東京都新宿区　　店舗扉のガラスフィルム施工

地震大国日本。
何度も大きな地震を経験した結果、耐震構造の住宅や免震グッズ、被災した時の備えのための防災バッグなど、様々な対策が生まれました。

どれだけ対策をしても家屋の倒壊や火災など、どうしても命の危険を免れる事が難しい場合もあります。
しかし、とある対策をしていたお陰で、生存率が上がるものがある事をご存知でしょうか？

それはフィルムです。
フィルムと言っても、窓に貼るフィルムです。
窓フィルムを貼る事で、ガラスの飛散を最小限に抑える事が出来て、家屋の外に逃げられる可能性がかなり高くなります。
他にも、外からの見えにくくしてプライバシーを確保したり、紫外線をカットしたり、遮熱効果があるものを貼ると、光熱費の節約や熱中症の防止など、実はなかなかに便利なものなのです。

ただ、窓フィルムを貼り付けるためには、実は高度な技術が必要です。
今回は、そんなガラスフィルム職人「ＥＦＡ」の石橋さんをご紹介いたします。

最初の工程はガラスフィルムをカットするところから始まります。

ここで質問なのですが、紙でも布でも真っ直ぐ切るのはとても難しくありませんか？
ハサミでもカッターでも私は真っ直ぐ切るのがとても苦手です。
定規を当てながらでもヨレヨレに切れてしまうため、相当不器用だと自負しております。

石橋さんにカットの技を見せて頂きました。
ガラスフィルムの入っていたダンボールをフィルムの横幅サイズに合わせてカットして、中にフィルムをセットします。
イメージで言うとサランラップの箱のようなイメージです。
そこにカッターの刃を回転方向に少し入れ、あとはフィルムを引っ張ればまっすぐ切れるという仕組みです！
工夫次第で真っ直ぐ切る事が出来ることをこの取材で知りました。職人の知恵ですね！

シートが剥がれたら1番大事な作業、ガラスを洗浄していきます。
ガラス表面の古いシートの糊や、埃や油分を徹底的におとしていきます。
それらが残っていると気泡の原因になり、仕上がりの美しさに大きく影響してきます。

ガラスの洗浄は本当に念入りに念入りに行いました。
ガラス面だけでなく周りの汚れもしっかり落として、キレイにしていきます。

そして、ここから一息にガラスフィルムを貼っていきます。
ヘラ状の道具で気泡を逃し、シワを伸ばして仕上げていきます。

実は私も以前、カッティングシートを貼る作業をした事があるのですが、この気泡を抜く作業とシワをとって綺麗に貼るというのがとにかく至難の技なのです。

前述したように、遮熱効果もあるので光熱費を抑え、夏場の熱中症の予防になり、断熱性のある窓フィルムならば、夏の冷房や冬の暖房の効果が上がります。
1番外気と接していて、熱移動が大きいのは窓だからです。
断熱ガラスなどに変えるより、かなりコストを抑えることも可能です。

なので一般住宅はもちろん、幼稚園や高齢者介護施設や病院等で窓フィルムを貼ると効果的だとおっしゃっていました。
あまり目立ちませんが、防災や防犯、家計の手助けをしてくれる、生活の上での転ばぬ先の杖！
窓ガラス用のフィルム施工はいかがでしょうか？

東京都新宿区をはじめ、都内を中心に活躍されるガラスフィルム屋の「ＥＦＡ」の石橋さんにご相談ください！

撮影・記事＝夏井カメラマン