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「レンジフード一体型給湯器」
現代の住宅工事では
全く見かけることがない古い機器ですが
三重県津市にある
こちらの築30年程になる集合住宅では
各部屋にまだ設置され今も稼働しています。
ただ、寿命による故障が徐々に起こっていて
こちらの一室にあるガス給湯器も
点火不良によってお湯が出なくなる症状が発生
夏場ならともかく
寒い冬に起こりやすいのが給湯器のトラブルですが
専門の職人さんに頼めば安心と思っている人は要注意
なぜなら、ガスの取り扱いは法令によって
厳しく定められていることから
知識はもちろんのこと、資格、技術などが
安全に遂行するために必要になってくるからです。
「レンジフード一体型給湯器」
現代の住宅工事では
全く見かけることがない古い機器ですが
三重県津市にある
こちらの築30年程になる集合住宅では
各部屋にまだ設置され今も稼働しています。
ただ、寿命による故障が徐々に起こっていて
こちらの一室にあるガス給湯器も
点火不良によってお湯が出なくなる症状が発生
夏場ならともかく
寒い冬に起こりやすいのが給湯器のトラブルですが
専門の職人さんに頼めば安心と思っている人は要注意
なぜなら、ガスの取り扱いは法令によって
厳しく定められていることから
知識はもちろんのこと、資格、技術などが
安全に遂行するために必要になってくるからです。
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更に旧型の給湯器となれば
どのように接続され
どのような構造となっているのか?
頭の中でイメージし、順序良く進めるためには
数多くの現場で培った経験が何より重要で
今回、マンションのオーナーさんから
瞬間湯沸かし器の取付工事を依頼されたのは
四日市をメインにいなべ市、桑名市、
津市、亀山市、鈴鹿市など
三重県北中部地域で水道&ガス屋をされている
スマイル開発株式会社の山口さん
この道10年…
一万件以上の施工実績を持つ山口さんであっても
初めて見るタイプのレンジフード一体型給湯器で
滅多にお目に掛かれないタイプの機器だそうですが…
更に旧型の給湯器となれば
どのように接続され
どのような構造となっているのか?
頭の中でイメージし、順序良く進めるためには
数多くの現場で培った経験が何より重要で
今回、マンションのオーナーさんから
瞬間湯沸かし器の取付工事を依頼されたのは
四日市をメインにいなべ市、桑名市、
津市、亀山市、鈴鹿市など
三重県北中部地域で水道&ガス屋をされている
スマイル開発株式会社の山口さん
この道10年…
一万件以上の施工実績を持つ山口さんであっても
初めて見るタイプのレンジフード一体型給湯器で
滅多にお目に掛かれないタイプの機器だそうですが…
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実は以前 こちらのマンションの別の一室で
同じタイプの給湯器の交換工事をされたご縁で
再びお声がかかったとのことで
特殊な現場だけに、やはり一回目は取り外して
撤去するだけでもかなりの時間を要したものの
今回は僅か数十分でレンジフード一体型給湯器を撤去
“やることがベース同じでも
100%全く同じという現場はない“と話す山口さんは
いろいろな現場の中で施工した実体験を基に
水道・ガス屋としてのキャリアを積み重ねて来られ
新たな機器がこれからも誕生し
古いモノとの差がどんどん広がっていく以上
どちらにも対応できる能力が必要であるからこそ
これからもずっと「学びの姿勢」を崩さないこと
実は以前 こちらのマンションの別の一室で
同じタイプの給湯器の交換工事をされたご縁で
再びお声がかかったとのことで
特殊な現場だけに、やはり一回目は取り外して
撤去するだけでもかなりの時間を要したものの
今回は僅か数十分でレンジフード一体型給湯器を撤去
“やることがベース同じでも
100%全く同じという現場はない“と話す山口さんは
いろいろな現場の中で施工した実体験を基に
水道・ガス屋としてのキャリアを積み重ねて来られ
新たな機器がこれからも誕生し
古いモノとの差がどんどん広がっていく以上
どちらにも対応できる能力が必要であるからこそ
これからもずっと「学びの姿勢」を崩さないこと
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そして、瞬間湯沸かし器の取外し・取付に際して
求められるのは職人さんの技術と経験だけでなく
常に危険が伴うガス工事だからこそ
国が定めた法令を理解し、必要な資格を持つこと
山口さんは1つの資格からはじまり
三重県で独立してからの5年間で
その数を少しずつ増やしていったそうですが
ただ、実際にはあまり法令を分かってない…
そんな人が許可を得ずに施工しバレると資格停止
剝奪されれば欠格期間中は仕事できなくなるという
そのリスクはとてつもなく大きいからこそ
山口さんは技術や経験だけでなく
企業が開催している講習会や勉強会には
今も顔を出して知識も得るようにしているそうです。
そして、瞬間湯沸かし器の取外し・取付に際して
求められるのは職人さんの技術と経験だけでなく
常に危険が伴うガス工事だからこそ
国が定めた法令を理解し、必要な資格を持つこと
山口さんは1つの資格からはじまり
三重県で独立してからの5年間で
その数を少しずつ増やしていったそうですが
ただ、実際にはあまり法令を分かってない…
そんな人が許可を得ずに施工しバレると資格停止
剝奪されれば欠格期間中は仕事できなくなるという
そのリスクはとてつもなく大きいからこそ
山口さんは技術や経験だけでなく
企業が開催している講習会や勉強会には
今も顔を出して知識も得るようにしているそうです。
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悲しい事故や事件などが起こる度に
改正されていく道路交通法と同じく
消防法も厳しくなっているそうで
更に複雑なのは
管轄するガス事業会社に登録していないと
各地域での工事ができないこと
瞬間湯沸かし器の取付工事に際し
事前のガス検知器よるガス漏れチェックは必須で
漏れている場合はガス業者に修理を依頼し
三重県なら管轄は東邦ガスで
大きくはガス事業法で決まっており
大阪ガスと東京ガスでも違いがあって
大阪の職人が東京だと通用しないことや
もしくは研修を受ける必要があるそうです。
悲しい事故や事件などが起こる度に
改正されていく道路交通法と同じく
消防法も厳しくなっているそうで
更に複雑なのは
管轄するガス事業会社に登録していないと
各地域での工事ができないこと
瞬間湯沸かし器の取付工事に際し
事前のガス検知器よるガス漏れチェックは必須で
漏れている場合はガス業者に修理を依頼し
三重県なら管轄は東邦ガスで
大きくはガス事業法で決まっており
大阪ガスと東京ガスでも違いがあって
大阪の職人が東京だと通用しないことや
もしくは研修を受ける必要があるそうです。
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ガスコックを外す(触る)作業の
資格自体は全国共通でも、持っているだけは駄目で
まず登録しないと工事をすることができず
山口さんは
東邦ガスエリアには登録しているそうですが
大阪ガスエリアは非対応と
三重県でも市によってガスの外しはOKでも
接続は都市ガス・プロパンガスに関係なく
専門業者しか触ることが出来ない場合など
ガス供給事業者によってどこまでできるか?
常に危険が伴う工事だからこそ
単にスキルがあるだけでは通用しない
様々なルールがあります。
ガスコックを外す(触る)作業の
資格自体は全国共通でも、持っているだけは駄目で
まず登録しないと工事をすることができず
山口さんは
東邦ガスエリアには登録しているそうですが
大阪ガスエリアは非対応と
三重県でも市によってガスの外しはOKでも
接続は都市ガス・プロパンガスに関係なく
専門業者しか触ることが出来ない場合など
ガス供給事業者によってどこまでできるか?
常に危険が伴う工事だからこそ
単にスキルがあるだけでは通用しない
様々なルールがあります。
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今回はレンジフード一体型給湯器から
換気扇はパナソニック
瞬間湯沸かし器はノーリツ製のものに交換
機器の位置関係でも法令が定められており
本来、コンロからプロペラ換気扇までは
1m以上離さなくてはいけないそうですが
マンションなどコンクリート造の住居であれば
換気扇の穴の位置を変えることができないため
今回は金属製の防熱板も取り付け完成
所用時間は2時間…
以前のモノに比べてかなりコンパクトになり
スッキリとした印象になりました。
今回はレンジフード一体型給湯器から
換気扇はパナソニック
瞬間湯沸かし器はノーリツ製のものに交換
機器の位置関係でも法令が定められており
本来、コンロからプロペラ換気扇までは
1m以上離さなくてはいけないそうですが
マンションなどコンクリート造の住居であれば
換気扇の穴の位置を変えることができないため
今回は金属製の防熱板も取り付け完成
所用時間は2時間…
以前のモノに比べてかなりコンパクトになり
スッキリとした印象になりました。
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高校時代からファーストフード店でバイトをし
そのまま正社員、そして店長にまでなった山口さん
その後、リフォーム会社の営業職を二年間従事し
知人に誘われたのを機に
水道ガス設備に関わる仕事に就いたという事で
鍛えられたコミュニケーション力が時に
「職人さんっぽくない」と言われるそうですが
手際良く作業を進められたその背景には
山口さんが持つ経験やスキルだけでなく
法令に則り安全さも考えられた工事であることが
貴重なお話を伺い改めてその深さを実感できました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
高校時代からファーストフード店でバイトをし
そのまま正社員、そして店長にまでなった山口さん
その後、リフォーム会社の営業職を二年間従事し
知人に誘われたのを機に
水道ガス設備に関わる仕事に就いたという事で
鍛えられたコミュニケーション力が時に
「職人さんっぽくない」と言われるそうですが
手際良く作業を進められたその背景には
山口さんが持つ経験やスキルだけでなく
法令に則り安全さも考えられた工事であることが
貴重なお話を伺い改めてその深さを実感できました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん