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2018(平成30)年に創業した千葉県市原市の塗装屋さん「ヨネザワ装工」。
千葉県全域に加え、東京都、そして神奈川県・茨城県の一部地域で、一戸建てはもちろん、店舗や集合住宅などの塗装を請け負っています。
ご紹介するのは、その「ヨネザワ装工」の代表を務める米澤 平(よねざわ・たいら)さん。
1989(平成元)年生まれの米澤さんは、22歳のときに千葉県袖ケ浦市の塗装業者でこの仕事をはじめたそうです。
その後、いくつかの塗装業者で修行して、一般住宅から工場まで数多くの現場を経験したうえで独立。
10年以上かけて豊富な職歴を積んできた職人さんです。
2018(平成30)年に創業した千葉県市原市の塗装屋さん「ヨネザワ装工」。
千葉県全域に加え、東京都、そして神奈川県・茨城県の一部地域で、一戸建てはもちろん、店舗や集合住宅などの塗装を請け負っています。
ご紹介するのは、その「ヨネザワ装工」の代表を務める米澤 平(よねざわ・たいら)さん。
1989(平成元)年生まれの米澤さんは、22歳のときに千葉県袖ケ浦市の塗装業者でこの仕事をはじめたそうです。
その後、いくつかの塗装業者で修行して、一般住宅から工場まで数多くの現場を経験したうえで独立。
10年以上かけて豊富な職歴を積んできた職人さんです。
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本日の現場は千葉県鴨川市の一戸建て住宅。
2階建て住宅の屋根・外壁塗装リフォーム工事で、屋根も含めた塗装面積は120平方メートルほどとのことです。
この日は作業に入ったばかりの2日目で、のべ10日ほどで完工する予定。
撮影のために従業員の皆さんに集まっていただきましたが、この現場はほとんど米澤さんひとりで工事を行なうそうです。
築30年ほどで、過去に行なわれた1回目の再塗装は違う業者の手によるもの。
あまりていねいな塗装ではなかったようで、各所に塗料が垂れたあとが見られます。
本日の現場は千葉県鴨川市の一戸建て住宅。
2階建て住宅の屋根・外壁塗装リフォーム工事で、屋根も含めた塗装面積は120平方メートルほどとのことです。
この日は作業に入ったばかりの2日目で、のべ10日ほどで完工する予定。
撮影のために従業員の皆さんに集まっていただきましたが、この現場はほとんど米澤さんひとりで工事を行なうそうです。
築30年ほどで、過去に行なわれた1回目の再塗装は違う業者の手によるもの。
あまりていねいな塗装ではなかったようで、各所に塗料が垂れたあとが見られます。
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最初の作業は養生。
「初めて勤めた塗装業者の親方は腕が立つ人で、塗りはもちろん、養生にも厳しかったですね」と米澤さん。
汚さないのは当然のこととして、お客さんが住んでいる状態でのリフォーム工事では、家への出入りや換気などを妨げないように工夫しているそうです。
いっしょに作業するのは従業員の保田千春(ほた・ちはる)さん。
実は米澤さん、格闘家でもあるのですが、保田さんも同じく格闘家。
格闘家として知り合い、独立当初からともに働いているのだそうです。
当然のことながら、おふたりとも体力には自信あり!です。
最初の作業は養生。
「初めて勤めた塗装業者の親方は腕が立つ人で、塗りはもちろん、養生にも厳しかったですね」と米澤さん。
汚さないのは当然のこととして、お客さんが住んでいる状態でのリフォーム工事では、家への出入りや換気などを妨げないように工夫しているそうです。
いっしょに作業するのは従業員の保田千春(ほた・ちはる)さん。
実は米澤さん、格闘家でもあるのですが、保田さんも同じく格闘家。
格闘家として知り合い、独立当初からともに働いているのだそうです。
当然のことながら、おふたりとも体力には自信あり!です。
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壁の下塗りを行なう保田さん。
先述の通り、過去の再塗装が雑だったため、塗料が垂れた部分を削る作業からはじめます。
新しいローラーは、塗装中に繊維が抜けて壁につかないように、使用前にガムテープの接着面を転がしておきます。
この細やかな心遣いが、美しい仕上がりにつながるんですね!
米澤さんが目指すのは「厚く塗って、きれいな塗装」。
薄く、きれいに塗るのは難しくありませんが、この現場がそうであるように、厚塗りすると塗料が垂れてしまいがちです。
塗装の丈夫さ、耐久性を高めつつ、美しい仕上がりにするには、高い技術が必要なのです。
壁の下塗りを行なう保田さん。
先述の通り、過去の再塗装が雑だったため、塗料が垂れた部分を削る作業からはじめます。
新しいローラーは、塗装中に繊維が抜けて壁につかないように、使用前にガムテープの接着面を転がしておきます。
この細やかな心遣いが、美しい仕上がりにつながるんですね!
米澤さんが目指すのは「厚く塗って、きれいな塗装」。
薄く、きれいに塗るのは難しくありませんが、この現場がそうであるように、厚塗りすると塗料が垂れてしまいがちです。
塗装の丈夫さ、耐久性を高めつつ、美しい仕上がりにするには、高い技術が必要なのです。
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米澤さんは、予算の少ないリフォーム工事でも「厚く塗ること」にこだわります。
基本は下塗り2回に、上塗り2回(中塗り・上塗り)。
「塗料の量も、手間もかかりますが、計4回の塗装は必ずやらせてもらうようにしています」と米澤さん。
予算に余裕がないお客さんに対しては、工事費を変えずに4回の塗装をすることもあるそうです。
利益が減っても、お客さんが満足し、かつ、自分が納得できる塗装を貫く。
これぞ職人魂というものです。
米澤さんは、予算の少ないリフォーム工事でも「厚く塗ること」にこだわります。
基本は下塗り2回に、上塗り2回(中塗り・上塗り)。
「塗料の量も、手間もかかりますが、計4回の塗装は必ずやらせてもらうようにしています」と米澤さん。
予算に余裕がないお客さんに対しては、工事費を変えずに4回の塗装をすることもあるそうです。
利益が減っても、お客さんが満足し、かつ、自分が納得できる塗装を貫く。
これぞ職人魂というものです。
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「ヨネザワ装工」の従業員は、保田さん含めて3名。
軒天の下塗りを行なうのは、米澤さんと同い年だという東 智哉(ひがし・ともや)さんです。
米澤さんとは中学校の同級生。
2年前からいっしょに働くようになったそうです。
それ以前は塗装の仕事をしたことがなく、仕事の仕方は米澤さんから教わってきたそうですが、今では別の現場を任されるほどに。
現場での身のこなし、そしてていねいなローラーさばきは、見ていて安心感があります。
「ヨネザワ装工」の従業員は、保田さん含めて3名。
軒天の下塗りを行なうのは、米澤さんと同い年だという東 智哉(ひがし・ともや)さんです。
米澤さんとは中学校の同級生。
2年前からいっしょに働くようになったそうです。
それ以前は塗装の仕事をしたことがなく、仕事の仕方は米澤さんから教わってきたそうですが、今では別の現場を任されるほどに。
現場での身のこなし、そしてていねいなローラーさばきは、見ていて安心感があります。
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下屋根のシーラー塗りをしているのは、1993(平成5)年生まれ、一番の若手従業員である石橋亮介(いしばし・りょうすけ)さん。
この仕事をはじめたのは1年前で、まだまだ一人前とは言えませんが、米澤さんや保田さん、東さんの指示を受けて、一生懸命に作業する姿が印象的でした。
この住宅の屋根はコロニアル葺き。
多少のヒビも見られるようですが、「補修程度ならウチでできますし、雨漏り補修も可能な限り対応しています」と米澤さん。
本格的な大工工事が必要になる場合も、これまでの職歴で知り合った多数の職人さんに依頼することができるそうです。
下屋根のシーラー塗りをしているのは、1993(平成5)年生まれ、一番の若手従業員である石橋亮介(いしばし・りょうすけ)さん。
この仕事をはじめたのは1年前で、まだまだ一人前とは言えませんが、米澤さんや保田さん、東さんの指示を受けて、一生懸命に作業する姿が印象的でした。
この住宅の屋根はコロニアル葺き。
多少のヒビも見られるようですが、「補修程度ならウチでできますし、雨漏り補修も可能な限り対応しています」と米澤さん。
本格的な大工工事が必要になる場合も、これまでの職歴で知り合った多数の職人さんに依頼することができるそうです。
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「見積もりは3パターン出しています」という米澤さん。
一般的な塗料を使う場合を2パターン、そして塗装後に光触媒コーティングを施すパターンを提案することが多いそうです。
光触媒コーティングというのは、酸化チタンなどを混ぜたコーティング剤を塗装後に吹き付けること。
光が当たることで壁についた物質を分解し、カビや臭いの予防に効果があるとされています。
ちなみに米澤さんが勧めているのは「ケミカル・テクノロジー/クリスタルシーズン」という商品だそうです。
「新しい資材は、塗料屋さんからの情報だけでなく、自分でも積極的に調べています」と米澤さん。
今の時代の職人さんらしい積極的な姿勢です。
「見積もりは3パターン出しています」という米澤さん。
一般的な塗料を使う場合を2パターン、そして塗装後に光触媒コーティングを施すパターンを提案することが多いそうです。
光触媒コーティングというのは、酸化チタンなどを混ぜたコーティング剤を塗装後に吹き付けること。
光が当たることで壁についた物質を分解し、カビや臭いの予防に効果があるとされています。
ちなみに米澤さんが勧めているのは「ケミカル・テクノロジー/クリスタルシーズン」という商品だそうです。
「新しい資材は、塗料屋さんからの情報だけでなく、自分でも積極的に調べています」と米澤さん。
今の時代の職人さんらしい積極的な姿勢です。
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塗装リフォームで問題になる色味についても、十分な説明をしているそうです。
「希望の色を聞いて、その色が実際に出るように塗料をつくっています」と米澤さん。
とくに水性塗料は、想像よりも暗い色に仕上がることが多いため、お客さんの希望に合った仕上がりになるように調整したものをメーカーに作らせているとのことです。
ちなみに塗装の保証は、壁なら7~10年、鉄部は3年。
塗料や塗る場所、環境に合わせて期間を設定しているそうです。
塗装リフォームで問題になる色味についても、十分な説明をしているそうです。
「希望の色を聞いて、その色が実際に出るように塗料をつくっています」と米澤さん。
とくに水性塗料は、想像よりも暗い色に仕上がることが多いため、お客さんの希望に合った仕上がりになるように調整したものをメーカーに作らせているとのことです。
ちなみに塗装の保証は、壁なら7~10年、鉄部は3年。
塗料や塗る場所、環境に合わせて期間を設定しているそうです。
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一般住宅から工場、鉄骨塗装まで、豊富な経験と、そこで得た知識をもつ米澤さん。
パワフルな従業員といっしょに、千葉県を中心とした広いエリアで工事を行なっています。
「お年寄りのお話を聞くのが好きなんですよ」という米澤さん。
お客さんとのコミュニケーションも良好です。
お客さんの予算に対応しつつも、大事なところはたとえ利益が減っても譲らない。
とくに丈夫で耐久性の高い「家を守る塗装」を求めている方は、一度、「ヨネザワ装工」に相談されてみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)
一般住宅から工場、鉄骨塗装まで、豊富な経験と、そこで得た知識をもつ米澤さん。
パワフルな従業員といっしょに、千葉県を中心とした広いエリアで工事を行なっています。
「お年寄りのお話を聞くのが好きなんですよ」という米澤さん。
お客さんとのコミュニケーションも良好です。
お客さんの予算に対応しつつも、大事なところはたとえ利益が減っても譲らない。
とくに丈夫で耐久性の高い「家を守る塗装」を求めている方は、一度、「ヨネザワ装工」に相談されてみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)