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神奈川県相模原市にある閑静な住宅街に訪れました。
古淵駅から歩いて5分。
木造2階建て住宅の屋根改修工事になります。
約束の時間より早く着いた為現場の前で待っていると、一台の車がやってきました。
今回ご紹介する、木村屋根技建(きむらやねぎけん)の木村 翔悟(きむら しょうご)さんです。
基本的には神奈川県や東京都での工事が多く、依頼があれば埼玉県など関東圏で活動している木村さん。
生まれは東京都、育ちは神奈川県大和市とのことで、地元に愛される地域密着な屋根会社を目指しています。
神奈川県相模原市にある閑静な住宅街に訪れました。
古淵駅から歩いて5分。
木造2階建て住宅の屋根改修工事になります。
約束の時間より早く着いた為現場の前で待っていると、一台の車がやってきました。
今回ご紹介する、木村屋根技建(きむらやねぎけん)の木村 翔悟(きむら しょうご)さんです。
基本的には神奈川県や東京都での工事が多く、依頼があれば埼玉県など関東圏で活動している木村さん。
生まれは東京都、育ちは神奈川県大和市とのことで、地元に愛される地域密着な屋根会社を目指しています。
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今回はご依頼主のK様が所有している戸建て住宅で現在は空き家の屋根を改修する工事を行ないます。
改修方法は「屋根カバー工法」です。
屋根カバー工法とは、簡単に言うと既存の屋根の上から新しい屋根でカバーする方法になります。
既存の屋根の撤去が必要ないため、撤去するためのコスト削減や全体の工期短縮が出来るだけではなく、廃材も少なく済むため地球に優しい工法と言えます。
基本的にはスレート系屋根材(粘土岩を薄い板状に加工した建築材)の上にカバーする工法の為、瓦屋根のお家には対応することが難しくなっているため注意が必要です。
工事を検討される際にはご自宅の屋根がどんな屋根になっているのか、再度確認してみても良いかもしれませんね。
今回はご依頼主のK様が所有している戸建て住宅で現在は空き家の屋根を改修する工事を行ないます。
改修方法は「屋根カバー工法」です。
屋根カバー工法とは、簡単に言うと既存の屋根の上から新しい屋根でカバーする方法になります。
既存の屋根の撤去が必要ないため、撤去するためのコスト削減や全体の工期短縮が出来るだけではなく、廃材も少なく済むため地球に優しい工法と言えます。
基本的にはスレート系屋根材(粘土岩を薄い板状に加工した建築材)の上にカバーする工法の為、瓦屋根のお家には対応することが難しくなっているため注意が必要です。
工事を検討される際にはご自宅の屋根がどんな屋根になっているのか、再度確認してみても良いかもしれませんね。
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材料は「エコグラーニ」と言う屋根材を使っています。
株式会社ディートレーディングより販売されている屋根材で、ジンカリウム鋼板(ガルバリウム鋼板)を基材としています。
約55%もアルミニウムが含まれているため耐久性に優れており、トタン屋根と比較すると約3〜6倍の耐久性を誇ります。
他の屋根材に比べるととても軽量なのも非常に魅力的です。
屋根が軽くなると耐震性が向上するため、地震大国である日本でリフォームをご検討されている方にはぴったりな屋根材であると言えます。
材料は「エコグラーニ」と言う屋根材を使っています。
株式会社ディートレーディングより販売されている屋根材で、ジンカリウム鋼板(ガルバリウム鋼板)を基材としています。
約55%もアルミニウムが含まれているため耐久性に優れており、トタン屋根と比較すると約3〜6倍の耐久性を誇ります。
他の屋根材に比べるととても軽量なのも非常に魅力的です。
屋根が軽くなると耐震性が向上するため、地震大国である日本でリフォームをご検討されている方にはぴったりな屋根材であると言えます。
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改修工事作業全体の流れとしましては、次のようになります。
①既存屋根の棟部分や雨樋、雪止めなどの解体→防水シート貼り
②屋根材の取り付け
③棟板金の施工
以上のような流れになります。
着工日から2日で防水シートを貼り終わり、実働3日目の本日は屋根材の取り付けと棟板金の施工をするとのことで、その一部を取材させていただきました。
今回の現場は実働4日間で終わるとのことで、屋根カバー工法にて施工することで工期短縮が出来るというメリットが早速効果を発揮しています。
改修工事作業全体の流れとしましては、次のようになります。
①既存屋根の棟部分や雨樋、雪止めなどの解体→防水シート貼り
②屋根材の取り付け
③棟板金の施工
以上のような流れになります。
着工日から2日で防水シートを貼り終わり、実働3日目の本日は屋根材の取り付けと棟板金の施工をするとのことで、その一部を取材させていただきました。
今回の現場は実働4日間で終わるとのことで、屋根カバー工法にて施工することで工期短縮が出来るというメリットが早速効果を発揮しています。
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まず最初に棟の位置に墨(基準となる線)を出します。
見やすいようにオレンジ色の墨を慣れた手つきででテキパキと出していきます。
墨を出したら屋根材(エコグラーニ)を加工してどんどん取り付けていきます。
木村さんは大きい部分の加工には電動金切りバサミを、細かい部分の加工には手持ちの金切りバサミを使っています。
屋根材の固定にはネイルガン(空気の力で釘を打つ工具)を使います。
赤い電動金切りバサミに、赤いネイルガン。コンプレッサー(空気を作る機械)も赤で、手袋も赤。
赤がお好きなのか統一感が見られました。
まず最初に棟の位置に墨(基準となる線)を出します。
見やすいようにオレンジ色の墨を慣れた手つきででテキパキと出していきます。
墨を出したら屋根材(エコグラーニ)を加工してどんどん取り付けていきます。
木村さんは大きい部分の加工には電動金切りバサミを、細かい部分の加工には手持ちの金切りバサミを使っています。
屋根材の固定にはネイルガン(空気の力で釘を打つ工具)を使います。
赤い電動金切りバサミに、赤いネイルガン。コンプレッサー(空気を作る機械)も赤で、手袋も赤。
赤がお好きなのか統一感が見られました。
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屋根材を取り付けた後は棟部分の施工になります。
水が入らない為に止水シーラーとエコランバーと言う材料を使用します。
その二つを取り付けた後に棟木となる屋根材を施工します。
今回の工事は「同質仕上げ」と言う仕上げ方で屋根材と同じ材質で棟部分を施工します。
見た目に統一感が生まれるためお洒落に仕上がります。
屋根で一番大事なのは水漏れを起こさないこと。
木村さん自身も雨仕舞いは作業の中で一番大事にしていると仰っていました。
屋根材を取り付けた後は棟部分の施工になります。
水が入らない為に止水シーラーとエコランバーと言う材料を使用します。
その二つを取り付けた後に棟木となる屋根材を施工します。
今回の工事は「同質仕上げ」と言う仕上げ方で屋根材と同じ材質で棟部分を施工します。
見た目に統一感が生まれるためお洒落に仕上がります。
屋根で一番大事なのは水漏れを起こさないこと。
木村さん自身も雨仕舞いは作業の中で一番大事にしていると仰っていました。
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大きい部分の施工を終えると、ちょうど15時になっていたので一緒に休憩させていただきました。
現場から近くの自動販売機に行くと温かいお茶をご馳走してくださいました。
私はカメラマンになる前は現場監督をしていたのですが、その頃にも職人さんが飲み物をご馳走してくれることがよくあり、その度に温かい優しさに触れていたことを思い出します。
休憩しながらこれまでのことや、これからのことなど色々な話を伺いました。
話を伺っている合間に工事をしているお家のお隣の方が外出されたのですが、その時に「こんにちは!」と明るい挨拶をしていたのが非常に印象的でした。
気を抜いてしまうと疎かにしがちなご近所の方との挨拶をしっかり行う姿勢が、木村さんの仕事に対する真摯な姿勢に繋がっていると感じました。
大きい部分の施工を終えると、ちょうど15時になっていたので一緒に休憩させていただきました。
現場から近くの自動販売機に行くと温かいお茶をご馳走してくださいました。
私はカメラマンになる前は現場監督をしていたのですが、その頃にも職人さんが飲み物をご馳走してくれることがよくあり、その度に温かい優しさに触れていたことを思い出します。
休憩しながらこれまでのことや、これからのことなど色々な話を伺いました。
話を伺っている合間に工事をしているお家のお隣の方が外出されたのですが、その時に「こんにちは!」と明るい挨拶をしていたのが非常に印象的でした。
気を抜いてしまうと疎かにしがちなご近所の方との挨拶をしっかり行う姿勢が、木村さんの仕事に対する真摯な姿勢に繋がっていると感じました。
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木村さんは現在30代前半で比較的若い職人さんですが、業界歴は何と15年以上。
高校を卒業してからすぐにお父さんが経営しているALC屋さん(”軽量気泡コンクリート”と呼ばれる外壁のこと)にて働くようになったそうです。
そこから月日が経ち、転職する際に地元の先輩に「屋根を覚えたほうがいいよ」とアドバイスを貰ったことをきっかけに木村さんの屋根職人人生が始まりました。
会社を立ち上げてから現在まで木村さんはお一人で仕事をされています。
一人だからこそ気軽に動ける、フットワークの軽さが今の強みとのこと。
安心のアフターケアを売りにしている木村さんは「万が一施工後にも屋根に不安を覚えたら素早い対応をします」と教えてくれました。
とは言え、一人でやっているメリットもありますが、今後は一緒に仕事をしてくれる人を探して社員を増やし、会社をどんどん大きくしていきたいと今後の展望も話してくれました。
木村さんは現在30代前半で比較的若い職人さんですが、業界歴は何と15年以上。
高校を卒業してからすぐにお父さんが経営しているALC屋さん(”軽量気泡コンクリート”と呼ばれる外壁のこと)にて働くようになったそうです。
そこから月日が経ち、転職する際に地元の先輩に「屋根を覚えたほうがいいよ」とアドバイスを貰ったことをきっかけに木村さんの屋根職人人生が始まりました。
会社を立ち上げてから現在まで木村さんはお一人で仕事をされています。
一人だからこそ気軽に動ける、フットワークの軽さが今の強みとのこと。
安心のアフターケアを売りにしている木村さんは「万が一施工後にも屋根に不安を覚えたら素早い対応をします」と教えてくれました。
とは言え、一人でやっているメリットもありますが、今後は一緒に仕事をしてくれる人を探して社員を増やし、会社をどんどん大きくしていきたいと今後の展望も話してくれました。
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年末も近いということもあり来年の目標をお伺いしました。
「元請けの仕事を6棟。2ヶ月に1棟のペースで仕事をしたい。」
今年からホームページや様々な広告を出して営業活動に力を入れてきたとのことで、来年からは仕事量をもっと増やしたいとのことでした。
屋根というのはお客様自身が実際に見る機会がなかなかありません。
だからこそ、現在の屋根の状態を詳しく説明し適切な修理を行うことでお客様に安心感をお届けすることを木村さんはモットーにしています。
世の中には悪徳な業者も蔓延る中、木村屋根技建は適正価格で施工をし、悲しい思いをするお客様を一人でも多く減らしたいと繰り返し仰っていたのが非常に印象的で、木村さんの仕事に向かう真摯な姿勢が見えた瞬間でした。
相模原市近郊でご自宅の屋根改修をお考えの方は、一度木村さんに相談することをお勧めいたします。
取材・記事=安達カメラマン
年末も近いということもあり来年の目標をお伺いしました。
「元請けの仕事を6棟。2ヶ月に1棟のペースで仕事をしたい。」
今年からホームページや様々な広告を出して営業活動に力を入れてきたとのことで、来年からは仕事量をもっと増やしたいとのことでした。
屋根というのはお客様自身が実際に見る機会がなかなかありません。
だからこそ、現在の屋根の状態を詳しく説明し適切な修理を行うことでお客様に安心感をお届けすることを木村さんはモットーにしています。
世の中には悪徳な業者も蔓延る中、木村屋根技建は適正価格で施工をし、悲しい思いをするお客様を一人でも多く減らしたいと繰り返し仰っていたのが非常に印象的で、木村さんの仕事に向かう真摯な姿勢が見えた瞬間でした。
相模原市近郊でご自宅の屋根改修をお考えの方は、一度木村さんに相談することをお勧めいたします。
取材・記事=安達カメラマン