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ご紹介するのは静岡県焼津市の板金屋さん、「NOFT」代表の堀本瑠也(ほりもと・りゅうや)さん。
平成8(1996)年生まれの堀本さんは、17歳のときに就職した会社が板金屋さんの関連会社で、その仕事に興味を覚えたことから自ら板金屋になることを決めたそうです。
その会社でベテラン職人から指導を受け、3年前に独立。
現在は知り合いの工務店などからの依頼が多く、そのなかでも新築工事に携わることが8割以上だとか。
もちろん、葺き替えやカバー工法によるリフォーム工事も、お手の物です。
ご紹介するのは静岡県焼津市の板金屋さん、「NOFT」代表の堀本瑠也(ほりもと・りゅうや)さん。
平成8(1996)年生まれの堀本さんは、17歳のときに就職した会社が板金屋さんの関連会社で、その仕事に興味を覚えたことから自ら板金屋になることを決めたそうです。
その会社でベテラン職人から指導を受け、3年前に独立。
現在は知り合いの工務店などからの依頼が多く、そのなかでも新築工事に携わることが8割以上だとか。
もちろん、葺き替えやカバー工法によるリフォーム工事も、お手の物です。
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お伺いしたのは、静岡県浜松市の新築一戸建て新築現場。
ツーバイフォー工法の2階建てで、堀本さんは屋根と雨どいの施工を担当しているとのことです。
建物の外部はあらかたできあがっていて、堀本さんが作業に入るのはこの日が2日目。
午前中までに屋根材もほぼ貼り終わり、翌日には終わる予定だそうです。
ガルバリウム鋼板の屋根には屋根材を貼る方向によって「縦葺き」と「横葺き」がありますが、この建物は縦葺き。
縦葺きは屋根の勾配が緩やかでも施工できるのが特徴です。
お伺いしたのは、静岡県浜松市の新築一戸建て新築現場。
ツーバイフォー工法の2階建てで、堀本さんは屋根と雨どいの施工を担当しているとのことです。
建物の外部はあらかたできあがっていて、堀本さんが作業に入るのはこの日が2日目。
午前中までに屋根材もほぼ貼り終わり、翌日には終わる予定だそうです。
ガルバリウム鋼板の屋根には屋根材を貼る方向によって「縦葺き」と「横葺き」がありますが、この建物は縦葺き。
縦葺きは屋根の勾配が緩やかでも施工できるのが特徴です。
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縦樋を取り付ける堀本さん。
新築ということもあって施工に難しい点はなく、スムーズに作業を進めていきます。
間違いのないよう寸法を測ってから、エルボ(継手)の取り付け。
若い職人さんというと、勢いで作業を進めるような印象がありますが、堀本さんの作業はていねい、かつ確実です。
「細かいところが気になる性格なので(笑)、きれいに仕上げたいんです」と堀本さん。
スピードよりも、お客さんが満足できる仕上がりを第一に考えているそうです。
縦樋を取り付ける堀本さん。
新築ということもあって施工に難しい点はなく、スムーズに作業を進めていきます。
間違いのないよう寸法を測ってから、エルボ(継手)の取り付け。
若い職人さんというと、勢いで作業を進めるような印象がありますが、堀本さんの作業はていねい、かつ確実です。
「細かいところが気になる性格なので(笑)、きれいに仕上げたいんです」と堀本さん。
スピードよりも、お客さんが満足できる仕上がりを第一に考えているそうです。
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続いて、屋根の周囲を取り囲んでいる外壁のてっぺんに笠木を貼る作業。
堀本さんは実寸を測り、笠木にそれを写してからカットしていきます。
この作業も、ていねい、かつ確実に。
見た目にスピード感があるわけではないのですが、確実に作業することが、結果的に仕事の速さにつながることを、堀本さんは理解しています。
笠木同士が重なり合う長さにも気を遣います。
「誰よりもきれいに収めることを心がけています」との言葉に納得です。
続いて、屋根の周囲を取り囲んでいる外壁のてっぺんに笠木を貼る作業。
堀本さんは実寸を測り、笠木にそれを写してからカットしていきます。
この作業も、ていねい、かつ確実に。
見た目にスピード感があるわけではないのですが、確実に作業することが、結果的に仕事の速さにつながることを、堀本さんは理解しています。
笠木同士が重なり合う長さにも気を遣います。
「誰よりもきれいに収めることを心がけています」との言葉に納得です。
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板金屋さんの技術を支える道具は、板金バサミと板金つかみ。
堀本さんはそれぞれ2丁を使い分けています。
「やはり安物を使うときれいに仕上がらないですね。
安物だと、ハサミは刃先の合わせがすぐにずれるようになるし、つかみは端が曲がって屋根材がシワになりますし」。
「こだわりというほどではない」と堀本さんはいいますが、ていねいな作業、きれいな仕上がりを心がけるだけあって、道具選びには高い基準があるようです。
板金屋さんの技術を支える道具は、板金バサミと板金つかみ。
堀本さんはそれぞれ2丁を使い分けています。
「やはり安物を使うときれいに仕上がらないですね。
安物だと、ハサミは刃先の合わせがすぐにずれるようになるし、つかみは端が曲がって屋根材がシワになりますし」。
「こだわりというほどではない」と堀本さんはいいますが、ていねいな作業、きれいな仕上がりを心がけるだけあって、道具選びには高い基準があるようです。
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ところで縦張りの場合、貼っていくのは端からですが、貼る位置の基準は屋根の中心。
これを「芯割り」というそうですが、こうすることによって左右対称に貼ることができます。
ただし、両端の屋根材を加工しなければならないのが手間になります。
また、いかに新築でも、完璧な直線・直角が出ているわけではありません。
細かいところを調整しながら貼っていくことで、きれいな仕上がりになるというわけです。
お客さんが気づかない部分、見えない部分にも気を配る。
それが結果として、堀本さんが提供しようと心がけている「お客さんの希望に沿った屋根」を実現させているのです。
ところで縦張りの場合、貼っていくのは端からですが、貼る位置の基準は屋根の中心。
これを「芯割り」というそうですが、こうすることによって左右対称に貼ることができます。
ただし、両端の屋根材を加工しなければならないのが手間になります。
また、いかに新築でも、完璧な直線・直角が出ているわけではありません。
細かいところを調整しながら貼っていくことで、きれいな仕上がりになるというわけです。
お客さんが気づかない部分、見えない部分にも気を配る。
それが結果として、堀本さんが提供しようと心がけている「お客さんの希望に沿った屋根」を実現させているのです。
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この日の最後は、笠木を留める作業。
堀本さんは寸法を測り、1本1本のネジを打つ場所を決めていきます。
ネジを打つ間隔も均等に。
感覚だけで作業するのではなく、確実に測ってからネジを打っていきます。
これもきれいな仕上がりを実現するためには、欠かせない作業です。
作業後のゴミ処理もていねい。
屋根の上では、細かなゴミが出るたびに処理していました。
こうした几帳面さも、堀本さんが工務店などから信頼を受ける理由のひとつなのでしょうね!
この日の最後は、笠木を留める作業。
堀本さんは寸法を測り、1本1本のネジを打つ場所を決めていきます。
ネジを打つ間隔も均等に。
感覚だけで作業するのではなく、確実に測ってからネジを打っていきます。
これもきれいな仕上がりを実現するためには、欠かせない作業です。
作業後のゴミ処理もていねい。
屋根の上では、細かなゴミが出るたびに処理していました。
こうした几帳面さも、堀本さんが工務店などから信頼を受ける理由のひとつなのでしょうね!
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堀本さんが代表を務める「NOFT」は、堀本さんを含めて3人体制。
一般住宅であれば規模を問わず対応できるとのことです。
フットワークの良さにも自信あり。
問い合わせを受けたらすぐに現地調査へ行くようにしているそうです。
「NOFT」の出張範囲は静岡県浜松市~富士市。
要望があれば、さらに遠方へ出張することも可能とのこと。
屋根リフォームをお考えの方は、一度、相談されてみてはいかがでしょうか。
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)
堀本さんが代表を務める「NOFT」は、堀本さんを含めて3人体制。
一般住宅であれば規模を問わず対応できるとのことです。
フットワークの良さにも自信あり。
問い合わせを受けたらすぐに現地調査へ行くようにしているそうです。
「NOFT」の出張範囲は静岡県浜松市~富士市。
要望があれば、さらに遠方へ出張することも可能とのこと。
屋根リフォームをお考えの方は、一度、相談されてみてはいかがでしょうか。
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)