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2013年に世界文化遺産として登録された
日本が世界に誇る富士山。
3,776mという圧倒的な高さと
美しさを間近で見ることができる町 富士宮市には
自然素材を活かした
心温まる家づくりをモットーに建築業をされている
河村総建さんの事務所と自宅が
250㎡の土地の中に建っています。
ご自宅を見せていただく前に
2013年に建てられた事務所にお邪魔して
河村さんの人柄はもちろん
その仕事ぶりやこだわりなどに迫っていきます。
2013年に世界文化遺産として登録された
日本が世界に誇る富士山。
3,776mという圧倒的な高さと
美しさを間近で見ることができる町 富士宮市には
自然素材を活かした
心温まる家づくりをモットーに建築業をされている
河村総建さんの事務所と自宅が
250㎡の土地の中に建っています。
ご自宅を見せていただく前に
2013年に建てられた事務所にお邪魔して
河村さんの人柄はもちろん
その仕事ぶりやこだわりなどに迫っていきます。
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到着早々 想像以上の
立派なご自宅と事務所を目の当たりにし
まずそれだけで河村さんの
積み上げて来られた実績を物語っていました。
広さ20坪、日々の仕事の合間に
少しずつ進めていったという事務所の建設は
2年がかりで完成したそうです。
中に入らせて頂くと
そのこだわりが垣間見える漆喰の塗り壁や
梁を見せた奥行きのある天井など
自然素材を活かした造りになっていて
思わず取材意欲が湧き
いつものようについ見入ってしまいました。
入口上がってすぐ目の前には水槽があって
ウーパールーパーのパー子ちゃんがお出迎え。
到着早々 想像以上の
立派なご自宅と事務所を目の当たりにし
まずそれだけで河村さんの
積み上げて来られた実績を物語っていました。
広さ20坪、日々の仕事の合間に
少しずつ進めていったという事務所の建設は
2年がかりで完成したそうです。
中に入らせて頂くと
そのこだわりが垣間見える漆喰の塗り壁や
梁を見せた奥行きのある天井など
自然素材を活かした造りになっていて
思わず取材意欲が湧き
いつものようについ見入ってしまいました。
入口上がってすぐ目の前には水槽があって
ウーパールーパーのパー子ちゃんがお出迎え。
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大工職人歴30年以上の河村さんを真ん中に
右には事務担当の奥さん
そして、お父さんの背中を追って
大工道を歩まれている息子の迅(じん)さんと
いつも事務所ではご覧のような形で座り
仕事があるときは
河村さんと迅さんが現場に行かれているため
河村総建さんでは奥さんが窓口となって
日々、電話対応などをされています。
大工職人歴30年以上の河村さんを真ん中に
右には事務担当の奥さん
そして、お父さんの背中を追って
大工道を歩まれている息子の迅(じん)さんと
いつも事務所ではご覧のような形で座り
仕事があるときは
河村さんと迅さんが現場に行かれているため
河村総建さんでは奥さんが窓口となって
日々、電話対応などをされています。
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富士宮市の大工職人、河村敬三さんは
元々、製紙会社で2年間サラリーマンをし
その後 自分がトップとなって何か立ち上げたいと
電気屋さんである友人のお父さんに相談したところ
大工の仕事を勧められ
新たな夢と希望を持って20歳のときに
そのキャリアをスタートされました。
当時は当然、見て覚えろの世界。
手取り足取り教えてもらえる環境ではなく
むしろ現場でどんどんやらせてもらえたことで
河村さんは着実に大工スキルを磨いていき
平成8年に個人事業として独立、結婚
平成20年には法人化して河村総建株式会社にされ
富士宮市民のみなさんに親しまれた大工さんとして
日々 様々な現場で活動されています。
富士宮市の大工職人、河村敬三さんは
元々、製紙会社で2年間サラリーマンをし
その後 自分がトップとなって何か立ち上げたいと
電気屋さんである友人のお父さんに相談したところ
大工の仕事を勧められ
新たな夢と希望を持って20歳のときに
そのキャリアをスタートされました。
当時は当然、見て覚えろの世界。
手取り足取り教えてもらえる環境ではなく
むしろ現場でどんどんやらせてもらえたことで
河村さんは着実に大工スキルを磨いていき
平成8年に個人事業として独立、結婚
平成20年には法人化して河村総建株式会社にされ
富士宮市民のみなさんに親しまれた大工さんとして
日々 様々な現場で活動されています。
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お客様との打ち合わせで使用されている
事務所左手にある一室は
カラマツやタモの無垢材に
調湿効果のある漆喰の塗り壁
窓枠も自分たちで加工して取り付けたそうで
自然素材の良いモノを使うことで
8年経った今でも色褪せることなく
新築のような美しさが保ち続けられていて
言葉無くとも視覚だけで
十分伝わってくるだけの河村さんのこだわりが
この空間からも感じられます。
お客様との打ち合わせで使用されている
事務所左手にある一室は
カラマツやタモの無垢材に
調湿効果のある漆喰の塗り壁
窓枠も自分たちで加工して取り付けたそうで
自然素材の良いモノを使うことで
8年経った今でも色褪せることなく
新築のような美しさが保ち続けられていて
言葉無くとも視覚だけで
十分伝わってくるだけの河村さんのこだわりが
この空間からも感じられます。
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机なども河村さん自ら製作され
お客さんのご要望によっては
靴箱や棚など家具も造ることがあるそうで
雰囲気にマッチした家具があれば
また家の見え方が大きく変わってくるので
既製品にはない手作りのならではの
味と温もりのある家具は魅力があります。
机なども河村さん自ら製作され
お客さんのご要望によっては
靴箱や棚など家具も造ることがあるそうで
雰囲気にマッチした家具があれば
また家の見え方が大きく変わってくるので
既製品にはない手作りのならではの
味と温もりのある家具は魅力があります。
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そしてこちらは事務所隣にある
築17年のご自宅。
取材時には丁度 塗装工事をされていて
家が足場に囲まれていたため外観はお見せできませんが
「 サイディングにはない味わいが良いんです 」と
外壁は櫛引き仕上げされたジョリパットの塗り壁
玄関を見上げるとそこにも
ヒノキや松の木が使用されています。
そしてこちらは事務所隣にある
築17年のご自宅。
取材時には丁度 塗装工事をされていて
家が足場に囲まれていたため外観はお見せできませんが
「 サイディングにはない味わいが良いんです 」と
外壁は櫛引き仕上げされたジョリパットの塗り壁
玄関を見上げるとそこにも
ヒノキや松の木が使用されています。
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玄関も広々としていて
ここの壁ももちろん漆喰となっています。
襖の障子のように見える靴箱は
プラスチック和紙となっていて
更に腰板があることで
木の雰囲気がより感じられました。
先ほどの事務所同様
自然素材を活かした造りという点が
河村さんのこだわる
心温まる家づくりのポイントとなる部分で
年月が経つほどその差が顕著に見えてきます。
ちなみにご自宅は一階に祖父母
二階に河村さん家族が住まれているということで
二世帯住宅となっています。
玄関も広々としていて
ここの壁ももちろん漆喰となっています。
襖の障子のように見える靴箱は
プラスチック和紙となっていて
更に腰板があることで
木の雰囲気がより感じられました。
先ほどの事務所同様
自然素材を活かした造りという点が
河村さんのこだわる
心温まる家づくりのポイントとなる部分で
年月が経つほどその差が顕著に見えてきます。
ちなみにご自宅は一階に祖父母
二階に河村さん家族が住まれているということで
二世帯住宅となっています。
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そして目を引いたのが
外観からは想像できなかった
二階と三階を結ぶ螺旋階段。
一般住宅ではこのような階段を
見ることがまったくないので驚きましたが
行き場を失くしたこの階段を
業者さんからどこかで使ってほしいと相談され
じゃあ自宅にとなったそうで
ある程度 家が出来上がってからでは
階段を中に搬入できない為
建前の時に取り付けたとのことです。
そして目を引いたのが
外観からは想像できなかった
二階と三階を結ぶ螺旋階段。
一般住宅ではこのような階段を
見ることがまったくないので驚きましたが
行き場を失くしたこの階段を
業者さんからどこかで使ってほしいと相談され
じゃあ自宅にとなったそうで
ある程度 家が出来上がってからでは
階段を中に搬入できない為
建前の時に取り付けたとのことです。
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一階から二階までが木の階段
二階から三階が螺旋階段と
こうやって改めて見ると不思議な感じです。
(左画像)
あと 台所も見せていただき(右画像)
まず目を引いたのが
天窓があるとても開放的な天井。
キッチン自体広い造りになってますが
天井がこれだけ高いと更に広く感じられます。
一階から二階までが木の階段
二階から三階が螺旋階段と
こうやって改めて見ると不思議な感じです。
(左画像)
あと 台所も見せていただき(右画像)
まず目を引いたのが
天窓があるとても開放的な天井。
キッチン自体広い造りになってますが
天井がこれだけ高いと更に広く感じられます。
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ダウンライトなどの照明の位置や
カウンターや棚など
家の雰囲気に合わせてデザインし
工事を進めていったそうです。
ダウンライトなどの照明の位置や
カウンターや棚など
家の雰囲気に合わせてデザインし
工事を進めていったそうです。
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丁度、ご自宅の前で
迅さんが作業されていたのが
こちらの移動式の小屋。
何気ないヒントから河村さんが
今後はこういう物もお客さんに勧めていきたいと
10㎡以内だと確認がいらず
自由に設置が可能だということで
サンルームやカラオケボックスなど
使用する人の目的に合わせて
様々な使い方ができる移動式の部屋になります。
丁度、ご自宅の前で
迅さんが作業されていたのが
こちらの移動式の小屋。
何気ないヒントから河村さんが
今後はこういう物もお客さんに勧めていきたいと
10㎡以内だと確認がいらず
自由に設置が可能だということで
サンルームやカラオケボックスなど
使用する人の目的に合わせて
様々な使い方ができる移動式の部屋になります。
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土台は鉄骨となっていて
幅が2,120㎜
中の広さは6畳ほどになり
この幅までならトラックに載せて
移動させることができるそうで
家を増築させるとなると工事も大掛かりになって
その分 費用も上がってしまいますが
土地に余裕があればこの小屋を設置するだけで
もう一部屋 増やすことができるので
選択肢が増えて良いなと思いました。
土台は鉄骨となっていて
幅が2,120㎜
中の広さは6畳ほどになり
この幅までならトラックに載せて
移動させることができるそうで
家を増築させるとなると工事も大掛かりになって
その分 費用も上がってしまいますが
土地に余裕があればこの小屋を設置するだけで
もう一部屋 増やすことができるので
選択肢が増えて良いなと思いました。
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・
自然素材でつくる家・
二世帯住宅&カントリー調のお家・
ウッドデッキのある庭など… 別記事で紹介していますが
河村さんの家づくりは
ただ良い家という漠然としたモノではなく
住む人が心地良く
長く愛着を持って暮らしていけるようにと
毎年 お客様の家を一軒一軒 回って
カレンダーを配りながら様子も伺ったり
台風の前には注意事項
過ぎた後には問題が起こってないか
メールやラインで連絡して確認するなど
家が完成した後もずっと気にかけ
アフターフォローを徹底しているそうです。
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自然素材でつくる家・
二世帯住宅&カントリー調のお家・
ウッドデッキのある庭など… 別記事で紹介していますが
河村さんの家づくりは
ただ良い家という漠然としたモノではなく
住む人が心地良く
長く愛着を持って暮らしていけるようにと
毎年 お客様の家を一軒一軒 回って
カレンダーを配りながら様子も伺ったり
台風の前には注意事項
過ぎた後には問題が起こってないか
メールやラインで連絡して確認するなど
家が完成した後もずっと気にかけ
アフターフォローを徹底しているそうです。
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人から信頼を得るのは大変ですが
河村総建さんが富士宮市を中心に
これだけの礎を築いてこられたのも
そうした日々の心遣いと
お客さんのことを考えた家づくりをしたいという
「 妥協できないんです 」と仰る職人魂
何より親しみやすいそのお人柄と
プラス奥さまのサポートがあってこそ
積み上げてこられたモノであり
家づくり同様、富士宮やきそばについても
熱く語っておられるのを聴いて
根っからの富士宮市民な大工さんだと思いました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
人から信頼を得るのは大変ですが
河村総建さんが富士宮市を中心に
これだけの礎を築いてこられたのも
そうした日々の心遣いと
お客さんのことを考えた家づくりをしたいという
「 妥協できないんです 」と仰る職人魂
何より親しみやすいそのお人柄と
プラス奥さまのサポートがあってこそ
積み上げてこられたモノであり
家づくり同様、富士宮やきそばについても
熱く語っておられるのを聴いて
根っからの富士宮市民な大工さんだと思いました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん