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ご紹介するのは千葉県市原市の大工、「さいとう建築」の齋藤俊彦(さいとう・としひこ)さん。
昭和49(1974)年、千葉県生まれの齋藤さんは、建築屋だった父の影響を受け、19歳からこの道に入ったそうです。
とはいえ父親と仕事をしたことはなく、まず入ったのが社寺建築の工務店。
ここで9年ほど修行したのちに、「化粧造り」と呼ばれる和風建築を得意とする職人さんについて6年ほど仕事をし、一般住宅の建築をひと通り学んだとのことです。
この時期に独立して、以降、ハウスメーカーなどの新築・リフォーム工事現場に携わって経験を積んだ齋藤さん。
近年は、主に地元地域のリフォーム工事を請け負っているそうです。
ご紹介するのは千葉県市原市の大工、「さいとう建築」の齋藤俊彦(さいとう・としひこ)さん。
昭和49(1974)年、千葉県生まれの齋藤さんは、建築屋だった父の影響を受け、19歳からこの道に入ったそうです。
とはいえ父親と仕事をしたことはなく、まず入ったのが社寺建築の工務店。
ここで9年ほど修行したのちに、「化粧造り」と呼ばれる和風建築を得意とする職人さんについて6年ほど仕事をし、一般住宅の建築をひと通り学んだとのことです。
この時期に独立して、以降、ハウスメーカーなどの新築・リフォーム工事現場に携わって経験を積んだ齋藤さん。
近年は、主に地元地域のリフォーム工事を請け負っているそうです。
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拝見したのは千葉県市原市にある一戸建て住宅。
50年以上前に化粧造りで建てられ、内外装ともに数度リフォームしているとのことです。
今回は、建て増しした下屋の雨漏りを補修し、傷んだ天井・壁・床を貼り直す工事。
お伺いした時点では、屋根の補修が終わっていて、壁に耐火ボードを貼る作業を行なうところでした。
ちなみに下屋の屋根は、かつてポピュラーだった「瓦棒葺き」で、補修=葺き替えとなるのが一般的です。
しかし齋藤さんは既存の屋根の上に垂木を設置し、下地をつくってガルバリウム鋼板の屋根材を貼る、いわゆる「カバー工法」で補修したとのこと。
おかげで工事費がかなり低く抑えられたそうです。
拝見したのは千葉県市原市にある一戸建て住宅。
50年以上前に化粧造りで建てられ、内外装ともに数度リフォームしているとのことです。
今回は、建て増しした下屋の雨漏りを補修し、傷んだ天井・壁・床を貼り直す工事。
お伺いした時点では、屋根の補修が終わっていて、壁に耐火ボードを貼る作業を行なうところでした。
ちなみに下屋の屋根は、かつてポピュラーだった「瓦棒葺き」で、補修=葺き替えとなるのが一般的です。
しかし齋藤さんは既存の屋根の上に垂木を設置し、下地をつくってガルバリウム鋼板の屋根材を貼る、いわゆる「カバー工法」で補修したとのこと。
おかげで工事費がかなり低く抑えられたそうです。
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現場で採寸し、ボードをカットする齋藤さん。
このボードにも、予算を抑える工夫がされています。
通常、内装のリフォームでは下地の上にボードを貼り、その上にクロスなどを貼りますが、齋藤さんが選んだのは「化粧ボード」と呼ばれる、最初から片面が仕上げられたもの。
これを使うことで、クロス貼りの手間と工事費が削減できるというわけです。
もちろん、仕上がりとしては上からクロスを貼ったほうがよくなるのですが、今回の工事は「リフォーム」というより「補修」。
困っているお客さんのために、できるだけ早く、かつ安く工事をするために、このような仕様にしたとのことです。
現場で採寸し、ボードをカットする齋藤さん。
このボードにも、予算を抑える工夫がされています。
通常、内装のリフォームでは下地の上にボードを貼り、その上にクロスなどを貼りますが、齋藤さんが選んだのは「化粧ボード」と呼ばれる、最初から片面が仕上げられたもの。
これを使うことで、クロス貼りの手間と工事費が削減できるというわけです。
もちろん、仕上がりとしては上からクロスを貼ったほうがよくなるのですが、今回の工事は「リフォーム」というより「補修」。
困っているお客さんのために、できるだけ早く、かつ安く工事をするために、このような仕様にしたとのことです。
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「お客さんに喜んでもらいたい」と考えて仕事に取り組む齋藤さん。
リーズナブルな工事内容と工事費を、細かい見積もりで提案しています。
近年は台風の影響で、雨漏りの修繕工事が多いそうですが、こうした突発的に必要となる工事ではお客さんに予算的な余裕がないことがしばしば。
実際、工事費が捻出できずに家を諦めるケースも散見されます。
そんなときこそ、齋藤さんのようにお客さんの立場で考えてくれる大工さんの存在が光ります。
ちなみにこのお宅では、以前に母屋の内装、庭にある2棟の小屋の屋根・壁リフォームを齋藤さんに依頼したそうです。
リピートの依頼が多いのは、お客さんの満足度が高い証拠ですね!
「お客さんに喜んでもらいたい」と考えて仕事に取り組む齋藤さん。
リーズナブルな工事内容と工事費を、細かい見積もりで提案しています。
近年は台風の影響で、雨漏りの修繕工事が多いそうですが、こうした突発的に必要となる工事ではお客さんに予算的な余裕がないことがしばしば。
実際、工事費が捻出できずに家を諦めるケースも散見されます。
そんなときこそ、齋藤さんのようにお客さんの立場で考えてくれる大工さんの存在が光ります。
ちなみにこのお宅では、以前に母屋の内装、庭にある2棟の小屋の屋根・壁リフォームを齋藤さんに依頼したそうです。
リピートの依頼が多いのは、お客さんの満足度が高い証拠ですね!
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社寺建築や和風建築の現場で腕を磨いてきた齋藤さん。
湯島天神や鹿島神宮などの改修工事にも携わった経験があり、「今でもたまにお稲荷さまを建てる仕事なんかをしてるんですよ」と言います。
当然、ノミやカンナといった手道具の扱いはお手の物。
近年のリフォーム工事では電動工具が主力ですが、必要に応じて手道具を使えることは、より細かい、より難しい作業ができるということにつながります。
これが、経験豊富な大工さんの、ひとつの強みといえるでしょう。
社寺建築や和風建築の現場で腕を磨いてきた齋藤さん。
湯島天神や鹿島神宮などの改修工事にも携わった経験があり、「今でもたまにお稲荷さまを建てる仕事なんかをしてるんですよ」と言います。
当然、ノミやカンナといった手道具の扱いはお手の物。
近年のリフォーム工事では電動工具が主力ですが、必要に応じて手道具を使えることは、より細かい、より難しい作業ができるということにつながります。
これが、経験豊富な大工さんの、ひとつの強みといえるでしょう。
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齋藤さんの強みは、ほかにもあります。
そのひとつが、二級建築士の資格をもち、プランニングだけでなく設計まで行なえること。
当然、家の構造を十分に理解していますから、雨漏りなどのトラブルの原因を正確に見極めたり、リフォーム工事の際に十分な強度面への配慮を行なったりすることが可能です。
また、あらゆる現場を経験し、学んできたことで、在来建築からRCまで、建物の工法を問わず対応できるのも、齋藤さんの強み。
電気・ガス・水道・屋根・外構など、専門の職人さんとのつながりが深いので、フルリフォームも問題ありません。
齋藤さんの強みは、ほかにもあります。
そのひとつが、二級建築士の資格をもち、プランニングだけでなく設計まで行なえること。
当然、家の構造を十分に理解していますから、雨漏りなどのトラブルの原因を正確に見極めたり、リフォーム工事の際に十分な強度面への配慮を行なったりすることが可能です。
また、あらゆる現場を経験し、学んできたことで、在来建築からRCまで、建物の工法を問わず対応できるのも、齋藤さんの強み。
電気・ガス・水道・屋根・外構など、専門の職人さんとのつながりが深いので、フルリフォームも問題ありません。
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豊富、かつ多彩な経験をもち、設計を含めた幅広い知識をおもちの齋藤さん。
似たような現場での経験しかない大工さんとは、対応の幅が違います。
「安かろう悪かろう」の工事は引き受けない、しかし「予算がない場合でも、工夫してなんとかしてあげようと思うんです」という齋藤さんは、どこまでもお客さん想いの職人さん。
家のことで悩んでいる方にとっては、嬉しい存在です。
齋藤さんの出張範囲は市原市、千葉市、茂原市、四街道市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、大多喜町。
この地域にお住いの方は、一度相談されてみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)
豊富、かつ多彩な経験をもち、設計を含めた幅広い知識をおもちの齋藤さん。
似たような現場での経験しかない大工さんとは、対応の幅が違います。
「安かろう悪かろう」の工事は引き受けない、しかし「予算がない場合でも、工夫してなんとかしてあげようと思うんです」という齋藤さんは、どこまでもお客さん想いの職人さん。
家のことで悩んでいる方にとっては、嬉しい存在です。
齋藤さんの出張範囲は市原市、千葉市、茂原市、四街道市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、大多喜町。
この地域にお住いの方は、一度相談されてみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)