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こちらでご紹介するのは千葉県君津市を中心に、市原市・木更津市・南房総市など、千葉県南部で数多くの塗装工事を行なっている「君津名匠 平野屋」の平野利幸(ひらの・としゆき)さん。
『お客さまの満足度を高める!』が信条のベテラン塗装職人さんです。
平野さんがとくにこだわっているのは、塗装前の下地づくり。
たとえばサイディング外壁の場合、目地のシーリングを補修したり、板を留めている釘を打ち直してコーキングをしたりと、ひと手間をかけてしっかりと下地を整えます。
しかも、こうした手間については見積もりにも載せないのだとか。
「自分が納得できる仕事をすることが、お客さんの満足度につながると考えています」と、平野さんはいいます。
こちらでご紹介するのは千葉県君津市を中心に、市原市・木更津市・南房総市など、千葉県南部で数多くの塗装工事を行なっている「君津名匠 平野屋」の平野利幸(ひらの・としゆき)さん。
『お客さまの満足度を高める!』が信条のベテラン塗装職人さんです。
平野さんがとくにこだわっているのは、塗装前の下地づくり。
たとえばサイディング外壁の場合、目地のシーリングを補修したり、板を留めている釘を打ち直してコーキングをしたりと、ひと手間をかけてしっかりと下地を整えます。
しかも、こうした手間については見積もりにも載せないのだとか。
「自分が納得できる仕事をすることが、お客さんの満足度につながると考えています」と、平野さんはいいます。
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そんな職人気質の平野さんが案内してくれたのは、千葉県富津市の外壁塗装リフォームの現場。
築17年の一戸建てで、今回が初めての塗装になるのだそうです。
「多彩仕上げという工法で塗装するんですよ」と平野さん。
これは、1色ベタ塗りではなく、彩度の異なる2色、あるいは3色で模様が出るように塗装する工法だそうです。
これまでの現場では見たことも聞いたこともない工法。
どんな仕上がりになるのか、利点はどこにあるのか……など、説明していただきました。
そんな職人気質の平野さんが案内してくれたのは、千葉県富津市の外壁塗装リフォームの現場。
築17年の一戸建てで、今回が初めての塗装になるのだそうです。
「多彩仕上げという工法で塗装するんですよ」と平野さん。
これは、1色ベタ塗りではなく、彩度の異なる2色、あるいは3色で模様が出るように塗装する工法だそうです。
これまでの現場では見たことも聞いたこともない工法。
どんな仕上がりになるのか、利点はどこにあるのか……など、説明していただきました。
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この工法の正式名称は『WB(ウォールバリア)多彩仕上工法』。
塗料メーカー「スズカファイン」が5年ほど前に開発した、新しい工法だそうです。
窯業系サイディングボード塗り替え専用の工法で、特徴は先ほど触れたとおり、2色、あるいは3色の模様づけができること。
1色塗りでは出せない高級感や重厚感が得られ、まるで新しいサイディングボードに張り替えたような見栄えになるそうです。
下塗り、中塗りをしたあとに模様塗りを1回(3色の場合は2回)行ない、最後にクリア塗料を塗って完了。
平野さんは「今回は黒ゴマが混ざったクリアで仕上げるので、より上質な感じに仕上がると思います」といいます。
この工法の正式名称は『WB(ウォールバリア)多彩仕上工法』。
塗料メーカー「スズカファイン」が5年ほど前に開発した、新しい工法だそうです。
窯業系サイディングボード塗り替え専用の工法で、特徴は先ほど触れたとおり、2色、あるいは3色の模様づけができること。
1色塗りでは出せない高級感や重厚感が得られ、まるで新しいサイディングボードに張り替えたような見栄えになるそうです。
下塗り、中塗りをしたあとに模様塗りを1回(3色の場合は2回)行ない、最後にクリア塗料を塗って完了。
平野さんは「今回は黒ゴマが混ざったクリアで仕上げるので、より上質な感じに仕上がると思います」といいます。
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今回は、平野さんとの付き合いが長い木更津市の販売店「イナガキ塗料」の福嶋さんも、現場に来られていました。
お客さんが色を選ぶために試し塗りした家の裏手で、平野さんと意見交換をされています。
「今風のサイディングに生まれ変わるのが、この工法の一番の利点ですね。とくにデザイン目地のある(凸凹がある)サイディングに向いています」と福嶋さん。
実際に試し塗りをしたところを見てみると、濃淡2色の模様がきれいに出ています。
確かに、クリア塗料で上塗りすることでさらなる高級感がでそうですね!
今回は、平野さんとの付き合いが長い木更津市の販売店「イナガキ塗料」の福嶋さんも、現場に来られていました。
お客さんが色を選ぶために試し塗りした家の裏手で、平野さんと意見交換をされています。
「今風のサイディングに生まれ変わるのが、この工法の一番の利点ですね。とくにデザイン目地のある(凸凹がある)サイディングに向いています」と福嶋さん。
実際に試し塗りをしたところを見てみると、濃淡2色の模様がきれいに出ています。
確かに、クリア塗料で上塗りすることでさらなる高級感がでそうですね!
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そして、実はこの『WB多彩仕上工』はペンキ屋さんならどこでもできるというわけではないんです!
講習を受け、メーカーから認定を受けた職人さんしか行えない工法なんだとか。
平野さんはこの工法をネットで知り、メーカーに問い合わせをされ、すぐにお講習を受けて施工店に認定されたそうです。
「施工方法を選ぶのはお客さん。職人に必要なのは、どれだけの情報を提供できるかどうかです」と平野さん。
常にアンテナを張って新しい情報を得る姿勢は、いい職人さんに共通するものですね!
そして、実はこの『WB多彩仕上工』はペンキ屋さんならどこでもできるというわけではないんです!
講習を受け、メーカーから認定を受けた職人さんしか行えない工法なんだとか。
平野さんはこの工法をネットで知り、メーカーに問い合わせをされ、すぐにお講習を受けて施工店に認定されたそうです。
「施工方法を選ぶのはお客さん。職人に必要なのは、どれだけの情報を提供できるかどうかです」と平野さん。
常にアンテナを張って新しい情報を得る姿勢は、いい職人さんに共通するものですね!
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『WB多彩仕上工法』を行なうのに認定が必要な理由は、もうひとつあります。
それは、模様づけに使うローラーが、スズカファインの特許であること。
どんなローラーなのか……。
特許侵害につながる恐れがあるため、ここでお見せすることはできません(残念!)。
代わりに見せていただいたのは、自作のローラーと刷毛(スポンジ)。
「専用のローラーはサイズがひとつしかないので、狭いところや細かいところを塗ることが難しいんです。かといって、そこをベタ塗りにするわけにもいかないので、小さいローラーや刷毛を作って対応しています」と平野さん。
こんなところにも、平野さんの職人らしいこだわりが出ています。
『WB多彩仕上工法』を行なうのに認定が必要な理由は、もうひとつあります。
それは、模様づけに使うローラーが、スズカファインの特許であること。
どんなローラーなのか……。
特許侵害につながる恐れがあるため、ここでお見せすることはできません(残念!)。
代わりに見せていただいたのは、自作のローラーと刷毛(スポンジ)。
「専用のローラーはサイズがひとつしかないので、狭いところや細かいところを塗ることが難しいんです。かといって、そこをベタ塗りにするわけにもいかないので、小さいローラーや刷毛を作って対応しています」と平野さん。
こんなところにも、平野さんの職人らしいこだわりが出ています。
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この工法の難点は、塗る回数が一般的な再塗装より1回(ないし2回)多くなるため、工事代金が2~3割ほど高くなること。
それでも「この高級感や重厚感が得られるのは、大きなメリットだと思います」と平野さんはいいます。
さらに、「最後にクリアを塗ることで、紫外線や水の侵入に対しても強くなっています」と福嶋さん。
高いレベルの耐久性も期待できるようです。
このエリアでの認定施工店は、いまのところ平野さんだけだとか!!すごいですね。
家の雰囲気をガラッと変える『WB多彩仕上工法』に興味のある方は、「君津名匠 平野屋」平野利幸さんに一度、お問い合わせください!
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)
この工法の難点は、塗る回数が一般的な再塗装より1回(ないし2回)多くなるため、工事代金が2~3割ほど高くなること。
それでも「この高級感や重厚感が得られるのは、大きなメリットだと思います」と平野さんはいいます。
さらに、「最後にクリアを塗ることで、紫外線や水の侵入に対しても強くなっています」と福嶋さん。
高いレベルの耐久性も期待できるようです。
このエリアでの認定施工店は、いまのところ平野さんだけだとか!!すごいですね。
家の雰囲気をガラッと変える『WB多彩仕上工法』に興味のある方は、「君津名匠 平野屋」平野利幸さんに一度、お問い合わせください!
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)