長野県松本市　　アパートの鉄製階段の塗装

まずは大壺さんの職人歴のインタビューからご覧ください。

「15歳の頃に塗装屋さんに弟子入りしました。
何も知らずに入った塗装職人の世界ですが、いざやってみて仕事がすごく楽くて向いてるなと思いました。塗装という作業自体は、同じことの繰り返しではありますが、現場や塗装する場所、素材や状態などでやり方や難易度も変わります。
工夫を重ねたりして一現場をやり切った時に、大きな充実感を感じる様になりました！
経験を重ね、現場を1人で任せてもらえるようになり、自信もついてきた頃、親方が自分で仕事を取ってくる姿を見て、見よう見まねで営業してみたら上手くできて、それから自分で仕事を取れる様になるとさらに仕事も楽しくなりました。
親方にも背中を押されて晴れて独立し職人として日々精進しています。」

との事でした。
ここで、大壷さんと初めましてとご挨拶した時の笑顔がふと浮かびました。
人の懐にスッと入り込める屈託のない人懐こさを感じる様な笑顔、安心してお仕事をお願いしようと思えます！

さて、取材をさせて頂いた時点で23歳と、職人さんとしては若いなと思う方も多いかと思います。
ここで、記事を読んでらっしゃる皆様にご質問です。
やっぱり年を重ねた熟練の職人さんの方が信頼できますか？
確かに経験や場数など、時間的な事では年配の職人さんに敵わないところはあります。
しかし、若さは武器です！
ましてや、法人化したばかりの会社で、まだまだ知名度にも伸びしろのある状態です。
だからこそ、お客様から信頼していただくためにも、一生懸命、誠心誠意仕事に向き合ってくれます。

熟練と呼ばれる職人の中には一部、経験の長さでふんぞり返る職人もいます。
職人の業界だけではありません、どんな業界にもこう言った方は一定数います。
あとは知名度を頼りに、大手の工務店などに依頼した時に、金額に対して見合った施工をしてくれなかったと言う声もよく聞きます。
そんな時、信頼度で言えば大壺さんのような若い新進気鋭の職人さんの方が良い仕事をしてくれます。
続きを読んでいただければ、自信を持って大壷さんをお薦めできる理由に納得して頂けると思います！

話の流れが変わりますが、ここで大壺さんの元で一緒にお仕事されてる丸山さんの紹介を挟みます。
Q.なぜ塗装職人になったのですか?

A.「元々、大壺とは中学生の頃からの友人でした。
学校を卒業してからいくつか職種を経験し、解体屋の職人をやっている時にとある現場で大壺と再会し、誘われたのがキッカケです。
まだ、塗装職人としては5ヶ月目ですが、とても楽しいです。
ものづくりは好きですし、趣味で車やバイクの整備をしています。
古い車種なので、色々大変ですが修理して「長持ち」させられるようになった時とても嬉しいんですよね。
塗装も同じ様にいまやってる下塗りはこの階段をより「長持ち」させるための工程です。
自分たちの仕事が利用者様やお客様にとって、役に立っていくことにやり甲斐を感じます！」

どんな業種でもそうですが、お客様の分からない所で手を抜こうと思えば手を抜くことは簡単です。
社会情勢的に物価が上がり、当然その影響は職人さん達も等しく受けています。
塗装屋さんも塗料代や、移動のためのガソリン代の値上げは大きな痛手です。
圧迫する経費を思えば、いつもより塗りを薄くしたくなったり、誰も見ない様なところなんて塗らなくても分からないだろうと思う気持ちも分かります。

しかし、大壺さんたちは一切手抜きの素振りを見せません。
階段一番下の裏側まで、しっかり塗っていきます。
職人さんに対しては少し失礼な言葉を選んでしまいますが、こんな所誰が見る？という様な所です。
せいぜい、地面を見飽きた蟻が上を見上げた時くらいです。
それでも、手を抜かない。

今まで色々な職人さんを取材させていただきましたが、こういうところに職人の誇りを感じます。
いわゆるこれが「ええ職人」っちゅう事です！

午前中に下塗りを終えて、プロフィール用の撮影で一度松本城の方に向かいました。
初めて目にする松本城はとても威厳がありました。

プロフィール用の撮影に松本城を選んだ理由として。
長野といえば「松本城」という様に、長野の塗装屋さんといえば「株式会社color」と、連想していただけるような職人さんになっていただけたらと思いました。

あっという間に階段は塗り終わり、この日の作業が終了致しました。
丸山さんが筆や刷毛を一つ一つ綺麗にしていきます。
一つ一つの道具を丁寧に手入れする、当たり前のことのように思えますが、これを継続するという事は誇りや信念が無いとなかなか難しい事です。

お仕事が終わったあとプライベートの撮影をさせていただくために、ご自宅にお邪魔させていただきました。
こちらの塗料のストックをご覧ください！
これだけ塗料があればお客様のご要望に幅広く対応してくれそうですね！

そして、写真はないのですが皆様が一番気になる費用面で、大壺さんの会社では他社に負けない面が一つあります。
戸建ての家まで、ではありますが自社で足場を組むことが出来るので、他社に比べて費用を抑えることが出来ます（家のサイズ規模などで対応費用も変動しますので、要確認お願いします）
普通は足場屋さんに外注するのが一般的ですが、自社で賄うことができるのはとても大きなポイントです！

そして、大臺さんが飼ってらっしゃる二匹の愛犬と一緒の写真も撮影させていただきました。
よく聞きますが、動物好きに悪い人は居ないと。

ここまで読んで頂いて、大壺さんの魅力は十分伝わりましたら幸いです。
長野県内で塗装についてお困りの方は、まずは大壺さんにご相談を！

取材・撮影＝夏井カメラマン