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ご紹介するのは東京都府中市の塗装屋さん、「ST興業」の渡辺元基(わたなべ・げんき)さん。
1989年、すなわち平成元年生まれの、若き職人さんです。
16歳で建築業に就き、最初は鳶職からスタートし、シール工事の経験を経て、22歳のころに塗装業者の仕事をするようになった渡辺さん。
十分な経験と知識を得て、2019年に独立しました。
「家がきれいになっていくのを見るのが好きなんです」と渡辺さん。
鳶職では得られなかった喜びを知ったことが、この道に進んだ理由だそうです。
ご紹介するのは東京都府中市の塗装屋さん、「ST興業」の渡辺元基(わたなべ・げんき)さん。
1989年、すなわち平成元年生まれの、若き職人さんです。
16歳で建築業に就き、最初は鳶職からスタートし、シール工事の経験を経て、22歳のころに塗装業者の仕事をするようになった渡辺さん。
十分な経験と知識を得て、2019年に独立しました。
「家がきれいになっていくのを見るのが好きなんです」と渡辺さん。
鳶職では得られなかった喜びを知ったことが、この道に進んだ理由だそうです。
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お邪魔したのは都内の一軒家で行われていた外壁塗装工事。
今回は、渡辺さんの先輩にあたる方が取り仕切っている工事のお手伝いです。
この日、渡辺さんが行なうのは、隣家との間に設けられた金属製目隠しフェンスの塗装。
自分の仕事では、通常ひとり、もしくはスタッフを含めた2名で工事にあたっているそうです。
現場はしっかり養生されていて、塗料なども整然と並べられています。
ここだけを見ても、ていねいな仕事が期待できますね!
お邪魔したのは都内の一軒家で行われていた外壁塗装工事。
今回は、渡辺さんの先輩にあたる方が取り仕切っている工事のお手伝いです。
この日、渡辺さんが行なうのは、隣家との間に設けられた金属製目隠しフェンスの塗装。
自分の仕事では、通常ひとり、もしくはスタッフを含めた2名で工事にあたっているそうです。
現場はしっかり養生されていて、塗料なども整然と並べられています。
ここだけを見ても、ていねいな仕事が期待できますね!
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塗装前に行なうのが「ケレン」。
鉄部の汚れなどを落とす作業です。
研磨たわしを使って汚れを落とし、刷毛でチリを取り除く渡辺さん。
汚れが残らないよう、入念に研磨たわしで擦ります。
渡辺さんは「スピードにはそれほど自信はないです」といいますが、速さより確実さ、ていねいさを優先していることが、作業の様子から見てとれます。
ケレンが終わったらブロワーでチリを吹き飛ばします。
これで塗装の準備ができました。
塗装前に行なうのが「ケレン」。
鉄部の汚れなどを落とす作業です。
研磨たわしを使って汚れを落とし、刷毛でチリを取り除く渡辺さん。
汚れが残らないよう、入念に研磨たわしで擦ります。
渡辺さんは「スピードにはそれほど自信はないです」といいますが、速さより確実さ、ていねいさを優先していることが、作業の様子から見てとれます。
ケレンが終わったらブロワーでチリを吹き飛ばします。
これで塗装の準備ができました。
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次の作業は養生。
フェンスの下端を起点に土間を養生シートで覆い、裏側のフェンスとの間などの細かい部分にも養生テープを貼っていきます。
「塗装するところ以外を汚さないこと」は、塗装屋さんの大事な心がけ。
外構(エクステリア)などの塗装は少々雑でも気にしないお客さんがいないわけではありませんが、渡辺さんはどんな場所でもきれいに仕上げることを第一に考えています。
お客さんはもちろん、自分も納得できる仕事をするのは、いい職人の条件のひとつですね!
次の作業は養生。
フェンスの下端を起点に土間を養生シートで覆い、裏側のフェンスとの間などの細かい部分にも養生テープを貼っていきます。
「塗装するところ以外を汚さないこと」は、塗装屋さんの大事な心がけ。
外構(エクステリア)などの塗装は少々雑でも気にしないお客さんがいないわけではありませんが、渡辺さんはどんな場所でもきれいに仕上げることを第一に考えています。
お客さんはもちろん、自分も納得できる仕事をするのは、いい職人の条件のひとつですね!
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下塗りがはじまります。
ローラーと刷毛を使って、ていねいに塗っていく渡辺さん。
渡辺さんはニス用の刷毛を使っていますが、「こちらのほうが自分にとって使いやすい」のだとか。
道具に対するこだわりは強くないとはいうものの、自分に合った道具を選んでいます。
ところで、塗装は選んだ塗料の規定通りに施工するのが基本。
渡辺さんは、規定を守るのは当然のこととして、塗装面の状態に応じてプラスアルファの施工をしているそうです。
たとえば経年変化で傷んだ塗装面は塗料を吸ってしまうので、必要があれば下塗りを2回。
現地調査の段階でその必要があることをお客さんに伝えて施工に入るそうです。
下塗りがはじまります。
ローラーと刷毛を使って、ていねいに塗っていく渡辺さん。
渡辺さんはニス用の刷毛を使っていますが、「こちらのほうが自分にとって使いやすい」のだとか。
道具に対するこだわりは強くないとはいうものの、自分に合った道具を選んでいます。
ところで、塗装は選んだ塗料の規定通りに施工するのが基本。
渡辺さんは、規定を守るのは当然のこととして、塗装面の状態に応じてプラスアルファの施工をしているそうです。
たとえば経年変化で傷んだ塗装面は塗料を吸ってしまうので、必要があれば下塗りを2回。
現地調査の段階でその必要があることをお客さんに伝えて施工に入るそうです。
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「選ぶ塗料はお客さんの要望と予算によります」と渡辺さん。
同じ性能でより安価な塗料があれば、それを提案することも多いそうです。
下地づくりの際に必要になるクラック(ひび割れ)などのシーリング(コーキング)処理には、耐久性の高い2液性のシール剤を使用。
ここは渡辺さんのこだわりのひとつです。
また、外壁塗装で問題になりがちな色については、目立たない場所で1平方メートルほど試験的に塗装をし、お客さんに確認してもらっているとのこと。
パソコンを使ったシミュレーションよりも、実際の色がわかりやすいのがいいところ。
なお、この段階での2回までの色変更には無料で対応しているそうです。
「選ぶ塗料はお客さんの要望と予算によります」と渡辺さん。
同じ性能でより安価な塗料があれば、それを提案することも多いそうです。
下地づくりの際に必要になるクラック(ひび割れ)などのシーリング(コーキング)処理には、耐久性の高い2液性のシール剤を使用。
ここは渡辺さんのこだわりのひとつです。
また、外壁塗装で問題になりがちな色については、目立たない場所で1平方メートルほど試験的に塗装をし、お客さんに確認してもらっているとのこと。
パソコンを使ったシミュレーションよりも、実際の色がわかりやすいのがいいところ。
なお、この段階での2回までの色変更には無料で対応しているそうです。
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渡辺さんの出張範囲は東京・三多摩地域を中心に、神奈川県・埼玉県・千葉県。
「フットワークはいいですよ!」と言う通り、問い合わせや相談に対して速やかに対応することを旨としています。
お客さんとのコミュニケーションを大切にし、「できる、できない」をハッキリ伝える、いわば直球勝負の渡辺さん。
ていねいな仕事、きれいな仕上げを心がけて、あらゆる塗装工事に対応しています。
門扉や縁側など、細かなリフォームにも対応していますので、規模の大小を問わず、一度、気軽に相談してみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)
渡辺さんの出張範囲は東京・三多摩地域を中心に、神奈川県・埼玉県・千葉県。
「フットワークはいいですよ!」と言う通り、問い合わせや相談に対して速やかに対応することを旨としています。
お客さんとのコミュニケーションを大切にし、「できる、できない」をハッキリ伝える、いわば直球勝負の渡辺さん。
ていねいな仕事、きれいな仕上げを心がけて、あらゆる塗装工事に対応しています。
門扉や縁側など、細かなリフォームにも対応していますので、規模の大小を問わず、一度、気軽に相談してみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)