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ご紹介するのは東京都立川市の掃除屋さん「67smile(ロクナナスマイル)」の佐土原大悟(さどはら・だいご)さんです。
佐土原さんは1965(昭和40)年生まれ。
2004(平成16)年にそれまで勤めていた会社を辞め、この仕事をするようになりました。
美装屋さんの経験もあった佐土原さんですが、「新築よりも原状回復工事のほうが自分の考えを反映させた仕事ができる」と、掃除屋さんになることを選んだそうです。
以来20年以上にわたり、アパート・マンションのオーナーさんや管理会社からの依頼で原状回復工事後のクリーニングを行なっています。
ご紹介するのは東京都立川市の掃除屋さん「67smile(ロクナナスマイル)」の佐土原大悟(さどはら・だいご)さんです。
佐土原さんは1965(昭和40)年生まれ。
2004(平成16)年にそれまで勤めていた会社を辞め、この仕事をするようになりました。
美装屋さんの経験もあった佐土原さんですが、「新築よりも原状回復工事のほうが自分の考えを反映させた仕事ができる」と、掃除屋さんになることを選んだそうです。
以来20年以上にわたり、アパート・マンションのオーナーさんや管理会社からの依頼で原状回復工事後のクリーニングを行なっています。
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お伺いした現場は、埼玉県川越市にあるアパートの一室。
佐土原さんは東京都多摩地区を出張範囲としていますが、長い付き合いのある管理会社からの依頼で、まれに埼玉県や千葉県、東京都東部にも出張することがあるそうです。
今回の施工は、原状回復のリフォーム工事(壁のクロス交換)が行なわれたあとのクリーニング。
佐土原さんによると、この現場を含め、多くの依頼が原状回復工事後の施工であるとのこと。
リフォームだけに頼るよりコストを抑えられ、十分きれいな状態にできるのがクリーニングを依頼する利点といえます。
お伺いした現場は、埼玉県川越市にあるアパートの一室。
佐土原さんは東京都多摩地区を出張範囲としていますが、長い付き合いのある管理会社からの依頼で、まれに埼玉県や千葉県、東京都東部にも出張することがあるそうです。
今回の施工は、原状回復のリフォーム工事(壁のクロス交換)が行なわれたあとのクリーニング。
佐土原さんによると、この現場を含め、多くの依頼が原状回復工事後の施工であるとのこと。
リフォームだけに頼るよりコストを抑えられ、十分きれいな状態にできるのがクリーニングを依頼する利点といえます。
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エアコンやトイレの換気扇まわりのパーツを取り外し、風呂場に持ち込む佐土原さん。
最初の作業は、これらのパーツとお風呂のクリーニングです。
お風呂のシャワーヘッド・ホースや水栓なども取り外し、水を張ったコンテナに入れていきます。
「決して作業が速いほうではないと思います」と佐土原さんは言いますが、無駄なく、迷いなく作業を進めます。
加えて、佐土原さんは長い休憩をとることをせず、そのぶんていねいに作業しているそうです。
その落ち着いた仕事ぶりからは、長い経験で培われた安定感を感じます。
エアコンやトイレの換気扇まわりのパーツを取り外し、風呂場に持ち込む佐土原さん。
最初の作業は、これらのパーツとお風呂のクリーニングです。
お風呂のシャワーヘッド・ホースや水栓なども取り外し、水を張ったコンテナに入れていきます。
「決して作業が速いほうではないと思います」と佐土原さんは言いますが、無駄なく、迷いなく作業を進めます。
加えて、佐土原さんは長い休憩をとることをせず、そのぶんていねいに作業しているそうです。
その落ち着いた仕事ぶりからは、長い経験で培われた安定感を感じます。
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風呂場全体に水をかけ、洗剤を噴きつけます。
使う洗剤は、苛性ソーダと漂白剤(次亜塩素酸)、それに中性洗剤を混ぜたオリジナル。
それぞれの分量などは経験をもとにして決めたものだそうで、多くの場所の清掃にこの洗剤を使っています。
「すべてを触って(清掃して)キレイにする」のが信条という佐土原さん。
水栓まわりは言うに及ばず、お風呂の開口部の溝や洗面器の裏側など、目に触れにくい場所もていねいに掃除します。
風呂場全体に水をかけ、洗剤を噴きつけます。
使う洗剤は、苛性ソーダと漂白剤(次亜塩素酸)、それに中性洗剤を混ぜたオリジナル。
それぞれの分量などは経験をもとにして決めたものだそうで、多くの場所の清掃にこの洗剤を使っています。
「すべてを触って(清掃して)キレイにする」のが信条という佐土原さん。
水栓まわりは言うに及ばず、お風呂の開口部の溝や洗面器の裏側など、目に触れにくい場所もていねいに掃除します。
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「他のハウスクリーニング業者さんとは、少しやり方が違うかもしれませんね」。
建具(扉)の掃除をしながらそう言う佐土原さん。
佐土原さんは水を多く使う反面、洗剤の使用は抑えます。
コスト面でメリットがあるだけでなく、そのほうが理にかなっているからだそうです。
「水を噴きかけると、ホコリなどの汚れが水滴に集まるんです。それを吸い取るイメージですね」。
もちろん、汚れがひどければ洗剤を使いますが、水だけでキレイできるところは多いのだとか。
仕上げも、完全に水気をとってしまうと静電気でホコリがつきやすくなってしまうので、若干湿った状態にして自然に乾くのを待つ。
これも理にかなった方法です。
「他のハウスクリーニング業者さんとは、少しやり方が違うかもしれませんね」。
建具(扉)の掃除をしながらそう言う佐土原さん。
佐土原さんは水を多く使う反面、洗剤の使用は抑えます。
コスト面でメリットがあるだけでなく、そのほうが理にかなっているからだそうです。
「水を噴きかけると、ホコリなどの汚れが水滴に集まるんです。それを吸い取るイメージですね」。
もちろん、汚れがひどければ洗剤を使いますが、水だけでキレイできるところは多いのだとか。
仕上げも、完全に水気をとってしまうと静電気でホコリがつきやすくなってしまうので、若干湿った状態にして自然に乾くのを待つ。
これも理にかなった方法です。
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「ピカピカにすることではなくて、スッキリ、サッパリを目指しています」と佐土原さん。
個人宅の在宅ハウスクリーニングでは見栄えが重視されることがあるため「ピカピカ」に仕上げる必要も出てきますが、原状回復工事後の施工では、より実質的な面に力を注ぐことが大切です。
磨き上げることより、便座の内側に溜まった汚れやサッシまわりのカビなど、見えない部分・細かい部分の汚れをていねいに落とす。
それが「スッキリ」「サッパリ」につながるのです。
「ピカピカにすることではなくて、スッキリ、サッパリを目指しています」と佐土原さん。
個人宅の在宅ハウスクリーニングでは見栄えが重視されることがあるため「ピカピカ」に仕上げる必要も出てきますが、原状回復工事後の施工では、より実質的な面に力を注ぐことが大切です。
磨き上げることより、便座の内側に溜まった汚れやサッシまわりのカビなど、見えない部分・細かい部分の汚れをていねいに落とす。
それが「スッキリ」「サッパリ」につながるのです。
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佐土原さんのこうしたノウハウのベースはほとんどが独学。
そこに、同じ現場で知り合った掃除屋さんから仕入れた知識を加えてアレンジし、今の方法になったのだそうです。
「この方法が一番だとは言いませんが」と前置きしつつ、「自分のノウハウを伝えることもしています」と佐土原さん。
佐土原さんは主にひとりで施工していますが、部屋数の多い現場では、1、2名の仲間に手伝ってもらうこともあるそうです。
仲間は全員、佐土原さんがノウハウを伝えた人。
なかには掃除屋さんとして独立している方もいるそうです。
佐土原さんのこうしたノウハウのベースはほとんどが独学。
そこに、同じ現場で知り合った掃除屋さんから仕入れた知識を加えてアレンジし、今の方法になったのだそうです。
「この方法が一番だとは言いませんが」と前置きしつつ、「自分のノウハウを伝えることもしています」と佐土原さん。
佐土原さんは主にひとりで施工していますが、部屋数の多い現場では、1、2名の仲間に手伝ってもらうこともあるそうです。
仲間は全員、佐土原さんがノウハウを伝えた人。
なかには掃除屋さんとして独立している方もいるそうです。
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床の掃除とワックスがけが終わり、佐土原さんの言葉どおり「スッキリ」した施工後の現場。
細部にわたって汚れを落とした部屋は、清潔感があります。
オーナーや管理会社から信頼されて、長年、ハウスクリーニングの仕事を続けている佐土原さん。
原状回復のリフォーム工事がなされていない物件も、フルリフォーム後の物件も、請け負っているそうです。
東京都多摩地区を中心に、借主退去後のハウスクリーニングを希望されている方は、一度、佐土原さんに問い合わせてみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)
床の掃除とワックスがけが終わり、佐土原さんの言葉どおり「スッキリ」した施工後の現場。
細部にわたって汚れを落とした部屋は、清潔感があります。
オーナーや管理会社から信頼されて、長年、ハウスクリーニングの仕事を続けている佐土原さん。
原状回復のリフォーム工事がなされていない物件も、フルリフォーム後の物件も、請け負っているそうです。
東京都多摩地区を中心に、借主退去後のハウスクリーニングを希望されている方は、一度、佐土原さんに問い合わせてみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)