東京都目黒区　　鉄筋コンクリートの物件の屋根防水工事

10年という時間は、長いようで短く「気がつけば」という枕詞が字面的にも時間感覚的にも良く似合います。
不動産を建ててから（買ってから）「気がつけば」10年経って、雨漏りが気になったり、防水の対策をしなきゃというのが頭の隅で気になってる方が、きっとこの防水職人の紹介記事に辿り着いたのではないでしょうか？

・決して安くない買い物だから失敗はしたくない。
・いざ探してみれば、職人も業者もたくさん見つかり、どこにすれば良いのかわからない。
・詐欺だったらどうしよう。
など、不安でいっぱいかと思います。

そんな方にご紹介したいのが、この度新しく目黒区に誕生した防水屋さん。
リークリペア円谷琢磨さんになります。

円谷さんが新しい防水工事に特化した会社を起こすキッカケになった、本記事のもう一人の主役の職人さん。
長谷川聖人さんです。

長谷川さんは、防水工事の施工経験が13年以上で、大手ゼネコンの現場でも活躍し、防水工事に関しては技術的には出来ない事は無いとの事です。

なので、この現場では長谷川さんが陣頭指揮を執り現場を回していきます。

外壁塗装も、建材の保護と同時に防水も兼ねています。

なので、施工する目的は同じで、作業内容も似ているので、円谷さんに「そんなに違いますか？」と伺ってみたのですが、全然違うとの事でした。

防水に特化させるという事は、塗装とは考え方や補修する際の目の付け所等、全てが違うため、長谷川さんから学ぶ事はとても多いそうです。

こうした鉄筋コンクリートの物件の屋根防水で代表的なのが、樹脂や塗料を使う「ウレタン防水」「FRP防水」「アスファルト防水」と、防水シートを使う方法。

大まかに二種類に区分されます。
多少なりとも防水工事の知識があったり、どんな施工方法があるのか調べた方でしたらこれら主流の防水についてはご存知なのではないでしょうか。

(こちらの物件はシート防水が施工されていました)
どちらの防水方法を選択するかという説明は、私は職人ではないのでここでは割愛させていただきます。
それこそ、この記事を読むのは途中でも構いませんので、気になった方は、直接円谷さんへご連絡していただいた方が良いかと思います。

建物というのは常に、風、車の走行、そして地震。

大なり小なり常に振動の影響を受けているのです。

木にはしなりがあるので、木造の家であればその振動を逃す事ができますが、鉄筋コンクリートの家等では木造住宅に比べて逃す事ができません。
そうした振動の積み重ねで建物が傷んでいきます。
そこで、塗料に伸縮性を持たせる事で、ひび割れを塗料で防ぐという考え方です。
私も知識が無いためメーカーの公開している動画で調べたのですが17年間、全くメンテナンスしていない塗膜の伸縮性は施工したばかりの頃と変わらず、トップコートが劣化して剥がれていても、防水性能は変わらないという検証がされていました。

施工方法としては、最初に下地処理を施し、下塗りをします。
下塗りが終わったら専用のクロスを貼り付けていきます。下塗りの塗料が
クロスの接着剤の役割も兼ねています。
クロスが張り終わったら上からさらに塗り重ね塗料が乾いたら完成です。
メーカーの説明の通り、シンナーなどの有機溶剤系特有の匂いは全くありませんでした。

施工写真では平面の例の写真ばかりですが、このクロスの真価を発揮するのがこういったところです。

角の部分は塗料が割れやすいのですが、シートを間に挟むことで塗膜のひび割れを防ぎます。

さて、皆様は白馬の王子様と、良い業者には共通点があるのはご存知でしょうか？
答えは、待ってても向こうから来る事はなかなか無いという事です。
防水屋さんに限らず、現在では様々な業種が群雄割拠しているので、消費者側からすると選択肢が多すぎて迷います。

そんな時、目安にしているのは主に口コミサイトではないでしょうか？次にインターネットで検索した時に表示される業者さんのホームページ。

そして、たまたま家に訪れてきた飛び込みの営業マンの営業トークなど。
しかし、現場に来てくれる職人さんがどんな人なのかというのが上記の三つでは不明瞭です。
なので、この記事ではどんな工務店からどんな職人さんが来るのかと言うことに重きを置いて執筆しております。

いくつかある理由の一つが、最近横行している訪問営業での詐欺が横行していることです。

直接訪問するのはあまり印象が良くないからだそうです。
現場から周りの家を見渡せば、素人の私でもわかるくらい屋根が傷んでる家が多数あります。

言い換えれば、ビジネスチャンスが視認できるという事です。
営業が苦手な私でも、そんな物件を見つけたら現場をほったらかしにして、訪問営業してしまいそうです。

ちなみに写真のように、天窓部分は構造的に痛みやすく雨漏りの原因になりやすいところです。また、サビの起きてるところは経年劣化から塗膜や屋根材が劣化して防水能力が極端に落ちてるとのことです。

また屋上のソーラーパネルの取り付け部分も、雨水などが長い時間かけて侵食して劣化しやすい部分と教えてくれました。

円谷さんのところに依頼が来るもう一つの理由は消費者に対して真っ直ぐ向き合ってくれるからです。

防水施工に限らず、外壁塗装はもちろん、リフォームなど依頼しようとした時、1番気にかかるのは金額です。

我々消費者は、いくつかの会社に相見積もりをかけることがほとんどです。
最初に私からお伝えしたい事は「安物買いの銭失い」という格言は正しいということです。

今回取材した現場も、もちろん相見積もりがかけられた上でリークリペアさんが選ばれました。
詳細はここには記せませんが、1番高かった業者さんとはかなりの金額差でした。

なぜ円谷さんが選ばれたのか？
それは、適切な施工内容の提案と金額だったからです。
金額の高かった業者に関しては、素人の私が聞いても、そんな施工は必要ないだろうとわかるくらいの施工内容でした。

なので相見積もりを取る時は必ず内容をしっかりと聞き、どんな魅力的な条件を提示されても、その場で決裁をしないでください。
そして、極端に安すぎる業者と言うのは「手抜きしてますよ」と言ってるようなものです。