岐阜県各務原市　　家の外壁塗装（ペンキ）工事

今は様々な種類のローラーが登場したことで
刷毛を使うことが減った職人さんが多い中

寺西さんは塗る箇所によって
ローラーと刷毛を使い分けたり

養生で使用する紙テープも
手で簡単に真っ直ぐ切れ
跡が残らず塗装面に優しいタイプなど

今回 取材した山県市の現場では
５種類のテープを使用されていました。

キッカケは高校時代
コンビニでバイトしていたとき
お客さんとして買い物に来た
後の先輩となる方と徐々に親しくなり

「 今、家一軒キレイにしてきたんや 」

進路に悩んでいた寺西さんにとって
その先輩の充実した晴れやかな表情と
作業着姿がカッコ良く、何より輝いて見え

迷わず塗装ペンキ職人の道に進むことを決意
卒業後、先輩が勤める地元の個人塗装店へ

そこは凄腕の親方と養生の匠でもあった奥さんなど
少数精鋭の人たちで構成された塗装屋さんで

服や軍手が塗料で汚れていると
「 どんな仕事をやってるんだ！ 」と怒られ
僅か１ミリの軍手の毛が
塗装面に付くのも指摘されるほどのシビアさ

そんな己の仕事に誇りと強烈なこだわりを持つ
親方の下で８年間 経験を積み上げられました。

独立後はその会社で知り合った
普段は大人しくも
塗装に関してとても勉強熱心な加藤さんと
日々現場で力を合わせて作業されています。

お客さんと
より近い距離で仕事ができることで

「 寺西君に頼んで良かった 」
という言葉をもらえるようになり
更に責任感とやりがい、楽しさが生まれ

自分が携わる現場を 「 作品 」 と断言する
寺西さんにとっての塗装業は
単に稼ぐための仕事ではないため

お客さんの喜ぶ姿をいつも想像しながら
心を込めて決して焦らず
丁寧さを重視して施工しておられます。