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春日井市、春貴屋根工業の代表で屋根瓦職人をされている加藤春貴さんを訪問しました。
梅雨に入り希に見る晴れ空に期待して、今回は愛知県尾張旭市の現場で棟瓦の漆喰を修復される工事を見学させていただきました。
春日井市、春貴屋根工業の代表で屋根瓦職人をされている加藤春貴さんを訪問しました。
梅雨に入り希に見る晴れ空に期待して、今回は愛知県尾張旭市の現場で棟瓦の漆喰を修復される工事を見学させていただきました。
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春日井市で事務所を構えられている加藤さんは、20歳から9年間、瓦葺きの職人を目指し2件の親方のもとで修行されたそうです。
1件目は、浜松で親方に就いて見習いをされました。親方は瓦屋技能グランプリーで日本一チャンピオンを取られるほどの厳しい職人さんで、加藤さんが瓦職人になるための基礎をしっかり身に付けてもらえたそうです。
2件目では、すでに身に付いた厳しさで自身から作業に習慣的に厳しくなられたそうです。
これまでには、瓦屋の同業者とチームを組んだ仕事はしておらず、一人親方を貫いておられます。
春日井市で事務所を構えられている加藤さんは、20歳から9年間、瓦葺きの職人を目指し2件の親方のもとで修行されたそうです。
1件目は、浜松で親方に就いて見習いをされました。親方は瓦屋技能グランプリーで日本一チャンピオンを取られるほどの厳しい職人さんで、加藤さんが瓦職人になるための基礎をしっかり身に付けてもらえたそうです。
2件目では、すでに身に付いた厳しさで自身から作業に習慣的に厳しくなられたそうです。
これまでには、瓦屋の同業者とチームを組んだ仕事はしておらず、一人親方を貫いておられます。
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三重の松坂で高校時代まで過ごされ、当時はサッカーに夢中になっておられたそうです。
卒業後、2年間自分磨きのさまざまな経験を積まれた後、静岡の浜松で瓦職人の親方に巡り会い見習いをされ、その後、春日井に定着されて6年間を経過されてます。
23歳にとき結婚され、4歳になられる男児とともに日曜パパとしての父親の素顔をインタビュー時に笑顔で表現されていました。
家族3人の大黒柱として、義父が営まれる工務店から紹介された中継仕事を受注されることもしばしばあるようです。
主に、愛知・岐阜・浜松からの瓦屋工事のご依頼は、大歓迎だそうです。
中でも、浜松はふるさとに戻ったような懐かしさがあり、見習い期間に出会った職人仲間との情報交換で会話が弾むそうです。
会話に耐えることのない笑顔がすばらしく、ご依頼されたお施主様も満足されることでしょう。
三重の松坂で高校時代まで過ごされ、当時はサッカーに夢中になっておられたそうです。
卒業後、2年間自分磨きのさまざまな経験を積まれた後、静岡の浜松で瓦職人の親方に巡り会い見習いをされ、その後、春日井に定着されて6年間を経過されてます。
23歳にとき結婚され、4歳になられる男児とともに日曜パパとしての父親の素顔をインタビュー時に笑顔で表現されていました。
家族3人の大黒柱として、義父が営まれる工務店から紹介された中継仕事を受注されることもしばしばあるようです。
主に、愛知・岐阜・浜松からの瓦屋工事のご依頼は、大歓迎だそうです。
中でも、浜松はふるさとに戻ったような懐かしさがあり、見習い期間に出会った職人仲間との情報交換で会話が弾むそうです。
会話に耐えることのない笑顔がすばらしく、ご依頼されたお施主様も満足されることでしょう。
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今までの瓦屋根を解体するまでに、平板瓦や棟瓦に風化や割れなどの経年劣化の有無や雨漏りの調査を基準に屋根診断されます。
今回は、剥がした瓦に劣化は見られないので再度使用されるために、元に戻せるように瓦の滑り止めを添えて仮置されます。
棟瓦(冠瓦)の漆喰は、雨風や太陽熱で耐久性を失い修理が必要なようです。
今までの瓦屋根を解体するまでに、平板瓦や棟瓦に風化や割れなどの経年劣化の有無や雨漏りの調査を基準に屋根診断されます。
今回は、剥がした瓦に劣化は見られないので再度使用されるために、元に戻せるように瓦の滑り止めを添えて仮置されます。
棟瓦(冠瓦)の漆喰は、雨風や太陽熱で耐久性を失い修理が必要なようです。
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棟木は残され、劣化した古い漆喰を剥がされます。
平板瓦を傷をつけたり割らないように力加減に注意して古い漆喰を剥がされます。
棟木は棟金具で高さ調節できる構造になっています。
作業時に瓦屋根を移動するには、平板瓦に残っている漆喰の埃で滑りやすくなるので注意が必要なようです。
できる限りの安全を配慮して、靴底が飴ゴム素材などの滑りにくいものを利用されています。
雨天や瓦が濡れている時は滑りやすいので、工事への進捗とお施主様への配慮を考えると、屋根上の作業は控えられるようです。
漆喰の欠片取りをきれいにしておくと、新しい漆喰の仕上げに影響するようです。
箒で漆喰の細かい欠片を掃除され、砂埃はブロアーで軽く吹き飛ばされます。
ここまでが、瓦の漆喰工事の下準備となり、新たな漆喰を施工されます。
棟木は残され、劣化した古い漆喰を剥がされます。
平板瓦を傷をつけたり割らないように力加減に注意して古い漆喰を剥がされます。
棟木は棟金具で高さ調節できる構造になっています。
作業時に瓦屋根を移動するには、平板瓦に残っている漆喰の埃で滑りやすくなるので注意が必要なようです。
できる限りの安全を配慮して、靴底が飴ゴム素材などの滑りにくいものを利用されています。
雨天や瓦が濡れている時は滑りやすいので、工事への進捗とお施主様への配慮を考えると、屋根上の作業は控えられるようです。
漆喰の欠片取りをきれいにしておくと、新しい漆喰の仕上げに影響するようです。
箒で漆喰の細かい欠片を掃除され、砂埃はブロアーで軽く吹き飛ばされます。
ここまでが、瓦の漆喰工事の下準備となり、新たな漆喰を施工されます。
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加藤さんはご自身の経験から扱いやすい材料として「シルガード」を使用されています。
「シルガード」はシリコン・防水剤を配合するため吸水率を低減し、基材と結合するため風化・溶出しにくい性質を持っています。
また、漆喰工事が不要で仕上りは強度があり耐久性が高い材料です。
屋根勾配に沿わせた作業台の上で袋を開封されるまでに、袋のまま踏んで漆喰を練られます。
練り船や練り鍬を使わず均一の硬さの漆喰を使うことができます。
漆喰を塗布するには、スルメと言われる泥小手2本を駆使して、棟木と平板瓦の面に沿って施工されます。
団子状に固まった漆喰を棟木に沿わせて均等に配置して、スルメで塗り込んで伸ばされます。
「シルガード」は半日くらいの時間で乾くそうです。
加藤さんはご自身の経験から扱いやすい材料として「シルガード」を使用されています。
「シルガード」はシリコン・防水剤を配合するため吸水率を低減し、基材と結合するため風化・溶出しにくい性質を持っています。
また、漆喰工事が不要で仕上りは強度があり耐久性が高い材料です。
屋根勾配に沿わせた作業台の上で袋を開封されるまでに、袋のまま踏んで漆喰を練られます。
練り船や練り鍬を使わず均一の硬さの漆喰を使うことができます。
漆喰を塗布するには、スルメと言われる泥小手2本を駆使して、棟木と平板瓦の面に沿って施工されます。
団子状に固まった漆喰を棟木に沿わせて均等に配置して、スルメで塗り込んで伸ばされます。
「シルガード」は半日くらいの時間で乾くそうです。
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仮置しておいた瓦を配置されます。この時、破損していない限りはもとの材料を使用されます。
修復では復旧にアタリが付けやすく、配置位置が決まれば、棟瓦を釘で固定されます。
仕上げは施工箇所の周辺に着いた漆喰やゴミをきれいに掃除されます。
8mくらいの棟の長さで半日くらいで仕上げることができるそうです。
仮置しておいた瓦を配置されます。この時、破損していない限りはもとの材料を使用されます。
修復では復旧にアタリが付けやすく、配置位置が決まれば、棟瓦を釘で固定されます。
仕上げは施工箇所の周辺に着いた漆喰やゴミをきれいに掃除されます。
8mくらいの棟の長さで半日くらいで仕上げることができるそうです。
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現場に向かう相棒のトラックは、材料や道具の運搬やお客様先への移動に頼りになります。
瓦職人の加藤さんは、お客様に満足を感じていただけるような瓦屋を目指し、日々の工事に励んでおられます。
春貴屋根工業では、平板瓦の漆喰工事はもとより、屋根瓦全般の工事を受注されます。
愛知・岐阜・浜松など中部・東海地方での屋根工事のご依頼にすばらしい笑顔で対応されています。
撮影・記事=廣瀬カメラマン
現場に向かう相棒のトラックは、材料や道具の運搬やお客様先への移動に頼りになります。
瓦職人の加藤さんは、お客様に満足を感じていただけるような瓦屋を目指し、日々の工事に励んでおられます。
春貴屋根工業では、平板瓦の漆喰工事はもとより、屋根瓦全般の工事を受注されます。
愛知・岐阜・浜松など中部・東海地方での屋根工事のご依頼にすばらしい笑顔で対応されています。
撮影・記事=廣瀬カメラマン