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今回取材に伺ったのは、東京都小金井市のマンションです。リフォームに伴う水回りの工事が行われました。 まずは、キッチンの水栓(蛇口)取付について、ご紹介します。 元のキッチンは、かなり傷んでいたため、新しいキッチンに取り替えられました。因みに、今回はCLINAP(クリナップ)製のキッチンですが、須藤さんはIKEA(イケア)製キッチンの取り付け工事にも対応しているそうです。 |
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水詮を差し、レバーの回転をチェックしたら、水道管の長さ不足を補うためにソケットを付けます。
その際、水漏れ防止のためにソケットにテープを巻くのですが、須藤さんはその前にLOCTITE(ロックタイト)も塗布します。このLOCTITEというのは、テープの液体版のようなもので、他の業者の方はあまり使われないそうです。須藤さんは、水漏れの可能性を少しでも減らすために、使っていらっしゃいます。 |
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今回、キッチンの配管を通すための穴が、少し大きめに開けられていたのですが、須藤さんは塩ビプレートを貼って、その穴を塞いでいました。
また、排水パイプを切ったり、プレートに穴を開けたりしたときにも、必ずバリ取りをして綺麗に仕上げます。普段、目につかない部分への見た目にも、かなりこだわっていらっしゃいます。
見た目だけではなく、水漏れを起こさないための心遣いも忘れていません。ここはマンションなので、直結びという方法で排水パイプを接続しましたが、これは通常だと指示がないとやらない工法なのだそうです。
須藤さんは、各現場に合わせ、最適なお仕事をしてくださいます。 |
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テキパキと、非常に手早く作業は進められ、あっという間にキッチンの配管が完成しました。とても綺麗で、すっきりしています。
パイプの文字を表からは見えないようにする等、随所に須藤さんの気遣いが感じられます。
須藤さんは、「当たり前のことを当たり前にやっているだけ」と仰っていましたが、見た目と機能に対する細やかな気配りに、職人のプライドを感じました。 |
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