです。
漆喰の塗り替えの途中には
破損した瓦の差し替えも行われました。
こういった小工事は
大手だと対応してくれないこともありますが
P-STYLEさんでは瓦一枚の差し替えから
部分的な漆喰の塗り替えなど
補修・修繕してくださるそうですので
ちょっとした気になることも
気軽に相談し易い屋根屋さんです。
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三重県津市で生まれ育った山下さんは
地元の造船所で働いた後
20代前半の頃に先輩の誘いで塗装会社へと転職
当時、結婚をし
守るべき家族がいたこともあって
更なる成長と収入面をアップさせるため
自信があったコミュニケーション能力を活かして
自ら仕事を取っていくことを決意
地元 津市でP-STYLEを立ち上げ
塗装と造船所時代に培った溶接仕事をメインに
営業を掛けまくって仕事を次々と獲得し
独立してからは一度も減収することなく
むしろ売り上げは伸びていったそうです。
三重県津市で生まれ育った山下さんは
地元の造船所で働いた後
20代前半の頃に先輩の誘いで塗装会社へと転職
当時、結婚をし
守るべき家族がいたこともあって
更なる成長と収入面をアップさせるため
自信があったコミュニケーション能力を活かして
自ら仕事を取っていくことを決意
地元 津市でP-STYLEを立ち上げ
塗装と造船所時代に培った溶接仕事をメインに
営業を掛けまくって仕事を次々と獲得し
独立してからは一度も減収することなく
むしろ売り上げは伸びていったそうです。
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そして24歳の頃、塗装業を営む中で
屋根工事の相談も受けるようになるも
責任感が人一倍強い山下さんは
ただ自分が請けて別の屋根職人に振るのではなく
自ら施工してやっていきたいと
知り合いの屋根職人さんの現場に行って
ポイントポイントを教わりながら
見様見真似で自分なりに試行錯誤したり
施工マニュアルを読み漁ったり
現場が終わっても家で仕上げたりと
瓦屋根工事の基本をイチから猛勉強
寸法の取り方や計算の出し方、図面の見方は
造船所時代の経験があったから
屋根工事のやり方と意味が分かれば自分にもできると
そうやって山下さんは
塗装屋から屋根屋へと変わったときが
職人としてのターニングポイントとなったそうです。
そして24歳の頃、塗装業を営む中で
屋根工事の相談も受けるようになるも
責任感が人一倍強い山下さんは
ただ自分が請けて別の屋根職人に振るのではなく
自ら施工してやっていきたいと
知り合いの屋根職人さんの現場に行って
ポイントポイントを教わりながら
見様見真似で自分なりに試行錯誤したり
施工マニュアルを読み漁ったり
現場が終わっても家で仕上げたりと
瓦屋根工事の基本をイチから猛勉強
寸法の取り方や計算の出し方、図面の見方は
造船所時代の経験があったから
屋根工事のやり方と意味が分かれば自分にもできると
そうやって山下さんは
塗装屋から屋根屋へと変わったときが
職人としてのターニングポイントとなったそうです。
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瓦屋根にしても板金屋根にしても
建材を重ねて形成していくため
そこには必ず隙間が生まれるのが
屋根工事の難しさと奥深さです。
そして瓦屋根では漆喰を使って
隙間を埋めることで
瓦同士を固定したり雨水の侵入を防ぐといった
家を守る上でとても重要な役割を担っています。
適切な処理をして施工すれば
15~20年は大丈夫だと言われる漆喰も
手掛ける職人の腕と気持ち1つで
その後の運命が大きく左右されるからこそ
P-STYLEさんのような
良心的な屋根屋に相談・依頼することが
自分たちの大切な家を長く保つことに繋がります。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
瓦屋根にしても板金屋根にしても
建材を重ねて形成していくため
そこには必ず隙間が生まれるのが
屋根工事の難しさと奥深さです。
そして瓦屋根では漆喰を使って
隙間を埋めることで
瓦同士を固定したり雨水の侵入を防ぐといった
家を守る上でとても重要な役割を担っています。
適切な処理をして施工すれば
15~20年は大丈夫だと言われる漆喰も
手掛ける職人の腕と気持ち1つで
その後の運命が大きく左右されるからこそ
P-STYLEさんのような
良心的な屋根屋に相談・依頼することが
自分たちの大切な家を長く保つことに繋がります。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん